前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2026年6月8日〜14日に発表されたニュースを紹介する。
日常使いに特化した実用性とスタイリッシュなデザインを両立

MSソリューションズは、オーストラリア発の電動モビリティブランドVmotoの新型電動スクーター「Vmoto CU」の日本導入を発表し、先行予約を開始した。原付一種に分類されるモデルで、家庭用コンセントによる充電に対応し、日常の移動手段として高い利便性を追求した一台となる。発売は2026年6月下旬を予定しており、メーカー希望小売価格は21万9780円(税込)に設定された。
Vmoto CUは「Where style meets comfort(スタイルと快適性の融合)」をコンセプトに開発された電動スクーターだ。都市部での移動を想定し、コンパクトで洗練されたデザインと実用性を高次元で融合させている。ボディカラーはミッドナイトブルー、ボルトレッド、クリスタルホワイトの3色を用意し、街中でも映えるモダンなスタイリングを採用した。
最大の特徴は、取り外し可能なリチウムイオンバッテリーを採用している点にある。専用充電設備を必要とせず、家庭用100Vコンセントから約4時間でフル充電が可能だ。集合住宅やガレージ設備のない環境でも充電しやすく、電動モビリティ導入のハードルを大きく下げている。帰宅後にバッテリーを取り外して室内で充電できるため、ガソリンスタンドへ立ち寄る必要もなく、燃料価格の変動に左右されないメリットも持つ。
航続距離は72V・24Ahバッテリーにより最大55kmを実現した。通勤や通学、近距離の買い物など、日常利用を中心とした用途で十分な性能を確保している。原付一種モデルとして最高速度は50km/hに設定され、街乗りでの扱いやすさを重視したパッケージとなっている。
快適性にも配慮が見られる。人間工学に基づいたライディングポジションを採用し、長時間の乗車でも疲労を軽減。さらに油圧ダンピング式サスペンションを装備することで、路面の凹凸や段差からの衝撃を吸収し、安定した乗り心地を実現している。車体重量は75kgと軽量で、取り回しのしやすさも魅力のひとつだ。
近年、世界的な脱炭素化の流れや燃料価格の高騰を背景に、電動二輪市場は拡大を続けている。Vmotoはヨーロッパを中心に高い評価を獲得している電動二輪メーカーであり、スポーツカーメーカーや著名デザイン企業との協業実績を持つブランドとして知られる。今回のCU投入は、日本市場における電動スクーター普及を後押しする一手となりそうだ。
先行予約開始に合わせて期間限定のキャンペーンも実施される。6月30日までの超早割期間では通常価格から20%オフとなる17万5824円で購入可能となり、XEAM純正ハーフヘルメットとワイヤーロックもプレゼントされる。さらに7月、8月にも段階的な割引施策が用意されており、電動スクーター導入を検討しているユーザーにとって注目の内容となっている。
電動化が進む二輪市場の中で、充電インフラへの依存を抑えながら手軽に利用できるVmoto CUは、日常移動の新たな選択肢として存在感を示しそうだ。価格と実用性のバランスを重視したモデルとして、原付ユーザーや初めてEVモビリティに触れる層からも関心を集めることになりそうである。



















VANSON×Kawasakiコラボ新作発売|Ninjaロゴ採用の春夏アパレル全6モデル展開

ネバーマインドは6月10日、米国レザーブランド「VANSON」とカワサキによる2026年春夏コラボレーションコレクションの販売を開始した。ラインアップは半袖Tシャツ3モデル、半袖ポロシャツ1モデル、メッシュキャップ2モデルの全6型となる。今回のコレクションでは、カワサキを代表するスポーツバイク「Ninja」のロゴを大胆に採用。VANSONならではの無骨な世界観とモーターサイクルカルチャーを融合させたデザインが特徴だ。各アイテムには刺繍やワッペンを多用し、立体感と高級感を演出している。TシャツはVANSONとKawasakiのロゴを組み合わせた王道デザインに加え、Ninjaロゴを前面に押し出したモデルや、VANSONを象徴するボーンモチーフを採用したモデルを用意。ポロシャツは刺繍やワッペンをあしらい、ツーリングからタウンユースまで対応する仕上がりとなっている。キャップはNinjaロゴを配したメッシュタイプと、両ブランドのダブルネームロゴを刺繍したモデルを展開。ライダーだけでなくアメカジファンにも訴求するコレクションとして注目を集めそうだ。



























