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車中泊向き軽自動車おすすめ人気15選|一人旅やキャンプに最適!

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この記事では、車中泊におすすめの軽自動車15選を紹介!

フルフラットシートを採用している軽自動車から、オプションで純正のベッドキットが用意されている軽自動車まで厳選ピックアップしています。軽自動車の規格内という限られた室内空間でも、よく選べば快適な車中泊が楽しめます。

車中泊で人気の高い軽自動車や車中泊を快適にしてくれるグッズ情報も併せてご紹介!それぞれの旅行のスタイルやニーズに合った車中泊に最適な軽自動車探しの参考にしてください。

軽自動車でも車中泊できる?

「車中泊」と耳にすると、大型のワンボックスタイプの自動車をイメージする方が多いですが、軽自動車でも車種をしっかり選べば車中泊を快適に楽しむことができます

実際に軽自動車の中には、ベッドに近いようなフラットなフルフラットシートになる仕様や、純正でベッドキットを用意している車種もあります。

遊び用のセカンドカーとして軽自動車を車中泊仕様にする方や、日常使用しているメインユースの軽自動車を週末だけ車中泊仕様にして旅行を楽しむ方が多いです。軽自動車で快適な室内空間を確保することを考えると、1~2名での利用がおすすめです。

また、車を車中泊仕様にする場合には、純正のオプションを付けたり、社外品の車中泊グッズを揃えたりなど、車両価格とは別に費用がかかる場合が多いですが、軽自動車は車両価格自体が普通車よりもリーズナブルな場合が多く、トータルでの費用を抑えやすいのも魅力のひとつです。

車中泊向きの軽自動車のタイプ

軽自動車の中には、規格サイズ目一杯のボディサイズのものからコンパクトサイズまでさまざまな車種があります。

車中泊を考えているなら、おすすめの軽自動車は以下の4つのボディタイプです。それぞれの特徴をご紹介します。

  • 軽スーパーハイト
  • 軽ハイトワゴン
  • 軽SUV
  • 軽バン

車中泊向き軽自動車ボディタイプ:軽スーパーハイト

高い天井とコンパクトカー顔負けの広い室内空間が大きな魅力

シートアレンジもバラエティに富んだ車種が多く、軽自動車の中では就寝スペースも広く確保できるので、男性の車中泊旅行にもおすすめです。

車体が大きいため、一部ハイブリッドモデルなどを除くと燃費が伸びにくいのがデメリットですが、軽自動車の中でも人気の高いボディタイプのため純正のベッドキットだけでなく社外品の車中泊グッズも見つけやすいのが特徴です。

車種例

N-BOX、タント、スペーシア、エブリイワゴンなど

車中泊向き軽自動車ボディタイプ:軽ハイトワゴン

軽トールワゴンとも呼ばれる、軽ハッチバック。前席・後席にヒンジドア4枚とバックドア1枚の5ドア車がメインとなります。

車高ではスーパーハイトには及ばないものの、居住性に優れ、スーパーハイトと比べると横風の影響を受けにくいなど、利便性と操縦安定性を両立させやすいのが特徴です。

車両価格もグレードによっても異なりますが、軽スーパーハイトより若干リーズナブルな傾向のため、予算を抑えて車中泊用の軽自動車を購入したい方におすすめです。

車種例

ワゴンR、N-WGN、eKワゴンなど

車中泊向き軽自動車ボディタイプ:軽SUV

ウィンタースポーツやアウトドアに適したボディタイプ。軽SUVは最低地上高が他の軽より高く設定されており、キャンプなどのアウトドアで雪道や舗装されていない道を走るのにも安心です。

室内空間はスーパーハイトやハイトワゴンほど広くないものの、もともとアウトドア用に設計されているため車中泊とも相性がよく、社外品のベッドキットなども見つけやすいのが特徴です。

