MotorFan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. カタログ
  3. スズキ|SUZUKI
  4. ワゴンR

【毎日更新企画】人生最後の3台を選ぶ:スズキ・ワゴンR/トヨタ・プリウス/ホンダ・フィット(渡辺陽一郎) 【人生最後に乗るならこの3台/渡辺陽一郎編】本来ならば私が真っ先に買わねばならないクルマ、それはスズキ・ワゴンRだ!

このエントリーをはてなブックマークに追加
1993年に登場した初代ワゴンRは、軽自動車の世界に革命を起こした。現行型(写真)は4代目となる。

渡辺陽一郎さんは、常にユーザーの視点に立ったクルマ選びを指南してくれるカーライフジャーナリスト。その主張には常に一本筋が通っており、それは人生最後の伴侶候補として選んだ3台にも貫かれている。スズキ・ワゴンR、トヨタ・プリウス、ホンダ・フィットはどれも身近な車種であり、日々の生活に欠かせない貴重なパートナーとなってくれる存在だ。

TEXT●渡辺陽一郎(WATANABE Yoichiro)

1台目:スズキ・ワゴンR

「ワゴンRに乗ることは、日本のカーライフを改めて見直すことに繋がる」

2017年に登場した6代目ワゴンRは、フロントマスクが3種類あるのが話題に。こちらは標準モデル。初代を彷彿とさせるデザインだ。
「HYBRID FZ」というグレードでは、2段になったライトが特徴的なフェイスを採用する。
スティングレーは、縦長ヘッドライトが精悍な印象だ。なお、ワゴンRの価格は109万8900円〜177万6500円。

私はクルマを生活のツールとして使う人達の視点で執筆をしているため、愛車も大量に売られる一般的な車種を選びたい。その意味で取り上げるのがワゴンRだ。

今の販売台数はN-BOXが上まわるが、ワゴンRは初代モデルを1993年に発売して、多くのユーザーに愛用されてきた。そのために私も、ワゴンRに関して大量の原稿を書かせて頂いた。『スズキワゴンR』という単行本も上梓している。取材では遠方まで自分のクルマで出かけることも多いから、軽自動車の購入に踏み切れないが、本当は真っ先に買わねばならないのがワゴンRだ。

ちなみに今はダイハツを除いた日本の自動車メーカーは、世界生産台数の80%以上を海外で売る。そのために国内市場を軽く見て売れ行きを下げる日本車も増えた。しかし軽自動車は、日本のユーザーのために開発されるから、売れ行きも好調だ。今では国内で新車として売られるクルマの約37%を軽自動車が占める。ワゴンRのような軽自動車に乗ることは、日本のカーライフを改めて見直すことにも繋がるだろう。

2台目:トヨタ・プリウス

「日本車の魅力を凝縮した車種、それがプリウスだ」

2015年から発売が開始されたプリウスは4代目。ハイブリッド車が世の中にすっかり普及した今、セールスは落ち着いてきてはいるが、ハイブリッドの先駆者としての功績は決して色あせない。価格は260万8000円〜355万7000円。

プリウスの初代モデルは、1997年に世界初の量産ハイブリッド乗用車として発売された。初代プリウスの報道試乗会に出かけた時のことは、今でも鮮明に覚えている。何も音がしないので「これで本当に走るのかな?」と思いながら慎重にアクセルペダルを踏むと、エンジンを始動させずにモーター駆動だけで発進したから驚いた。

ハイブリッドは今では一般的な動力だ。2019年度(2019年4月から2020年3月)に国内で販売された小型/普通乗用車の内、ハイブリッド(プラグインを含む)や電気自動車などモーター駆動を併用する車種は約40%を占めた。その根幹に位置するのがプリウスだ。

フォルクスワーゲンの販売店で「ゴルフを買うユーザーが選択に迷う日本車は何か」と尋ねたら「プリウス」と返答された。今のクルマ選びでは、さまざまな場面でプリウスが基準になっている。日本車の魅力を凝縮した車種がプリウスなのだろう。

3台目;ホンダ・フィット

「フリーになった私に、前に進む元気をくれた良きライバル」

2001年に初代が登場し、2020年に4代目へとバトンタッチ。数値よりも「心地よさ」を重視して開発されたことが話題となった。価格は155万7600円〜253万6600円。

私が生まれたのは1961年6月1日で、フリーランスになるべく、出版社を退職したのは2001年6月末日だった。40歳を迎えてフリーランスに転向したことになる。そして初代フィットの発売も、2001年6月22日だった。

初代フィットは、今と同じく燃料タンクを前席の下に搭載して、全高を立体駐車場が使える高さに抑えながら車内は広い。特に荷室の容量と使い勝手は抜群だった。ツインプラグの1.3ℓ・i-DSIエンジンは、最大トルクの12.1kgmを実用域の2800回転で発揮する。高効率で燃費も優れ、価格は売れ筋のAが114万5000円と安い。ヴィッツなどのライバル車は、フィットの登場後に、価格を一斉に改定した。フィットはシンプルなグレード構成ながら、2002年には国内販売の1位になっている。

2001年6月、新登場したフィットを見て感心させられた私は「フリーになった自分も負けていられない」と思った。フィットから、前に進む元気をもらったように感じた。あれから約20年が経過して、フィットは立派に成長している。対する私は、まだまだ力不足だと思う。そんな私の良きライバル、そろそろ一緒に過ごしても良いかも知れない。

■渡辺陽一郎(わたなべ・よういちろう)

カーライフジャーナリスト。「読者の皆様にケガを負わせない、損をさせないこと」が最も大切と考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心掛けている。

『人生最後に乗るならこの3台』は毎日更新です

あとどれだけクルマに乗れるだろうか。一度きりの人生ならば、好きなクルマのアクセルを全開にしてから死にたいもの。ということで、『乗らずに後悔したくない! 人生最後に乗るならこの3台』と題して、現行モデルのなかから3台を、これから毎日、自動車評論家・業界関係者の方々に選んでいただく。明日の更新もお楽しみに。(モーターファン.jp編集部より)

「世界の自動車オールアルバム 2020年」発売中!

世界の自動車がすべてわかる! 創刊11年目を迎え、ますます内容を充実させました。 日本で売っていないモデルやブランドも完全網羅!

コロナ禍により例年よりも発売が遅れてご心配をおかけいたしましたが、6月25日(木)に発売されました。全国の書店、Amazon、三栄販売サイトなどでお買い求めください。

発売日:6月25日(木)
価格:1864円+税

おすすめのバックナンバー

スズキ・ハスラー vs ダイハツ・タフト

スズキ・ハスラー vs ダイハツ・タフト 一覧へ

4代目トヨタ・ハリアー特集

4代目トヨタ・ハリアー特集 一覧へ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ 一覧へ

MotorFanオリジナル自動車カタログ

自動車カタログTOPへ

MotorFan厳選中古車物件情報

中古車TOPへ