福島をツーリングの聖地へ|「フク島TT」2026年10月開催決定

地球体験機構は、2026年10月10日から12日までの3日間、福島県内を舞台としたツーリングイベント「フク島TT(福島ツーリスト・トロフィー)」を開催する。福島県と東邦銀行が連携する「ふくしまイノベーションプログラム2025」の採択事業として実施され、6月15日からクラウドファンディングによる支援募集を開始する。フク島TTは一般的なレースとは異なり、自社開発のGPSアプリを活用して法定速度を守りながら指定時間との差異を競うラリー形式を採用。速度ではなく走行の正確性を評価することで、安全性とツーリングの楽しさを両立させる。コースには磐梯吾妻スカイラインや磐梯吾妻レークライン、磐梯山ゴールドライン、母成グリーンラインといった福島を代表する絶景ルートを設定。さらにエビスサーキットでの走行体験や、ふくしまスカイパークの滑走路を走る特別ステージなど、非日常的な体験も用意される。主催者は東日本大震災から15年を迎える福島の魅力を全国のライダーへ発信し、地域経済の活性化とツーリング文化の発展を目指す。将来的には毎年秋の恒例イベントとして定着させ、福島を「ツーリングの聖地」として確立する考えだ。




デイトナ、ツーリングキャンプ向け新製品を発売|テントやタープで快適性向上

デイトナは6月8日、アウトドアブランド「DAYTONA OUTDOORS」の新商品として、ツーリングキャンプ向けテント「マエヒロドームE」、専用ルーフフライとグランドシート、スクエアタープ「タープ4」、さらに車中泊やデイキャンプで活躍する「カーサイドシェルター」を発表した。 マエヒロドームEは、キャンプ初心者にも扱いやすい設計を採用したツーリングテント。広い前室を備え、チェアやテーブルを設置できるほか、バイクやキャンプ用品の保管スペースとしても活用できる。前室と後室を分けたレイアウトにより、ソロキャンプでもゆとりある居住空間を実現した。標準価格は2万8820円(税込)。 あわせて発売されるタープ4は、3×3mサイズのシンプルなスクエア形状を採用。設営アレンジの自由度が高く、ツーリングキャンプから一般的なアウトドアまで幅広く対応する。軽量なリップストップポリエステル生地を使用し、携行性にも配慮した。 カーサイドシェルターは軽ワンボックス車やミニバンに装着できる簡易シェルター。車中泊やアウトドアイベントで快適なリビングスペースを確保でき、別売ポールとの組み合わせでサンシェードとしても利用可能となっている。 デイトナは今後も、ライダーのアウトドアライフを支える製品ラインアップの拡充を進めていくとしている。













































PYKES PEAKのバイクシェルターが人気|梅雨の愛車保管ニーズで売れ筋1位獲得

Fun Standardが展開するアウトドアブランド「PYKES PEAK」のバイクシェルターが、比較サイト「マイベスト」のサイクルポート部門において、2026年6月度の売れ筋スコア1位を獲得した。梅雨時期のバイク保管需要の高まりを背景に、多くのライダーから支持を集めている。同製品の特徴は、内部の湿気を逃がす換気口付き設計にある。密閉空間で発生しやすい結露やカビ、錆のリスクを軽減し、長雨が続く季節でも愛車を良好な状態で保管できる。ユーザーからは「雨上がりでも内部が乾いている」「梅雨時の錆の心配が減った」といった評価が寄せられている。また、フレームを差し込むだけで組み立てられる簡易設計を採用し、工具を使わず短時間で設置できる点も魅力だ。さらに、独自のトラペジウムボックスフレーム構造によって剛性と安定性を高め、大型バイクやスポーツ自転車にも対応する広い収納スペースを確保している。梅雨の湿気対策に加え、デザイン性やコストパフォーマンスの高さも評価されており、愛車を長く良好な状態で維持したいライダーから注目を集めている。