車種例

ジムニー、ハスラーなど

車中泊向き軽自動車ボディタイプ:軽バン

4ナンバーの商用車ですが、車中泊用としても人気があります。

多くの荷物を運搬するために広く取られた積載スペースは車中泊と相性がよく、一部自動車メーカーは純正のベッドキットを用意しているところもあります。社外品でも完全にフラットになるベッドキットが販売されており、より快適な車中泊を求める方におすすめです。

車両価格や維持費も他の軽よりリーズナブルな場合が多く、趣味用のセカンドカーとして選ばれることも多いです。

車種例

N-VAN、NV100など

車中泊する軽自動車の選び方

以下では、車中泊を快適に過ごせる軽自動車の選び方を解説します。

  • 車内の「広さ」と「高さ」が快適さの鍵
  • フルフラット対応シートでぐっすり睡眠
  • 日常使用も兼ねるなら燃費性能も確認が必要
  • 社外品の車中泊グッズが揃っているか確認

車内の「広さ」と「高さ」が快適さの鍵

軽自動車は規格でボディサイズが全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下と定められています。

そのため、気になる軽自動車があれば、どれくらいの就寝スペースが確保できているのか確認するようにしましょう。室内の広さや高さは、カタログの仕様欄や、試乗車に乗ると確認できます。

就寝スペースは、一般的なシングルベッドのサイズである長さ195cm×幅97cmと比較するとわかりやすいです。

また、見逃しがちですが車内の「高さ」も重要。室内で物を持っての移動や着替えも、ある程度天井の高さが合ったほうがスムーズで開放感があります。

フルフラット対応シートでぐっすり睡眠

フルフラットシートとは、座面と背もたれをほぼ水平に繋げるシートアレンジです。

車中泊には欠かせない機能のひとつで、軽自動車のなかにもフルフラットシートを採用している車種が少なくありません。

ただし、「フルフラットシート=車中泊可能」というわけではなく、段差や隙間がどれくらいあるのか購入前に確認することをおすすめします。また、多少の段差であれば、別途で車中泊用のマットを購入することでよりフラットな面に近づけることができます。

日常使用も兼ねるなら燃費性能も確認が必要

趣味用のセカンドカーとしてならそこまで気にする必要はありませんが、毎日の日常生活でも使用する軽自動車を購入予定なら、燃費性能の確認が重要です。

特に軽スーパーハイトワゴンのなかには、3ナンバーの大型ミニバンと変わらないような燃費性能の車種もあります。

日常使用も考えているのであれば、ハイブリッド仕様の車種やグレードを選択することをおすすめします。

また、車体が大きい車種に車中泊で荷物をたくさん積むと、軽自動車で660ccのノーマルエンジンだと力不足に感じることもあるため、予算が許すのであればターボ車グレードをおすすめします。燃費性能も近年のターボ車だとノーマルエンジンとそこまで変わらない場合が多いです。

社外品の車中泊グッズが揃っているか確認

軽自動車を購入したままの状態で車中泊に利用することも車種によっては可能ですが、より快適な室内環境を作るために社外品の車中泊グッズを探すユーザーが多いです。

人気の高い軽自動車だと専用設計の車中泊グッズも見つけやすく、サイズも車種に合わせて作られているのでジャストフィットで設置することが可能です。

車中泊するのに気になる軽自動車が見つかったら、専用の車中泊グッズがすぐに見つかるか確認してみることをおすすめします。

参考:車中泊グッズの選び方【快適に過ごすための必需品】

車中泊におすすめの軽自動車15選

車中泊におすすめの人気軽自動車を厳選15車種ピックアップしてご紹介します。

車種については、以下の車中泊に重要な3つの基準に基づいて選定しています。

選定基準

  • 車中泊に適した室内空間の広さ
  • フラットに近いフルフラットシート
  • 社外品の車中泊グッズの入手しやすさ

  • ホンダ N-BOX
  • ダイハツ タント
  • スズキ スペーシアギア
  • ホンダ N-VAN
  • ダイハツ ハイゼットカーゴ
  • ダイハツ アトレーワゴン
  • スズキ ハスラー
  • スズキ エブリイワゴン
  • ダイハツ ムーヴキャンバス
  • ダイハツ タフト
  • 三菱 eKクロススペース
  • スズキ ジムニー
  • ダイハツ ウェイク
  • トヨタ ピクシスバン
  • 日産 NV100 クリッパーリオ

