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新型ルノー・ルーテシア 一見キープコンセプトだがすべてが一新! 走りも燃費も質感もBセグを超えてCセグの競合と戦える実力がある

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ルノー・ルーテシア インテンステックパック 車両本体価格○276万9000円

ルノーの新型ルーテシアは、エンジンもパワートレーンも、プラットフォームも一新した期待のニューモデルだ。前型ルーテシアⅣと比べても大きく進化しているだけでなく、Ⅰクラス上のCセグのクルマとも充分に戦えるポテンシャルがある。細かくチェックしていこう。
TEXT & PHOTO◎世良耕太(SERA Kota)

最上級グレードのインテンステックパックにはインテンスにプラスして、レーンセンタリングアシスト/ 360°カメラ/ブラックドドアミラー/スマートフォンワイヤレスチャージャーが標準装備となる。

先代ルーテシアⅣから新型はどう進化したのか?

5代目になった新型ルノー・ルーテシア(ルーテシアV)が、先代のイメージを受け継ぐキープコンセプトなのは一目瞭然だ。「なんだ、あまり変わっていないじゃん」と感じた人も多いだろう。筆者もそのひとりだ。しかし実車を目にして印象は変わった。ひと目でルーテシアに見えることに変わりはないが、格段に上質になっている。

先代ルーテシア(ルーテシアIV)は曲線の多用で躍動感を表現していたが、ルーテシアVは曲線で官能美を表現しつつ、要所に直線を加えて「新しさ」を生んでいる。ボンネットに入るV字のラインと、クロームメッキをあしらったフロントグリル(ベースグレードのゼンは非装備)、それに精緻な作り込みを持つヘッドライトが生み出す表情は、「ひとクラス上」に感じさせる。

クロームメッキをあしらったフロントグリル(ベースグレードのゼンは非装備)
全長×全幅×全高:4075mm×1725mm×1470mm ホイールベース:2585mm ホイールベースから考えると競合「P」はプジョー208。 「V」がVWポロ 「C」がシトロエンC3か。

ルノー・ルーテシアⅣ

ルーテシアⅣ 全長×全幅×全高:4095mm×1750mm×1445mm ホイールベース:2600mm

ルノー・ルーテシアⅤ

ルーテシアⅤ 全長×全幅×全高:4075mm×1725mm×1470mm ホイールベース:2585mm

ルノーが新型ルーテシアを開発するにあたってキープコンセプトを選択したのはもっともで、先代はバカ売れしたのだ。ルーテシアIVまでの4世代までで全世界で1500万台を販売。ルーテシアIVに限っていえば、2013年のデビュー以来、6年連続でヨーロッパBセグメントナンバーワンの販売台数を誇る。ルーテシア(本国名クリオ)より多く販売しているのは、ひとまわり大きいCセグメントに属するVWゴルフだけだ。

前作ルーテシアⅣ(欧州ではクリオ)は、欧州ではBセグメントで6年連続販売台数ナンバー1。総販売台数は260万台というベストセリングモデルだった。
プラットフォームはルノー・日産・三菱のアラインアンスが使うモジュラープラットフォーム、CMF-B。前型より50kg軽量化されたという。ルーテシアが初出しになる。

ルーテシアVは、見た目だけを変えて新鮮さを保つ作戦、をとったワケではない。中身はまるっきり変わっているのに、外はあえて変えなかったのだ。プラットフォームは、ルノー・日産・三菱のアライアンスが新開発したCMF-B(コモン・モジュール・ファミリー)を採用。CMF-Bはルーテシアが初出しになる。

新型プラットフォームのCMF-Bのフロア下は全体がカバーされている。空力にも効くだろう。

パワートレーンも一新 1.3ℓ直4ターボの実力は?

形式:直列4気筒DOHCターボ 型式:H5H 排気量:1333cc ボア×ストローク:72.2mm×81.4mm 圧縮比:9.6 最高出力:131ps(96kW)/5000pm 最大トルク:240Nm/1600rpm 燃料供給:DI 燃料:無鉛プレミアム 燃料タンク:42ℓ
ルノー1.3TCe130の「130」は最高出力を示している。ダイムラーとの共同開発でメルセデス・ベンツではM282型と称する。

エンジンはルノー・日産・三菱のアライアンスとメルセデス・ベンツが共同で開発した1.3ℓ直4直噴ターボガソリンエンジンを搭載する。Cセグメントに属するメルセデス・ベンツB180が搭載するエンジンと同じだ(最高出力/最大トルクなどの仕様は異なる)。トランスミッションにDCTを採用するのはルーテシアIVと同じだが、変速段数は6速から7速に変更されている。

エンジンの最高出力は131ps(96kW)/5000rpm、最大トルクは240Nm/1600rpmだ。ルーテリアIVの1.2ℓ直4ターボエンジンは118ps(87kW)/5000rpmの最高出力と205Nm/2000rpmの最大トルクを発生した。新型は大幅なパフォーマンスアップを果たし、ヨーロッパBセグメントのトップクラスであるばかりか、ひとまわり大きなCセグメントの領域に足を踏み入れている(グラフ参照)。

新型ルーテシアの1.3ℓ直4ターボは、Bセグトップ級というよりCセグ並と言っていい。
7速DCTは、ゲトラグ(マグナ)製7DCT300を使う。 7速DCTのギヤ比は 1速:4.461 2速:2.647 3速:1.437 4速:0.975 5速:0.754 6速:0.682 7速:0.547 後退:3.651 最終減速比:4.165(1/2/6/7速)4.753(3/4/5速)

ちなみにプジョー208の1.2ℓ3気筒ターボは、100ps(74kW)/5500rpmの最高出力と205Nm/1750rpmの最大トルクを発生。VWポロの1.0ℓ3気筒ターボは、95ps(70kW)/5000-5500rpmの最高出力と175Nm/2000-3500rpmの最大トルクを発生する。ルーテシアIVは性能を表す数値が大きいだけでなく、振動面で有利な4気筒エンジンを採用しているのも特徴だ。

ともに新型 プジョー208 vs ルノー・ルーテシア 今度のフレンチBセグ・ハッチバックはどちらも出来がいい。比較してみよう

プジョー208とルノー・ルーテシア(欧州名クリオ)は、フランスを、いや欧州を代表するBセグハッチバックである。ともに2019...

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