「一つのいのちプロジェクト」の一環として
スバルはモノづくりのDNAとして「いのちを守る」思想を強く受け継いでおり、クルマにおいては「死亡交通事故ゼロ」を宣言し、その実現に向けて取り組んでいる。
一方で、「いのちを守る」を姿勢をクルマだけにとどまらずユーザーや地域社会にとって大切なものを守るプロジェクトとして2023年10月より「一つのいのちプロジェクト」をスタートしている。

その前段として2022年には水辺のいのちを守る日本ライフセービング協会とオフィシャルパートナー協定を締結。ライフセーバーカーの提供など、さまざまな活動を実施。このパートナー関係は現在も継続されている。

そして、2023年の「一つのいのちプロジェクト」からは、自然公園財団、知床財団などの国立公園と提携し、やはりクルマの提供など活動の手助けや啓蒙活動に協力。環境省「国立公園オフィシャルパートナー」に認定された。

2024年は屋久島環境文化財団とも提携。他にもメーカーはもちろんのこと、スバル販売特約店がユーザーと共に地域の社会貢献活動を拡大し、累計で600件以上の活動実績を残している。

そしてこのほど、「一つのいのちプロジェクト」の一環として『SUBARU Share the Love Event』をスタートする。
『SUBARU Share the Love Event』とは?

元々はスバル・オブ・アメリカで2008年より実施されているスバルと現地ディーラーとユーザーによる社会貢献イベントだが、「一つのいのちプロジェクト」の一環として日本でも実施する運びとなった。大筋はアメリカでの内容(後述)を踏襲するものだが、日本独自の「一つのいのちプロジェクト」に組み込まれ、日本にローカライズされる形で実施される。

スバルの「思いやりある社会」の実現に向けて、ユーザーや地域社会が大切にしているものに寄り添う活動として4つのテーマを設定。ユーザーがスバルの新車や中古車を購入すると、1台につき1万円がテーマを実現するパートナーに寄付されるというもの。ユーザーは購入時にその4つのテーマから好きなもの、自分が支援したいテーマを選ぶことで、社会貢献に繋がるというものだ。

スバルが設定した「いのちを守る」4つのテーマは「いのちをまもる」「しぜんをまもる」「ペットをまもる」「えがおをまもる」となっている。
『SUBARU Share the Love Event』4つのテーマ
「いのちをまもる」
かけがえのない一人ひとりのいのちをまもるため、人命を守るパートナーとと共に活動。
「しぜんをまもる」
日本が誇る豊かな自然をパートナーと共に守り、未来へと繋ぐ。
「ペットをまもる」
パートナーと共に家族の一員であるペットの幸せに寄り添う。
「えがおをまもる」
SUBARUに関わる全ての人が心から笑顔でいられる未来を、パートナーと共に築く。
そしてこの4つのテーマで活動する、寄付対象パートナーは以下のとおり。
| テーマ | 団体名 | 活動内容 |
| いのち | 日本赤十字社 | いのちと健康、尊厳を守る人道支援の活動。 |
| しぜん | 一般財団法人自然公園財団 | 全国の国立公園で自然を守り、ふれあいを広げる活動。 |
| ペット | 公益社団法人アニマル・ドネーション | 動物福祉の現場へ寄付を届ける活動。 |
| えがお | 公益財団法人メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン | 難病と闘う子どもたちの夢をかなえる活動。 |

上記に加え、各販売店の地域独自テーマも設定されている。全国8つのエリアでそれぞれ1社づつ、テーマに沿ったパートナー団体も『SUBARU Share the Love Event』の選択対象に選ぶことができる。
| 販売店エリア | 団体名 |
| 北海道スバル | 知床財団 |
| 釧路スバル | 北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター |
| スバル東北 | 日本盲導犬協会 |
| 茨城スバル | 水戸医療センター |
| 東京スバル | 森林ボランティア 高尾グリーン倶楽部 |
| 奈良スバル | フードバンク奈良 |
| スバル近畿 | 神戸市 公園緑化協会 |
| スバル中四国 | 日本ライフセービング協会 |
<実施概要>
実施期間:2026年11月19日(木)~12月31日(木)
参加対象:全国のSUBARU販売店*2にて、期間中にSUBARU車(新車または中古車)をご成約いただいたお客様
寄付額:1万円/1台
イベント期間終了後の2027年2月からイベント参加者に感謝状が送られる。4月頃実際に寄付が行なわれ、その結果は5月頃から順次発表される。加えて、イベント参加者にはノベルティとしてオリジナルリストバンドを配布する。なお、イベント自体は予定期間で終了するが、4つのテーマでの活動は通年継続される。