車中泊におすすめの軽自動車1. ホンダ N-BOX

ホンダ N-BOX
国内販売台数で4年連続1位に輝いた人気の高いホンダの軽スーパーハイトワゴン。

フルフラットシートだと長さは1,700mmのため成人男性だと少し窮屈に感じますが、人気車種のため社外品のベッドキットが多数販売されています。ベッドキットを設置すると、男性でも余裕のある就寝スペースが確保できます。

スーパーハイトワゴンとして広い室内空間が確保できていますが、燃費はターボ車でWLTCモードでも20.2km/Lと低燃費で日常使用にも適しています。

メーカーホンダ
車名N-BOX
フルフラットシート
燃費27.0km/L
室内長2,240mm
室内高1,400mm
価格1,299,000円+税
公式サイトホンダ N-BOX公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車2. ダイハツ タント

ダイハツ タント
「クルマを超えて。進化するライフパートナー。」のキャッチコピー通り、高い機能性で人気のタント。

軽初となるパワースライドドアウェルカムオープン機能で、予約しておけばドアに近づいただけで自動で解錠して開けてくれるため、旅行で荷物を持った状態でもスムーズに乗り込めます

フルフラットシートは多少の段差があるため、そのままで車中泊だと厳しいですが、社外品で販売されているベッドキットを使えばフラットなベッドスペースが作れます。

メーカーダイハツ
車名タント
フルフラットシート
燃費27.2km/L
室内長2,180mm
室内高1,370mm
価格1,130,000円+税
公式サイトダイハツ タント公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車3. スズキ スペーシアギア

スズキ スペーシアギア
広々とした室内空間に濡れてもOKな撥水加工シートやマリンスポーツやスノーボードも載せやすい防汚仕様のフロアマットなどアウトドアに頼れるカスタマイズが施されたスペーシアギア

シートはフルフラットになりますが、車中泊するならよりフラットに近づけられる純正オプションのリラックスクッションの使用がおすすめです。

またスペーシアにはカータープやバックドアネット、プライバシーシェードなど、車中泊にあったら助かるグッズが純正品で豊富に取り揃えられているのも大きな魅力です。

メーカースズキ
車名スペーシアギア
フルフラットシート
燃費21.2km/L
室内長2,155mm
室内高1,410mm
価格1,534,000円+税
公式サイトスズキ スペーシアギア公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車4. ホンダ N-VAN

ホンダ N-VAN
軽バンの中でも、特に1人旅用として注目されています。

助手席シートをフラットに収納すれば、軽にも関わらず2,635mmという非常に広いフラットスペースを確保できます。運転席側は倒しても段差がありますが、社外品のベッドキットで解消することも可能です。

また、助手席側のセンターピラーがないため、前のドアを開けると大きな開口部となり、アウトドアでの荷物の出し入れもスムーズです。

車中泊で便利なマルチボードやテールゲートメッシュなどの純正オプショングッズも充実しています。

メーカーホンダ
車名N-VAN
フルフラットシート
燃費23.8km/L
室内長2,635mm(荷室長)
室内高1,365mm
価格1,174,000円+税
公式サイトホンダ N-VAN公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車5. ダイハツ ハイゼットカーゴ

ダイハツ ハイゼットカーゴ
軽バンの商用車でありながら、精悍なエクステリアデザインで人気のあるハイゼットカーゴ。

荷室スペースだけで長さは1,950mmもあるため、成人男性でも余裕を持って横になれます。ただし、荷室部分はそのままだと硬いので、車中泊に合わせて折り畳めるベッド・マットを用意することをおすすめします。