SSP、筑波サーキットで障がい者向けバイク体験会を開催|中止となった2月開催のリベンジ実現

SSPは5月25日、茨城県下妻市の筑波サーキット内にあるJKAオートレース選手養成所で、障がいのあるライダーを対象としたオートバイ体験・走行練習プログラムを開催した。積雪の影響で中止となった2月開催の代替イベントとして実施され、全国から集まったパラモトライダーが再び挑戦の場に立った。当日は補助輪付きオートバイやSSP独自のステップアップ車両を使用し、参加者の身体状況に合わせた環境の中で走行練習を実施。大型バイクを用いた練習も行われ、それぞれがオートバイを操る喜びや達成感を味わった。会場となったJKAオートレース選手養成所は、これまでも継続的にSSPの活動を受け入れており、障がいのあるライダーが安心して挑戦できる貴重な場所となっている。イベントでは多くのボランティアスタッフがサポートにあたり、安全面に配慮しながら参加者を支えた。SSPは「オートバイで、誰もが挑戦できる社会」を理念に掲げ、障がいの有無を問わず挑戦する機会の創出に取り組んでいる。今後も全国各地で体験会やSSPライトを開催し、インクルーシブな社会づくりを推進していく考えだ。



神戸のバイカー向けマンションに巨大壁画|OVER ALLsが「秘密基地」を表現

ミューラルアートを手掛けるOVER ALLsは、兵庫県神戸市に建設されたバイカー向けマンションの外壁とエントランスに大型壁画を制作した。高さ約25mの建物を活用した作品は、JR神戸線からも視認できる新たなランドマークとして注目を集めている。このマンションは、バイクを愛する人々が自宅で愛車のメンテナンスやカスタマイズを楽しめる空間として企画されたもの。OVER ALLsはその理念を受け、「バイカーの秘密基地」をコンセプトに壁画を制作した。外壁にはバイカーとヘルメットを描き、ヘルメットのシールド部分には神戸の夜景を表現。エントランスの壁画には建物名や企業名、バイクカルチャーをモチーフにしたステッカーを散りばめ、ライダー文化への敬意と遊び心を盛り込んだ。制作期間は9日間。外壁の作品は幅11.3m、高さ16.5mに及び、ペンキやスプレーを用いて描かれた。バイクを単なる移動手段ではなく人生の一部として愛する人々に向けた空間づくりの象徴として、バイカーたちの誇りや憧れを表現する作品となっている。



ロイヤルエンフィールド、全国4エリアで試乗キャラバン開催|11モデルを体感できる機会

ロイヤルエンフィールドジャパンは、関東・中部・関西・九州エリアを巡回する「ロイヤルエンフィールド試乗キャラバン」の開催を発表した。第1弾となる関東会場は、6月27日と28日の2日間、東京都武蔵村山市のイオンモールむさし村山「つむぐひろば」で実施される。イベントでは、ロイヤルエンフィールドの最新ラインアップ11モデルを試乗車として用意。650ccツインモデルのCONTINENTAL GT 650やSUPER METEOR 650をはじめ、HIMALAYAN 450、CLASSIC 350、HUNTER 350など幅広い車種を体験できる。また、日本未発売のBULLET 650とCLASSIC 650 125TH YEAR ANNIVERSARY SPECIAL EDITIONも特別展示される。会場には正規ディーラーのスタッフが常駐し、車両や純正アクセサリーの説明に加え、購入や乗り換え相談にも対応する。試乗は事前予約制で、運転免許証の提示が必要となる。同社は今回のキャラバンを通じて、ベテランライダーだけでなく、これからバイクライフを始める初心者にもブランドの魅力を訴求する考えだ。今後は中部、関西、九州エリアでも順次開催し、全国各地でロイヤルエンフィールドの世界観を発信していく。