『SUBARU Share the Love Event』はアメリカでは2008年にスタートし、2026年で19回目を数えるイベントだが、日本での開催は今回が初となる。アメリカでの開催がそうであるように、スバルはこのイベントを販促活動とは考えていない。あくまで、メーカー、販売店、ユーザーが手を取り合って行なう社会貢献活動なのだ。そのため、イベントでの目標販売台数なども設定していない。このイベントで積極的にスバル車を選んでもらえるならそれに越したことはないが、購入車両を他メーカーと悩んだ時に、社会貢献に繋がるという理由で最終的にスバル車を選んでもらえれば幸い、というスタンスだ。

先行するアメリカではサービス(修理やメンテナンスなど)も対象となっている。日本では初回ということもあり、新車もしくは中古車の購入を対象に1万円/1台という設定になっているが、新規ユーザーあるいは既存ユーザーの買い替え意外にも、まだ買い替えを考えていないスバルユーザーが参加できる形があっても良いのではないだろうか。アメリカと同じくサービスはもちろん、パーツやグッズの購入時など、寄付金額が大きくなくとも趣旨に賛同する意志を示す機会になる。

アメリカでそうであるように、日本のスバルユーザーも熱心な人が多いだけに『SUBARU Share the Love Event』に賛同し参画を望む人も少なくないだろう。そんなユーザーに広く寄り添った活動になって欲しいものだ。
2008年アメリカでスタート
日本はもちろん、アメリカでもスバルユーザーはスバル車やメーカーへのこだわりが強い人が多く、今や「I Like SUBARU」ではなく「I LOVE SUBARU」と評されるほどになっている。アメリカでスバルの販売を統括するスバル・オブ・アメリカは2008年に全米で地域チャリティへの貢献をスタート。それが『SUBARU Share the Love Event』だった。

『SUBARU Share the Love Event』はユーザーに好意的に受け入れられ、2014年には「THE SUBARU LOVE PROMISE」をスバルブランドのビジョンとして掲げ、ユーザーに寄り添う「Customer Commitment(お客様への約束)」と、地域社会に寄り添う「Community Commitment(社会への約束)」へと展開。

その具体的なアクションが『SUBARU Share the Love Event』と融合し、「Loves to Help(生活物資支援)」「Loves the Earth(環境保護)」「Loves to Care(がん患者支援)」「Loves Leaning(教育支援)」「Loves Pets(動物愛護)」という5つのテーマで、ユーザーと地域に寄り添った領域でのプログラムがスタートした。このテーマに沿ったパートナーへの寄付という形は、日本での『SUBARU Share the Love Event』のベースとなっている。

18年間で4つの全国慈善団体と2700の地域慈善団体へ累計3.5億ドルを寄付。この活動により、スバルは2020年にアメリカで「社会貢献度が高いブランド」として『Forbes』誌に認定を受けた。活動を始めた当初はシェア1%程度だったスバルが、自動車激戦区のアメリカでブランドとしての存在感を示すことができるようになった理由のひとつとして『SUBARU Share the Love Event』の活動があるのは間違いない。

そして、19回目を迎える2026年はこの『SUBARU Share the Love Event』が、日本とカナダでの実施されることになる。自動車メーカーが販売店やユーザーまで巻き込んでの社会貢献活動というのはあまり例が無いだけに、『SUBARU Share the Love Event』の日本での実施は今後の資金石となるだろう。
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