また、荷室上部と下部にはユースフルナット・ホールが用意されているため、荷物の積載やアウドドアに合わせて使い勝手を自分なりに高めることも可能です。

マニュアル車にも衝突回避支援システムが搭載されるなど、安全性にも信頼感があります。

メーカーダイハツ
車名ハイゼットカーゴ
フルフラットシート
燃費17.8km/L
室内長1,950mm(荷室長)
室内高1,115mm
価格1,100,000円+税
公式サイトダイハツ ハイゼットカーゴ公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車6. ダイハツ アトレーワゴン

ダイハツ アトレーワゴン
洗練された高い質感と、大きなボディの優れた実用性が魅力。

2列目を倒せば、大人がゆったりと横になれるスペースが生まれます。ただし若干の角度がついてしまうため、全く水平なベッドスペースにしたい場合には、豊富に揃った社外品のベッドキットを購入しましょう。

ユースフルナットやユースフルホールが荷室部分に設置されているので、旅行スタイルに合わせて伸縮パイプやL字金具を使ってカスタマイズできます。

スマートアシストⅢ搭載グレードなら、軽キャブワゴン初となる歩行者も認識して作動する衝突回避支援システムが搭載されていて安全運転をサポートしてくれます。

メーカーダイハツ
車名アトレーワゴン
フルフラットシート
燃費14.2km/L
室内長2,020mm
室内高1,350mm
価格1,430,000円+税
公式サイトダイハツ アトレーワゴン公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車7. スズキ ハスラー

スズキ ハスラー
「遊べる軽」でアウトドア仕様の機能が多数装備。ラゲッジは汚れや水が拭き取りやすい素材になっていて、ユーティリティナットを活用して旅行スタイルに合わせて自分なりにカスタマイズすることが可能です。

フルフラットシートにすれば大人の男性でも余裕のあるスペースが作れますが、そのままでは若干の段差があるので、車中泊仕様にしたければ純正のリラックスクッションがおすすめです。

他にもリアゲートタープや屋外でローテーブルになるラゲッジボードなど、アウトドアを遊び尽くせる純正オプションが揃っています。

メーカースズキ
車名ハスラー
フルフラットシート
燃費25.0km/L
室内長2,160㎜
室内高1,250㎜
価格1,327,000円+税
公式サイトスズキ ハスラー公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車8. スズキ エブリイワゴン

スズキ エブリイワゴン
エブリイワゴンの大きな魅力は、軽キャブワゴンNo.1の広い荷室サイズ。

室内長は2,240mm、室内高も1,420mmあり、子どもが立ったまま楽々着替えられます。

純正品の車中泊関連グッズがとても充実しているのも特徴で、エブリイワゴンのサイズにピッタリ合わせたベッド・クッションを使えば車中泊でより快適に休めます。また、2段ベッドセットを使えば、乗車定員4名分の就寝スペースが作れます。

メーカースズキ
車名エブリイワゴン
フルフラットシート
燃費13.4km/L
室内長2,240mm
室内高1,240mm
価格1,370,000円+税
公式サイトスズキ エブリイワゴン公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車9. ダイハツ ムーヴキャンバス

ダイハツ ムーヴキャンバス
ナチュラルで暖かみのあるデザインが女性に人気。ライフスタイルを楽しむ女性のために設計された軽スタイルワゴンです。

クラス初となる両側スライドドアや後席シート下も収納として有効活用できる「置きラクボックス 」など、高い利便性が大きな魅力。アウトドアにこだわる方には、ムーヴキャンバスのデザインを崩さないルーフキャリアが純正オプションで用意されています。

フルフラットにした状態だと、前席背もたれの段差があるため、社外品のベッドキットを活用することをおすすめします。

メーカーダイハツ
車名ムーヴキャンバス
フルフラットシート
燃費19.6km/L
室内長2,115mm
室内高1,285mm
価格1,440,000円+税
公式サイトダイハツ ムーヴキャンバス公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車10. ダイハツ タフト

