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Citroen C3 AIRCROSS:C3ベースのお洒落SUVはルックスだけでない基本性能の高さも魅力 シトロエンC3エアクロスSUV:基本性能に抜かりなし。それでいて「眺めているだけ楽しい」

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リヤサスペンションはこのクラスの定石、TBA(トーションビームアクスル)。車高のアップにはスペーサーを挟むことで対応している

 脚はよく動く。動くんだけれども、ロールが深くなっていくにつれてねじを締め付けるように動きが渋くなっていくので、不安感につながるようなことはなく、安心してクルマを振り回すことができる。むしろ、楽しい。

FEELとSHINEは195/60R16のブリヂストンTURANZA T001になる
 SHINE(とパッケージオプション装着車)は17インチタイヤを装着するが、ハンコック製のオールシーズンタイヤ(KINERGY 4S)を標準で装着する。16インチタイヤが標準のFEELはブリヂストン製のサマータイヤ(TURANZA)を履く。C3エアクロスSUVは、2017年からPSAグループの一員になったオペルの工場で生産している。ハンコック製タイヤの採用は、オペルと関係が深いから、との説明だった。

SHINE(とパッケージオプション装着車)は17インチタイヤを装着
ハンコック製のオールシーズンタイヤ(KINERGY 4S)
パッケージオプションなしのSHINEだと195/60R16のノーマルタイヤとなる(写真はオールシーズンタイヤ)

 もう何年もオールシーズンタイヤで過ごしている筆者にすれば、納車時にオールシーズンタイヤを装着しているのは好感度アップにつながる要素だ。最新オールシーズンタイヤの例に漏れず、ハンコックのそれも、舗装路での動きに関してサマータイヤと大きな違いは感じられなかった。ロードノイズについても同様である。雪の上でのパフォーマンスが気になるところだ。

エンジン 形式:1.2ℓ直列3気筒DOHCターボ 型式:PureTEC1.2 排気量:1199cc ボア×ストローク:75.0×95.5mm 圧縮比:10.5 最高出力:110ps(81kW)/5500pm 最大トルク:205Nm/1750rpm 燃料:プレミアム 燃料タンク:45ℓ

 C3エアクロスSUVが搭載するエンジンは1.2ℓ直3ターボで、110ps/5000rpmの最高出力と、205Nm/1750rpmの最大トルクを発生する。組み合わせるトランスミッションは、アイシン・エィ・ダブリュ製の6速ATだ。試乗車(SHINEパッケージオプション付き)の車重は1310kgだったが、急勾配の山道でさえ軽快に駆け上がる動力性能の持ち主であることは確認できた(常時1名乗車だった)。

プラットフォームは最新のEMP2ではなくシトロエンC3と同じくプラットフォーム2を使う
荷室容量は520ℓ。後席を倒せば最大1289ℓになる。2.4mの長尺物も積める
ボディカラーはブリージングブルー ルーフカラーはナチュラルホワイト パッケージopなしなら279万1000円

シトロエンC3 AIRCROSS SHINEパッケージオプション付
全長×全幅×全高:4160mm×1765mm×1630mm
ホイールベース:2605mm
車重:1310kg
サスペンション:Fマクファーソンストラット式 Rトーションビーム式
駆動方式:FF
エンジン
形式:1.2ℓ直列3気筒DOHCターボ
型式:PureTEC1.2
排気量:1199cc
ボア×ストローク:75.0×95.5mm
圧縮比:10.5
最高出力:110ps(81kW)/5500pm
最大トルク:205Nm/1750rpm
燃料:プレミアム
燃料タンク:45ℓ
燃費:WLTCモード 14.7km/ℓ
 市街地モード 11.6km/ℓ
 郊外モード 15.0km/ℓ
 高速道路モード 16.4km/ℓ
トランスミッション:6速AT
車両本体価格:302万5000円

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