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ロータリー復活!となったら SKYACTIV-Rが載る次期RX-7はどんなクルマになる? パッケージは? 直6と共存できるのか?

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 RX-VISIONのフロント部分を少し切り詰めたものとRX-7を比較してみた。

上のRX-VISIONはホイールベースをフロント側で少し切り詰めてある

 イメージ的には
全長×全幅×全高:4300mm ホイールベース:2610mm
 くらい。マツダデザインの実力をもってすれば、このサイズでも素晴らしく美しくてかっこいいスポーツカーが成立するはずだ。

 とはいえ、ちょっと乱暴だったので、今後はRX-VISIONとトヨタ・スープラを比べてみよう。
RX-VISION(2015)
SKYACTIV-R
全長×全幅×全高:4389mm×1925mm×1160mm
ホイールベース:2700mm

TOYOTA SUPRA(2019)
B58型3.0ℓ直6DOHCターボ
全長×全幅×全高:4380mm×1865mm×1290mm
ホイールベース:2470mm

 全長はほぼ変わらず。ホイールベースは230mmもRX-VISONの方が長くなっている。エンジン長がより長い直6を積むスープラの方がプレミアムレングスが短い。

直6エンジンを搭載するFR(ラージプラットフォーム)のコンセプトであるVISION COUPE。2017年の東京モーターショーで披露された

 マツダにも直6エンジンを搭載する(はず)のモデルがある。こちらもコンセプトだが、2017年の東京モーターショーで公開されたVISION COUPEである。現在開発中の直列6気筒(ガソリンとディーゼル)の直6SKYACTIVを積むプレミアムセダン(クーペ)は、マツダを次のステージに引き上げる高級車となるはずだ。現行MAZDA6の後継は直6SKYACTIVを積むFR車になるわけだから、VISION COUPEはそのスタディだろう。もちろん、MAZDA6のさらに上級に位置するモデルなのかもしれないが。

上がロータリー搭載のRX-VISIONで下が直6搭載(と噂されている)VISION COUPE。ともにコンセプトモデル

 では、RX-VISONとVISION COUPEを比べてみよう。
 ボディサイドのオーナメントが、それぞれのエンジン搭載位置を暗示しているようにも見える(高さは別にして)。RX-VISIONは直列2ローター・ロータリーSKYACTIV-Rを、VISION COUPEは、直6SKYACTIVを積む(直6の方が長い)。

 マツダのラージプラットフォームを使うモデル(CX-5以上。CX-5/CX-8/CX-9、MAZDA6+α)でも、同じモデルで直6/ロータリーということにはならないと考えると、次期RX-7のプロポーションは、RX-VISIONを少し切り詰めてスポーツカー的緊張感を漲らせたものになると予想する。

 当然、搭載するSKYACTIV-Rは、マツダの最新技術が投入された完全新規のロータリーエンジンになる。こちらについては、また別稿で予想することにする。

 後編はこちら。

ロータリー復活!となったら次期RX-7に載るSKYACTIV-Rはどんなエンジンになる? PHEV化? 48V化? 電動スーパーチャージャー付き?

マツダ100周年の2020年にロータリーエンジン搭載のスポーツカーが復活する……という期待を込めた噂があったが、残念ながらいま...

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