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  • 2018/05/01
  • MotorFan編集部 鈴木慎一

どこが違う? 同じGA-Kプラットフォーム同士。新型レクサスESとトヨタ・カムリを比べてみる

Lexus ES vs Toyota Camry

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シャシーはどうなっている?

レクサスES
トヨタ・カムリ

サスペンション形式は、ともにフロントがストラット、リヤがダブルウィッシュボーン式。セッティングはもちろん違うだろうが、基本的な構成はほぼ同じだと言っていいのではないか。

では、ボディも見ていこう。

レクサスES
レクサスES

カムリもボディ、シャシーに積極的に高張力鋼板を使っている。トヨタブランドとして初めて1180Mpa級の冷間成形鋼板を使ったのもカムリのトピックだ。使用率は、1180MPa級が約8%、ホットスタンプ鋼板が約7%、780MPa級以上の高張力鋼板がボディシェルの約20%を占めている。

一方のレクサスESは、鋼板の種類についての情報がまだないが、当然、カムリ以上の素材を奢っているのは予想できる。上の図でも、フロントのバンパーレインフォースにアルミ合金の押出材を使っているのがわかる。ボンネットフード、フロントフェンダーもアルミ合金製だ。レクサスLSではアルミ化されたドアは、インナー/アウターともスチールを使う。

ステアリング機構は、レクサス、カムリともにラック&ピニオン式で電動アシストのパワーステアリングとなる。よりステアリングフィールを向上させるために、コラムアシスト式ではなく、アシストモーターからタイヤまでの距離が近いラックアシスト式を採用している。ラックアシスト式もいろいろな方式があるが、カムリもESものラック平行式(ラック・パラレル式EPS=RP-EPS)を採用している。

これだとわかりにくいので、拡大してみよう。

北京モーターショーのJTEKT(ジェイテクト)のブースに、ラック平行式パワーステアリングが展示してあった。ESのパワーステアリングのサプライヤーは不明だが、ラックパラレル式の例として写真を掲載する。

JTEKTのラック・パラレル式パワーステアリング。

同じGA-Kプラットフォームを使っても、トヨタ・ブランド、レクサス・ブランドで、担う役割も市場ニーズも違う。レクサスESの発売が近づけば、より詳細な情報も明らかになってくるはずだ。

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