ダイハツ タフト
頭上に大きく広がる「スカイフィールトップ」でドライブしながら開放感のある景色を楽しめます。紫外線や赤外線をカットするスーパーUV&IRカット機能が搭載されています。

フルフラットシート以外にも、後席を倒すとラゲッジスペースから前席までの長いフラットスペースが作れます。多少の段差があるため、車中泊仕様にするには社外品のベッドキットやマットを用意しましょう。

フラットにした状態でもフレキシブルボードの下には床下収納も用意されているため、車中泊でたくさんの荷物がある場合にも安心です。

メーカーダイハツ
車名タフト
フルフラットシート
燃費20.5km/L
室内長2,050mm
室内高1,270mm
価格1,230,000円+税
公式サイトダイハツ タフト公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車11. 三菱 eKクロススペース

三菱 eKクロススペース
クロスオーバースタイルの大胆なエクステリアに、クラストップレベルの室内空間を確保した居住性の高さが大きな魅力。

高速道路で巡航走行と渋滞走行の両方に対応した同一車線運転支援技術「マイパイロット」を搭載。渋滞時のストップ&ゴーにも対応しているため長距離ドライブでもドライバーのストレスや疲労を軽減してくれます。

フルフラットシートはそのままでは身体の大きな男性だと若干窮屈ですが、専用設計された社外品のベッドキットを使えばフラットで広々としたベッドスペースが確保できます。

メーカー三菱
車名eKクロススペース
フルフラットシート
燃費21.2km/L
室内長2,200mm
室内高1,400mm
価格1,505,000円+税
公式サイト三菱 eKクロススペース公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車12. スズキ ジムニー

スズキ ジムニー
頑強な伝統のラダーフレームや悪路走破性の高い3リンクリジッドアクスル式サスペンションなどが装備された本格的軽量4WDオフロード車です。

車中泊用の車種として考えると、スーパーハイト系などと比べても広い居住空間があるわけではありませんが、ジムニー自体がアウトドアな趣味を持つユーザーから支持されているため、純正・社外品問わず、車中泊のためのグッズも充実しています。

特に純正のベッド・クッションは、フルフラット時にできる背もたれ部分の段差を解消するのに有効。全くフラットになるような社外品ベッドキットも販売されています。

メーカースズキ
車名ジムニー
フルフラットシート
燃費13.2km/L
室内長1,770mm
室内高1,200mm
価格1,350,000円+税
公式サイトスズキ ジムニー公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車13. ダイハツ ウェイク

ダイハツ ウェイク
「ドデカクつかおう。WAKE」のキャッチコピー通り、軽とは思えないようなサイズ感とシートアレンジの利便性が高く、車中泊にも十分対応できます。

車中泊を考えているなら、純正オプションの上下2段調節式デッキボードが便利。後席とデッキボードをフラットスペースにできるので、マットを敷くだけでベッド空間にできます。

また、フルフラットにした状態でもラゲージの床下収納が90Lサイズもあるため、旅行の荷物もしっかり収納できます。

メーカーダイハツ
車名ウェイク
フルフラットシート
燃費17.4km/L
室内長2,215mm
室内高1,455mm
価格1,250,000円+税
公式サイトダイハツ ウェイク公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車14. トヨタ ピクシスバン

トヨタ ピクシスバン
ダイハツのハイゼットカーゴのOEM版としてトヨタから販売される軽バン。

大きく分けるとクルーズシリーズとデラックスシリーズの2つのグレードがあり、室内長はクルーズシリーズが1,755mmなのに対して、デラックスシリーズは1,860mmと長く確保されており、室内高も20mmほど高くなっています。

また、オプションで高い天井を活かしたシステムバーやラックを取り付けたり、自転車を固定するためのサイクルホルダーベルトが用意されているなど、アウトドアな車中泊仕様にアレンジするためのグッズも揃っています。

メーカートヨタ
車名ピクシスバン
フルフラットシート
燃費14.1km/L
室内長1,860mm(荷室長)
室内高1,235mm
価格
公式サイトトヨタ ピクシスバン公式サイト

