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日産NV250デビュー! ルノー・カングーのNISSAN版

  • 2019/05/22
  • MotorFan編集部 小泉 建治
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 ヨーロッパを中心にコマーシャルバンとしてのベストセラーを座を守り続け、日本でも趣味性の高いユーティリティビークルとして絶大な人気を誇っているルノー・カングーに、日産のバッジを付けた兄弟車が誕生した。その名はNV250! 日本に導入される可能性は限りなく低く、当面はヨーロッパ市場での販売が中心になりそうだが、日産の販売網が充実している北米市場への進出はあったりして?

日産キュビスターの後継モデル、ついに現る!

 初代ルノー・カングーには日産版のキュビスターというモデルがあったが、現行の二代目に切り替わってからは長らく空白状態になっていた。モデルチェンジから11年が経ち、ようやく現行カングーにも日産版が登場したというわけだ。

 ネーミングは日産のライトコマーシャルビークルの法則に従い、NV250とされた。これでメルセデス・ベンツ・シタンと並び、カングー兄弟は3ブランドにまたがって世界中を網羅することになる。生産はカングーやシタンと同じく、フランスのベルギー国境に近いノール県にあるモブージュ工場で行われる。

 モブージュ工場はカングー専用のファクトリーで、現在はカングー兄弟しか生産していない。そして現行のカングー兄弟は、モブージュ工場でしか生産されない(先代カングーのライセンス
生産を除く)。

見事に日産顔に生まれ変わったフロントビュー。
パネルバン仕様はダブルバックドアを備える。
パネルバン仕様は右側だけにリヤスライドドアが設置される。
全長×全幅×全高:4280×1830×1800mm

 ボディは全長4280mmの標準ボディと、「クルーキャブ」と呼ばれる4670mmのロングボディの2種類が用意される。ちなみにこのロングボディはカングーでは「マキシ」を名乗る。カングーやシタンに用意されるショートボディ(かつて日本にも導入された「ビボップ」のベース車両)は、ひとまずラインナップされないようだ。

インテリアの基本的な意匠はカングーと変わらない。
広大な荷室も当然ながらカングーそのものだ。
「コンビ」と名付けられた乗用仕様はリヤサイドにウインドウが設けられ、ハッチバックが与えられる。

 エンジンは1.5Lのディーゼルのみで、80ps、95ps、115psの3種類のチューン違いが用意される。

 NV250のヨーロッパ市場での発売は2019年の9月とアナウンスされている。西欧はもちろん、東欧やロシアや北アフリカなどはルノーが強いマーケットだが、今後はルノーがカバーしきれていない地域をNV250でカバーすることが考えられる。北米市場は日産の販売網が充実しているが、そこをカングーの兄弟であるNV250が走り回るなんてことになったら面白い。

 一方の我が国では、そもそもラインナップの充実している日産ブランドにわざわざカングーをベースとしたモデルを加えるのは考えにくい。独自の商品価値を生み出してファンの多い「ルノー・カングー」のマーケットを乱すのも得策ではないだろう。

 ただ、カングーにNV250のフロントマスクを移植する好き者は……ひとりくらいは出てくるかも知れない?

こちらはロングボディのクルーキャブ。無理矢理なストレッチ感がたまらない。とはいえ全長は意外や4.7mに満たず、日本でも長すぎるわけではない。
全長×全幅×全高:4670×1830×1800mm

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