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【新型ホンダ・ヴェゼル】居心地ヨシ、コスパも高くてヒットは確実!? 売れ筋グレードは1.5Lハイブリッドの「e:HEV Z」だ

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4月22日にホンダは新型ヴェゼルを正式発表、翌23日から発売を開始する。価格は1.5Lガソリンモデルが227万9200円〜249万9200円、1.5Lハイブリッドモデルが265万8700円〜329万8900円だ。ベストセラーとなった先代とはガラリと趣が変わった新型ヴェゼルだが、2打席連続ヒットの予感が大の充実した内容となっている。

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新型ヴェゼルの 1.5Lガソリンは約228万円-、1.5Lハイブリッドは約266万円-

グレード構成:主力はハイブリッド。遊び心あふれる「PLaY」を新設定

エクステリア:ボディサイズは先代と同等。水平基調のデザインで新しさをアピール

インテリア:視界良好、使い勝手上々。人に優しい室内空間がうれしい

パワートレーン:ハイブリッドは2モーター式に刷新。1.5Lガソリンエンジンも実は新開発

リアルタイムAWD :プロペラシャフトを使うから後輪に大トルクを伝達できる

走りの進化:ボディ剛性向上とサスペンションの最適チューニングを実施

ホンダセンシング:広角の単眼カメラと前後ソナーの組み合わせで機能を向上

ホンダコネクト:地図自動更新、デジタルキー、車内Wi-Fiなどより便利に

新型ヴェゼルの 1.5Lガソリンは約228万円-、1.5Lハイブリッドは約266万円-

グレード構成:主力はハイブリッド。遊び心あふれる「PLaY」を新設定

2013年12月から発売が始まったホンダ・ヴェゼルは大ヒット。2014年から2020年の間にSUVの販売ランキング1位を4回も獲得し、累計販売台数は46万台を記録した。ヴェゼルはハイブリッドが選ばれる比率も65%と高く、ホンダ全体の電動化にも貢献。登録車における電動化比率は、市場全体が32%なのに対してホンダは55%。これはメーカーの中でナンバー1だ。

また、SUVの市場規模は年々広がっており、2020年は登録車のうちSUVが31%を占めている。今後もさらなる拡大が予想されるSUVのカテゴリーだが、そこでさらなる存在感を発揮すべく送り込まれるのが、4月23日から発売が始まる新型ヴェゼルというわけだ。

4月23日から発売が開始される新型ヴェゼル。初代は約7年間の間に46万台のセールスを記録した。

新型ヴェゼルのグレードと価格は以下の通りだ。

【1.5Lガソリンモデル】
G 227万9200円(FF)/249万9200円(4WD)

【1.5Lハイブリッドモデル】
e:HEV X 265万8700円(FF)/287万8700円(4WD)
e:HEV Z 289万8500円(FF)/311万8500円(4WD)
e:HEV PLaY 329万8900円(FF)

1.5Lガソリンモデルが1グレード、1.5Lモデルが3グレードとなっており、新型ヴェゼルの主力がハイブリッドであることが分かる。ホンダは2030年に販売台数の3分の2を電動化する目標を掲げていることもあり、ヴェゼルに限らず、他の車種でもハイブリッドへの注力が一層進むことだろう。

先代で売れ筋だったのはZグレード。新型ヴェゼルのZはハンズフリーのパワーテールゲートやブラインドスポットインフォメーションなどユーザーから要望が多かった装備が標準化されており、今回もホンダの担当者曰く「一番魅力的なグレード」になっているという。一方で、先代では途中から加わった1.5Lターボのツーリング、スポーティな装いのRSといったグレードは姿を消した。

新型で目新しいのはPLaYというグレードだ。2トーンのボディカラーやトリコロールのカラーバー付きグリル、明るいグレージュ色のシートなどの専用装備が与えられた、遊び心を演出した個性派向けグレードとなっている。価格もラインナップ中で一番高額なのだが、Zから省かれている装備もあり、「PLaY=最上級グレード」という位置付けにはなっていないことに注意したい。