車中泊におすすめの軽自動車15. 日産 NV100 クリッパーリオ

日産 NV100 クリッパーリオ
日産は商用バン「NVシリーズ」に純正の車中泊グッズを用意していて、NV100クリッパーリオでは座席シートサイズピッタリのベッド・クッションが選べます。室内幅が1,355mmもあるので、大人2人でもゆったりとくつろぐことができます。

また、旅のスタイルに合わせて車外スペースを有効活用できるカーテン&タープキットや天井スペースに衣類やタオルを掛けるのに便利なマルチルーフバーなど、専用設計の純正オプションを選べます。

メーカー日産
車名NV100 クリッパーリオ
フルフラットシート
燃費13.4km/L
室内長2,240mm
室内高1,230mm
価格1,557,000円+税
公式サイト日産 NV100 クリッパーリオ公式サイト

車中泊おすすめ軽自動車の価格比較表

軽自動車
価格
ホンダ N-BOX1,299,000円+税
ダイハツ タント1,130,000円+税
スズキ スペーシアギア1,534,000円+税
ホンダ N-VAN1,174,000円+税
ダイハツ ハイゼットカーゴ1,100,000円+税
ダイハツ アトレーワゴン1,430,000円+税
スズキ ハスラー1,327,000円+税
スズキ エブリイワゴン1,370,000円+税
ダイハツ ムーヴキャンバス1,440,000円+税
ダイハツ タフト1,230,000円+税
三菱 eKクロススペース1,505,000円+税
スズキ ジムニー1,350,000円+税
ダイハツ ウェイク1,250,000円+税
トヨタ ピクシスバン
日産 NV100 クリッパーリオ1,557,000円+税

軽自動車の快適な車中泊におすすめの便利グッズ

車中泊を便利・快適に過ごすために、純正品以外にも各メーカーからさまざまな車中泊グッズが販売されています。

中でも快適な睡眠を車内で取るためにあると役立つ車中泊グッズを紹介します。人気のグッズは口コミも多く寄せられているので、使用感をイメージしやすいです。

  • 段差をなくすマットレスは車中泊の定番
  • シェードやカーテンで車内のプライバシーを確保
  • 電池や充電タイプのランタンで夜も快適
  • 冬の車中泊には寝袋やシュラフがあれば安心
  • その他にあると便利な車中泊グッズ

段差をなくすマットレスは車中泊の定番

軽自動車のフルフラットシートというのは、小休憩するくらいでは気になりにくいですが、完全な平坦ではありません。

段差や凹凸があると、快適な睡眠が取れないばかりか、寝返りが打ちにくいためエコノミー症候群の危険性もあります。

そこで役立つのが車中泊用のマットレスです。各車種のために専用設計されたマットレスなら、ジャストフィットで使いやすいです。厚みとしては10cm以上を確保できると、段差の影響を小さくして、断熱性も高まるため快適な車中泊環境が作れます。

シェードやカーテンで車内のプライバシーを確保

車中泊では、道の駅など公共の駐車場を利用する機会が多くありますが、睡眠時に中が丸見えだとプライバシーや防犯のためにもよくありません。また夜間に街灯の光が入ると、眠りを妨げられることもあります。

そのため、シェードやカーテンを使って、室内の暗さを確保できるようにしましょう。中には断熱性のある高性能なグッズもあり、寒い時期の車中泊でエンジンを切った後に気温が急激に下がるのを防ぐ効果も期待できます。

電池や充電タイプのランタンで夜も快適

日常使用では気になりませんが、車中泊で長時間過ごすには標準の室内灯だと明るさが足りず力不足です。また、エンジンを切った状態で室内灯を常に使用していると、バッテリー上がりのリスクも抱えています。

そのため車中泊で快適に過ごすには、電池タイプや充電タイプのランタンを用意しておくと便利です。フックなどで車のアシストグリップ(ドア上部の取手)に取り付けられるような車中泊と相性の良いグッズを選びましょう。

