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  • 2019/03/06
  • MotorFan編集部

気合いが違う! 新型メルセデス・ベンツGLCは「MBUX」を搭載し、内外装を大刷新するフェイスリフトを敢行【ジュネーブ・モーターショー2019】

運転支援システムを始めとした安全装備も刷新

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 2015年秋のデビューから3年半が経過したメルセデス・ベンツGLCが大規模なフェイスリフトを実施し、ジュネーブショー2019の会場で「新型」が一般公開された。

SUVセグメントで7つのモデルを展開し、累計500万台を販売

 メルセデス・ベンツは、大規模な改良を施した新型GLCを発表した。最近のメルセデス・ベンツは、マイナーチェンジであっても完璧と言えるリファインを行なっており、昨年デビューした新型Cクラスでは6500カ所に及ぶ改良を行ったのは記憶に新しいところ。新型GLCはその数字を公開していないが、内外装を新旧で比較してみると、かなり細部まで改良していることがわかる。

 たとえば、エクステリアを見ると、ヘッドライトの形状やグリル、バンパーの意匠など、CLSやAクラスで先行する新世代デザインに通じる雰囲気に大きく変更されている。兄貴分のGLEにも通じる、筋肉質なボディラインが一際目を引くところだ。

 インテリアはどうだろうか。運転席からの視点では、高精細液晶メーターやタッチ式パッドを備える最新のステアリングを装着し、ダッシュボードには12.3インチ・インフォテインメントディスプレイを装備している。当然、運転支援システムを始めとした安全装備も刷新されている。こうしたリファインは、新型Cクラスと同じ方程式といえるだろう。

 しかし、新型Cクラスと大きく異なるのは、MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー・エクスペリエンス)の採用である。タッチスクリーン式のマルチメディアディスプレイやジェスチャーコントロール、そして「ハイ! メルセデス」と呼びかけて操作する“近未来の体験”ができるのが特長だ。

 グレード別にパワーユニットを見てみよう。最もベーシックな「GLC 200」(197ps)は、BSGと呼ばれるいわゆるマイルドハイブリッド機能を持つパワーユニットを搭載。BSG はベルトドリブン・スターター・ジェネレーターの略称で、48ボルト電気システムとエンジンを組み合わせたもの。こちらも新型Cクラスで採用され、1.5L 直4ターボを10kWの電気モーターで補い、スムーズな加速と変速ショックの少ない走りを実現する。

 最上級グレードの「GLC 300」(258ps)は2.0L 直4ユニットで、こちらもまたBSGを搭載するエンジン型式「M264」という新しいパワーユニットだ。そのほか、「GLC 200 d」(163ps)、「GLC 220 d」(194ps)、「GLC 300 d」(245ps)といったディーゼルモデルも充実している。ちなみに、ガソリン車を含み、全グレードともに4MATICと呼ばれる4輪駆動でモデルである。

 メルセデス・ベンツは、SUVセグメントにおいてGLA、GLC、GLCクーペ、GLE、GLEクーペ、GLS、Gクラスという7つのモデルを展開。累計500万台を販売し、大きな成功を納めている。つまり、マイナーチェンジであってもフルモデルチェンジに近い大改良を行うのは、ある意味では当然のことなのかも知れない。

 新型メルセデス・ベンツGLCは、欧州各国では初夏に発売される予定で、クーペ版のデビューもすでにカウントダウンが始まっているはずだ。

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