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【最高に運転が楽しいクルマ|シボレー・カマロ】脳ミソが揺れる!6.2リットル・V8の雄叫びを聞け(高橋明)

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ラジオのパーソナリティーとしても活躍する高橋明さんが選んだ「運転が楽しいクルマ」の第1位は、シボレー・カマロ。6.2L・V8・OHVはオールドスクールだが、アクセルを踏み込んだ時の咆哮は脳が揺れるほどだという。

TEXT●高橋明(TAKAHASHI Akira)

クルマ好きとしてはどんなクルマも「運転が楽しい」んですけど、「史上最高」と言われると難しくなる。「なんで楽しいのか」とか「どこが楽しいのか」とか考えると頭の中はグルグルしだして、結局「全部楽しいじゃん」ってことに。

それじゃアホみたいなので、読んでくれた人に「へぇ〜」って思われるためにも、ジャーナリストっぽく、カテゴリーにわけて考えてみました。

第3位:マツダ 3(e-スカイアクティブX)「脳と直結しているかのような意のままっぷり」

第3位は量販モデルから選びました。「マツダ3 e-スカイアクティブX」をチョイス。実は新型スバル・レヴォーグと悩みました。どちらも好印象なのですが、レヴォーグはまだ公道で試乗テストしておらず、サーキット、テストコースなど限られた条件でしか運転していないので、マツダ 3 e-スカイアクティブXを選びました。

なぜマツダ 3のe-スカイアクティブXが楽しいか。

2020年11月に一部商品改良をして出力のアップと共に、細かなところまで改良を加えました。その改良で、「アクセル操作に対するレスポンスの改善」があり、その結果、ほんのわずかアクセルを踏んだときに、クルマがほんのわずか動くという実にリニアな動きに変わりました。

だから、意のままといえば簡単ですけど、あまりに期待通りに動くので楽しくなってくるんです。

さらにe-スカイアクティブXにはスカイアクティブG(ガソリン)やスカイアクティブD(ディーゼル)にはない、「スポーツモード」があって、そのモードを使ったときにGVCプラス(G ベクタリングコントロール)がはっきりと稼働していることが体感できのも楽しさにプラスされます。

GVCプラスはマツダの独自技術で、エンジン出力を制御することで、タイヤへの荷重をコントロールする技術です。旋回Gやピッチング、ロールといったダイナミック性能も良くなるという技術で、実はそのGVCは、体感しにくいという声がありました。

がしかし、今回のスポーツモードでは明らかに車両のしっかり感が増し、安定感が増すのを誰もが体感できるようになりました。初めから、そうせいとツッコミたくなりますけど、ぜひディーラーでご体感ください。笑顔になりますよ〜。

火花点火制御圧縮着火とマイルドハイブリッドを組み合わせた「e-スカイアクティブX」エンジンを搭載するマツダ 3。
2020年11月の改良では、エンジンの最高出力が180psから190psに、最大トルクが224Nmから240Nmへと引き上げられた。

第2位:メルセデス・ベンツ EQC「電気自動車になってもベンツはベンツ」

第2位はEV車から選びました。メルセデス・ベンツEQCです。

自動車の変革期になり、クルマの新しい価値創造が始まりました。EVもそのひとつですが、長年ICEに乗り慣れ親しんで来た人には、EV車って抵抗があると思いますが、EQCはモーター駆動になっても「メルセデス・ベンツ」なんです。

高級感もメルセデスだし、乗り味、見た目、どれをとっても「らしさ」があって、メルセデス・ベンツを運転している満足感と楽しさがあります。特に、150kWもある大トルクモーターを前後に搭載し、そのバカトルクの強大さとフル加速はICEにはない、「新しい加速」が楽しめます。

じつはここで迷ったのはBMW 3シリーズの現行G20型です。マイカーがF31型の320dツーリングでハンドリングにはかなり満足しています。が、G20型に乗ったら、さらにその先があることを感じたので、EQCと迷いました。

ただ、3シリーズはプレミアムモデルで各社がハンドリングのベンチマークにしているのは周知の事実。敢えて選ばなくても「駆けぬける歓び」があるのは誰もが知っていると思ったので、EQCにしました。(本音:カテゴリー分けの言い訳ができなくなる)

日本で販売されるメルセデス車としては初のEVとなるEQC。SUVのGLCがベースとなっている。
80kWhのリチウムイオン電池を床下に搭載し、前後のモーターを駆動。航続距離は400km(WLTCモード)。

第1位:シボレー・カマロ「荒ぶるV8サウンドは檻から出た野獣のごとし」

そして第1位はシボレー・カマロです。え〜!って声が聞こえてきそう。。。でも好きなんです。

理由は「脳ミソが揺れる」からです。

V8型6.2LでOHV。プッシュロッドだぜ! しかも過給器なしの大トルクは文句なし。40km/hとか60km/hだと1100rpm程度しか回っておらず、アイドリングか! 10速もあるATもすごいけど大トルクの成せる技です。

そしてV8独特のランブル音は快感。カマロは、エンジンの始動時にV8が雄叫びをあげます。その後、猛獣が喉を鳴らすようにグルゥグルゥいってます。街中を流して走るときはずっと、喉を鳴らし、グルゥグルゥした状態。

そこからアクセルを踏み込むと、檻からでた猛獣のように吠えまくります。そのV8の音を聞いていると脳ミソが揺れるんです。しかも、信号で止まってアイドリングしているときはボディも一緒に揺れ、もはやトランス状態の快楽園。

そんな前時代的な印象ですが、侮れないのはハンドリング。ロングノーズで慣性モーメントが大きそうなレイアウトですけど、そこは現代の最新モデルだけに、意のままのドライビングができちゃうんです。リニアです。

さらにさらに魅力なのは695万円の価格。アストンやマセラティの半分以下です。(あっちと比べるな! セグメントが違うだろ)カマロはコスパも魅力なんです。

食わず嫌いなあなた、一度試乗してみることを強くお勧めします。

2016年に登場した、6代目のシボレー・カマロ。エンジンは6.2L V8のほか、2.0L直4ターボも選べる。
高橋さんとシボレー・カマロのツーショット。

『最高に運転が楽しいクルマ・ベスト3』は毎日更新です!

クルマ好きにとって、クルマ選びの際に大きな基準となるのは、
「運転が楽しいかどうか」ではないでしょうか。

とはいえ、何をもって運転が楽しいと思うかは、人それぞれ。「とにかく速い」「速くないけど、エンジンが気持ち良い」「足周りが絶品」などなど、運転を楽しく感じさせる要素は様々です。

本企画では、自動車評論家・業界関係者の方々に、これまで試乗したクルマの中から「運転が楽しかった!」と思うクルマのベスト3を挙げてもらいます。

どんなクルマが楽しかったか。なぜ楽しいと感じたのか。それぞれの見解をご堪能ください。

明日の更新もお楽しみに!

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