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“アーロン ジェネリック”チェアの使い心地はいかなるものか? <ルノー・トゥインゴ長期レポート番外編>

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会員制スーパーのコストコで販売中のオフィスチェアがお値段のわりになかなかの座り心地という情報を得て、トゥインゴで買いに行ったというのが前回のレポート。今回は組み立て&実際に使用してみての印象をお伝えする。

TEXT&PHOTO 松井亜希彦(MATSUI Akihiko)

人気の“アーロン ジェネリック”チェアを、コストコに買いに行く<ルノー・トゥインゴ長期レポートVol.17>

テレワークで自宅業務を快適に行なうための椅子を購入する人が増えている。筆者もネットいろいろ情報を集めていたのだが、「...

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テレワークを快適にするための椅子を探していて見つけたコストコのBayside Furnishings Metrex IV Mesh Office Chair。その外観からネットでは“アーロン ジェネリック”とも呼ばれているオフィスチェアだが、大きなダンボールに部品状態で収まっている。梱包状態で重量は20kg近くあり手をかける場所もないので、男性でも取り回しは楽ではない。購入済みの方のブログで「ゴム付きの軍手があると運びやすい」という情報を得ていたので、筆者もコストコでの購入時には持参した。確かにこれがあると断然運びやすい

コストコの巨大なカートになんとか収まるサイズ。
ゴム付き軍手のグリップが頼もしい。

コストコではカートに載せて駐車場のトゥインゴまで運べるのだが、自宅マンションに到着後に自室まで運び込むのがいちばん大変だった。ダンボールは部品を出してしまえば用済みなので、汚れなどを気にせずマンション内の通路はズルズルと押して移動。購入時点でダンボールはすでにあちこち凹んでいるので気にせず運べる。

開封時にもワクワクさせてくれるApple製品などの対極に位置するアメリカンなパッケージ。

ようやく自宅に運び込んで開封してみると、「これは不良品ではないよね……」と若干不安になるアバウトな緩衝材の使い方がまず目に入る。ひとつひとつの部品が大きく重いので、組立時には広めのスペースを用意しておいたほうがいいと思う。

同梱されているボルトと工具。注意書きテープもアバウトにホチキス止め。
組立自体はさほど難しくはない。しかし、そのサイズと重量が問題に。

組立説明書に日本語表記はないが、イラスト入りなので難しくはない。まずキャスターを足に取り付けるのだが、これは力ずくで押し込む方式。少し心配になるが思い切って押せばOK。その後に上下昇降用のガスシリンダーを差し込む。

かなりの力がいるが、コツは「思い切り押せ!」
ガスシリンダー装着はスムーズに行なえる。

続いて座面に背もたれを取り付けるためのパーツを組み込む。付属のレンチを使ってボルトで締め付けていく方式。最大の難所は次のパートで、座面に背もたれを取り付けるのだが部品が重いのでかなりキツい。ここは組立説明書にも記載されているように、梱包されていたダンボールに載せてから作業していこう。最後は脚の部分に座面&背もたれを乗せれば完成。20分もあれば組み立ては終了する。

座面にパーツを取り付ける。こちらはまだ楽だが……。
背もたれ装着は梱包されていたダンボールを使おう。
完成した”アーロン ジェネリック”。右にあるのは空気清浄機。

完成した状態がこちら。座面サイズや背もたれが以前テレワークで使っていた椅子よりも圧倒的に大きく各部のつくりも堅牢なので、疲労度は確実に減った。メッシュの座面の柔らかさも快適。数日間この“アーロン ジェネリック”を使った後に以前の椅子に試しに戻してみたが、座面の小ささと硬さに「自分はよくこれに座っていられたな」と驚くほどだった。アームレストは上に跳ね上げられるのでテーブルの下に格納する際には置くまで押し込める。これがテレワークではけっこう重要な要素で、固定式アームレストだとテーブルの下に入らないため使わないときに邪魔になるものもある。

ふたつの役目があるレバー。
座面の上下昇降調整は、レバーを上に上げればロックが解除される。背もたれに体重をかけると背もたれがリクライニングするロッキングは、このレバーを外側にスライドさせてから行なう。「背もたれがどうやっても動かない」というレビューを挙げている方もいるが、レバーがきちんとスライドできていないのでは、と思う。弱点といえるのは、座面をもっとも低くしてもまだ高すぎる、というそのサイズ。一番下げた状態で座面中心部は床からおよそ50cm、座面前部の少し下がっている部分で45cm程度だが、まだ高すぎて腿の裏側が圧迫され疲れるという人もいるだろう。

大きな座面だが、腰の部分を支える機能はなし。
本家アーロンチェアには「ポスチャーフィットSL」という高機能のランバーサポートが搭載されており、同様の機能を持ったオフィスチェアも数多いがこちらにはその類の機能部品は一切ない。座面サイズは左右だけでなく前後方向も大きいので、大柄な人でないと腰のあたりが背もたれに届かないことになる。そこで自分は後日、汎用品のメッシュクッションを購入して組み合わせて使っている。

透明なPVCマットを敷いて使っている。
さらに、椅子自体が重いのでキャスターを転がして椅子を動かしているとフローリングに傷が付きやすい。“アーロン ジェネリック”の重量は筆者の計測で約18.3kgだった。そこでフローリングを保護する透明のPVCマットも別途購入(Amazonで2680円)。これは買ってからその良さを実感している。透明なので目立たず、傷つきを気にせず座ったまま椅子を動かせるのはなかなか快適。

弊社も本格的なテレワーク体制に移行しつつあり、自宅の作業環境は効率に直結する。1万3000円弱で購入したコストコの“アーロン ジェネリック”は、なかなか満足できる買い物だった。

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