
R&Pらしさを残したストリートスタイル
1977年に発売されたR&Pは、CB50系縦型エンジンを搭載するレジャーバイクで、エイプのルーツともいえる存在だ。この車両は純正のオフロードテイストを色濃く残しながら、街乗りに似合うストリート仕様へと進化させている。
特徴でもある5.4-10サイズの極太タイヤはそのまま生かしつつ、フロントフォークとスイングアームはエイプ用へ変更。ショートフェンダーやスカチューンによって軽快な印象を与えながら、シングルメーターやラウンドテールでシンプルにまとめられている。
余計なパーツを増やすのではなく、必要なものだけを厳選する”引き算”のカスタムだからこそ、R&P本来のキャラクターがより際立って見える。
エイプエンジンをベースに80ccへボアアップ

エンジンはエイプ用へ載せ替え、シフトアップ製80ccボアアップキットを組み込むことでパワーアップ。リーズナブルで信頼性の高いφ53.5mmピストンキットを採用し、ストリートで扱いやすい性能を手に入れている。

キャブレターはPC20にファンネルを組み合わせたシンプルな仕様。マフラーにはXR50モタード用ステンレスマフラーを流用し、多段テーパーエキパイと真円サイレンサーによるスポーティなスタイルを実現した。
純正セミアップマフラーとは異なる跳ね上げスタイルが、車体全体をより軽快な印象へ導いている。
バランス重視だから飽きがこない

スイングアームはノーマルの丸パイプからエイプ純正の角パイプへ変更。さらにチェーンガード兼インナーフェンダーを組み合わせ、実用性とスタイルを両立している。
カスタム内容だけを見れば決して派手ではない。しかし、各部のバランスやシルエットにしっかりと時間を掛けて仕上げたことが伝わる完成度の高さが、この車両最大の魅力だ。
乗って楽しく、眺めても飽きない。そんなR&Pらしい魅力を、現代的なセンスで引き出した好例といえる。
撮影したのはこのEVENT!
「蜻蛉ミーティング」
■日時:2022年5月3日(火・祝)
■開催地:東大島公民館(栃木県真岡市)
2022年5月29日(日)に滋賀県で開催された「カフェカブパーティin関西」は琵琶湖のほとりという絶好のロケーションで大人気。コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催ということもあり、多くのカブヌシが会場に集結した。
【モトチャンプ】