また、できるだけ荷物を少なくしたい場合には、純正の室内灯をLEDに交換するだけでも消費電力を抑えて室内を明るくできます。

冬の車中泊には寝袋やシュラフがあれば安心

車中泊の快適な睡眠のためには、寝具も必要になります。布団でも問題ありませんが、収納性と保温性を考えると寝袋・シュラフを用意することをおすすめします。

寝袋は登山用途を考えて作られているものだと使わない時にはコンパクトに収納できるため場所を取りません。

また、寝袋・シュラフには「-5℃」のように耐久温度が記載されているため、用途に合ったものを選べば冬の車中泊などでも重宝します。一般的には「使用目安の温度+5℃」の製品を選ぶのが目安です。

その他にあると便利な車中泊グッズ

さらに旅行スタイルに合わせて必要な車中泊グッズを揃えるようにしましょう。

具体的には、以下のようなグッズがよく選ばれています。

  • コンセントも使用できる「ポータブル電源」
  • 天井を収納スペースにする「ネットキット」

AC電源も備えたポータブル電源を用意しておけば、夜間に車をアイドリングすることなく電気毛布やサーキュレーターなど、低電力の電化製品が使用できます。災害時にも役立つグッズです。

また、軽自動車での車中泊の場合、収納スペースが限られているため、天井が高い車種ならネットやバーで収納スペースを作れるキットを用意すると荷物の出し入れがしやすくなります。

【Q&A】車中泊する軽自動車選びで多い質問

以下では、車中泊する軽自動車選びで多い質問・疑問に回答します。

  • 夏の車中泊で暑さ対策は何をしたら良い?
  • 車内で料理をすることは可能?
  • 軽バンと普通の軽の違いは?

Q. 夏の車中泊で暑さ対策は何をしたら良い?

大きく分けると以下のような暑さ対策グッズがあります。

  • サーキュレーター
  • 冷風扇
  • ポータブルクーラー

サーキュレーターは空気を循環させて車内を快適にしてくれます。消費電力も小さいためポータブル電源でも動かせますが、気温自体を下げる効果はありません。

冷風扇は、氷水で冷やされた空気を送り出してくれます。小さい消費電力で気温を下げてくれるのでポータブル電源でも対応可能で車中泊と相性が良いです。

車中泊用にポータブルクーラーを販売しているメーカーもあります。外部AC電源が必要ですが、一部モデルはバッテリー搭載で夜間使用も可能です。

Q. 車内で料理をすることは可能?

車中泊ではカセットコンロを利用するユーザーが多いです。社外品のベッドキットの中には、コンパクトなテーブルがセットになったものもあります。

ただし、車内での調理は一酸化炭素中毒や火の扱いに十分に注意が必要です。

他にも軽自動車のテールゲートに取り付けるタープキットを用意すると、屋外で立って作業できるので快適です。

Q. 軽バンと普通の軽の違いは?

軽バンは物資を運ぶ車として作られた貨物自動車です。ナンバープレートは「4ナンバー」が割り当てられます。

普通の軽だと新車登録時は次の車検まで3年間ありますが、軽バンの場合は2年です。普通自動車だと重量税は商用車の方が安くなりますが、軽の場合、軽自動車と軽バンどちらも1年あたり3,300円と変わりません。

車中泊する軽自動車は口コミ・評判も参考に購入しよう

近年注目を集めている車中泊に適した軽自動車15選をご紹介しました。ボディタイプや車種を賢く選べば、軽自動車でも十分に快適な車中泊が楽しめます。

ですが気になる車が見つかっても、なかなか試乗車を利用して車中泊に適しているかどうかまで確認するのは難しいです。その場合には、実際にその車種を使って車中泊しているユーザーの口コミ評判を確認してみましょう。

口コミ評判を確認すると、車種の車中泊との相性や、他にどんな車中泊グッズを揃えたらいいのかイメージしやすくなります。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

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