価格はというと、1.5Lガソリンが220万5093円から、1.5Lハイブリッドが258万6018円からだった先代よりも若干の値上げとなっている。しかし装備の充実分を考慮すると、新型ヴェゼルはかなり頑張った値付けとなっているのではないだろうか。

新型ヴェゼルの売れ筋グレードとなることが予想される「e:HEV Z」。
ハイブリッドの中では最も廉価なグレードの「e:HEV X」。
新型ヴェゼルで新設定された、遊び心が感じられる「e:HEV PLaY」。

エクステリア:ボディサイズは先代と同等。水平基調のデザインで新しさをアピール

ここからは、新型ヴェゼルの車両の詳細に迫ってみよう。

新型ヴェゼルは先代のセンタータンクレイアウトを継承し、コンパクトなボディサイズを維持している。全長4330mmは先代と同一(先代のRS/ツーリング系は4340mm)、全幅1790mmは先代から+20mm(先代のRS/ツーリング系は1790mm)、そして全高1580mm(18インチホイール装着車は1590mm)は先代よりも25mm低い。多少の数字の増減はあるが、新旧でサイズの大きな違いはない。

新型ホンダ・ヴェゼル PLaY
新型ホンダ・ヴェゼル PLaY

だが、デザインは大違いだ。やや時代を感じさせた先代のウェッジシェイプ調から、新型は水平基調のプロポーションに変更。クーペライクなリヤエンドは継承しているものの、よりロングキャビンが際立つフォルムとなっている。実際、後席の足周り空間は先代よりも35mm広くなっており、「後席は1クラス上のSUVに相当する」とホンダは謳っている。

クーペフォルムは継承しつつ、水平基調とすることでノーズとキャビンの存在を強調。

新型ヴェゼルでは、ボディとの一体感を強めたインテグレーテッドグリルも特徴だ。こうした新型ヴェゼルの洗練されたデザインの実現には、F1マシンの設計・開発などを行うHRD Sakuraも貢献している。最新の風洞設備を用いて試験を重ねることで、エアロパーツを追加することなく優れた空力性能を達成できたのだ。

フロントバンパーから取り入れた空気でフロントタイヤが起こす乱流を抑制。
サイドシル後端をリップ形状にしてリヤタイヤ側面の乱流を抑制。
リヤスポイラーのサイドを伸ばすことで空気の巻き込みを抑制。

新型ヴェゼルのデザインに関しては賛否両論あるようだが、実車を見ると個性が感じられる部分が多く、「あり」というのが個人的な感想だ。フロントピラーが後退したこと、ボンネットからドアショルダー部につながるラインを連続させたこと、ドアミラーの基部をAピラーからドアのアウターパネルに移設したことなどにより、運転のしやすい爽快な視界を確保するなど、ユーザー視点に立ったデザインが取り入れらているのも好印象である。

インテリア:視界良好、使い勝手上々。人に優しい室内空間がうれしい

インテリアも奇をてらわない水平基調のクリーンなもの。メーターやディスプレイは見やすい上部に、スイッチ類は手の届きやすい場所に配置されており、視界の良さと合わせて乗員に優しい環境が整えられている。

ダッシュボード上部からドアショルダーにかけてなめらかにラインを繋げて爽快な視界を確保。ディスプレイを上部に配置しつつ、空調のダクトもできるだけ高い位置に置くなど、とにかく乗員に対して快適な空間を作り上げることに配慮されている。
ハイブリッドモデルのメーターは、右に速度計、中央から左にかけて7インチTFT液晶を配置。
ガソリンモデルのメーターは、右に速度計、左に回転計、中央に4.2インチTFT液晶を配置。
リヤシートは着座位置を見直し、足元空間を先代から35mm拡大。シートバックも厚くなっているという。
フロントシートも心地良い座り心地。視界の良さが運転のしやすさを予感させる。
ドアパネルがサイドシル下端まで覆うので、乗り降りの際に足を汚しにくい。
ドアを開けた際のボディの突出も減っており、後席の乗り降りが容易になった。
容量の数字よりも、リアルライフでの使いやすさを追求した荷室。
リヤシートは背もたれを倒すとダイブダウンしてフラットに荷室を拡大可能。フロントシートも前にスライドさせれば、約190cmの大人が横になれる。
トノカバーはユニークな吊り下げ式。わざわざ引き出す手間が不要で使い勝手がいい。
リヤシートはチップアップ可能なのは先代通り。センタータンクレイアウトの恩恵だ。