ナップスベイサイド幸浦店が刷新|アップガレージライダース併設で利便性向上

ナップスは2026年6月19日、神奈川県横浜市の「ナップスベイサイド幸浦店」をリニューアルオープンする。あわせて中古バイク用品の買取・販売を手掛ける「アップガレージライダース ナップスベイサイド幸浦店」を併設し、同日から買取受付を開始。6月27日にグランドオープンを迎える。 今回のリニューアルでは、エリア最大級の売場面積と豊富な在庫を維持しながら、新品用品の購入から不要になった用品の売却、中古用品の購入までを一店舗で完結できる体制を構築した。ライダーの「買いたい」と「売りたい」の両方に対応することで、より利便性の高い店舗へと進化する。 また、リニューアルオープンを記念し、6月19日から21日までの3日間にわたり記念イベントを開催予定。詳細は特設ページやSNSなどで順次公開される。 ナップスは1962年創業のバイク用品専門企業で、国内外に33拠点を展開。大型店舗ならではの豊富な商品ラインアップに加え、認証工場による整備や車検サービスも提供しており、今後もライダーの快適なモーターサイクルライフを支える拠点づくりを進めるとしている。




EV INNOVATOR、沖縄で3人乗り小型EV「e-NEO」試乗販売会を開催

EV INNOVATORは、3人乗り小型EV「e-NEO」の試乗販売会「夏の陣」を6月12日から14日まで沖縄県那覇市で開催する。2026年春に実施した沖縄初開催の試乗販売会では、「想像以上に乗りやすい」「沖縄の移動環境に合っている」といった反響が寄せられたことから、第2弾の開催が決定した。沖縄では観光需要に加え、自動車依存度の高い生活環境やガソリン価格の上昇を背景に、小型EVへの関心が高まっている。e-NEOは普通自動車免許で運転できる3人乗りモデルで、車検不要、家庭用100Vコンセントによる充電に対応。日常の買い物や通院から観光地周辺の移動まで幅広い用途を想定している。会場では車両の試乗に加え、周辺観光地を巡るリゾートモビリティ体験プログラムも実施。ラインアップには最高速度50km/h、航続距離約100kmを実現した「NEO-ONE」と「NEO-Light」を用意する。コンパクトな車体と低コストな維持費を特徴とし、新たな地域モビリティの選択肢として提案する。
EV INNOVATOR、平日限定の出張試乗サービス開始|自宅周辺でe-NEOを体験可能に

EV INNOVATORは、都市型3輪EV「e-NEO」の購入検討者を対象とした平日限定の出張試乗サービスを2026年6月より開始した。販売店や展示会場へ足を運ばなくても、自宅周辺で実際の利用環境に近い形で車両を体験できる新たな試みとなる。サービスではスタッフが利用者の指定場所へ車両を持ち込み、生活道路や普段利用するルートで試乗を実施。近隣の買い物ルートや坂道での走行性能、自宅駐車スペースへの収まり具合、家庭用コンセントによる充電環境など、購入後を想定した確認が可能だ。対象エリアは東京都渋谷区松濤のガレージを起点とした半径30km圏内で、試乗車両は「NEO-ONE」と「NEO-Light」の2モデルを用意。スタッフによる車両説明や維持費、充電方法、メンテナンスに関する相談にも対応する。e-NEOは普通自動車免許で運転できる3人乗り小型EVで、最高速度50km/h、航続距離約100kmを実現。家庭用100Vコンセントで充電でき、電気代換算で100kmあたり約150円という低コストも特徴となっている。日常の移動手段として、新たなモビリティの選択肢を提案している。