新型ヴェゼルではいくつかユニークな新装備が採用されているので、それらをご紹介しよう。

・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付き)
足の出し入れで開閉が可能なだけでなく、予約ボタンを押してクルマから離れると、テールゲートが自動で閉まりロックまで行なってくれる「予約クローズ」機能を追加。

足の出し入れで開閉できる電動テールゲートには予約クローズ機能も備わる。

・パノラマルーフ
PLaYに標準装備。ホンダ初採用の「Low Eガラス」は90%以上の紫外線・赤外線をカットするとともに、日射透過率を25%以下に抑制。 従来のモデルでシェードを閉めた状態と同等の効果を発揮するという。

見上げ角にこだわり、前席でも運転姿勢で正面を見た状態で空が見える視界を確保している。

・新設計のエアコン吹き出し⼝「そよ⾵アウトレット」
L字型の送風 ウトレットから吹き出した風が前席乗員の頬を撫でつつサイドウインドウに沿って後方に流れることで、前席乗員へ心地良い空気の流れを作り出す。

夏場はサイドウインドウから伝わる暑さ、冬場は寒さを軽減する効果ももたらす。

・静電タッチ式LEDルームランプ
照明のレンズ周辺を指で触れて点灯・消灯が可能。暗い車内でもブラインドタッチで点けられ
る。

軽くタッチするだけでOK。操作性も見た目もいい。

・独⾃開発のプレミアムオーディオ
新型ヴェゼルに合わせて専用開発・設計。「原音再生」にこだわり、高級スピーカーに採用されるケブラーコーンスピーカーと、パイオニア製高性能アンプを採用する。

ダッシュボード上部には8cmケブラーコーンのセンタースピーカー、前後のドアには17cmケブラーコーンスピーカー、左右のAピラーとリヤドアにはアルミドームツィーター、トランクサイドには13cmBOXバスレフサブウーファーと、合計10個のスピーカーを採用。

パワートレーン:ハイブリッドは2モーター式に刷新。1.5Lガソリンエンジンも実は新開発

新型ヴェゼルのパワートレーンは、1.5Lハイブリッド(ホンダの名称は「e:HEV」。イーエイチイーブイと読む)と1.5Lガソリンの2種類。

【1.5Lハイブリッド(e:HEV Xグレード)】
エンジン最高出力 78kW(106ps)/6000-6400rpm
エンジン最大トルク 127Nm/4500-5000rpm
モーター最高出力 96kW(131ps)/4000-8000rpm
モーター最大トルク 253Nm/0-3500rpm
WLTCモード燃費 25.0km/L

【1.5Lガソリン(Gグレード)】
最高出力 87kW(118ps)/6600rpm
最大トルク 142Nm/4300rpm

ハイブリッドは発電用と走行用、2つのモーターを備えた「e:HEV(イーエイチイーブイと読む)」で、燃費はWLTCモードで25.0km/L。先代の1モーター式ハイブリッドの21.0km/Lから大幅な燃費向上を果たしている。

2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」は車体前部に1.5Lエンジン、2モーター内蔵電気式CVT、PCU(パワーコントロールユニット)を搭載。車体後部にはIPU(インテリジェントパワーユニット)を積む。

フィットのハイブリッドと基本的には同様のシステムだが、新型ヴェゼルでは荷室下に配置したIPU(インテリジェントパワーユニット)の中からPCU(パワーコントロールユニット)を独立させてエンジンルームに移設。そこで空いたスペースを利用してバッテリーのセル数を48から60に増加させた。さらにエンジンの出力アップ(72kW→78kW)、電気式CVTのローレシオ化を行うことで、より力強い走りを実現しているという。

PCU(パワーコントロールユニット)。バッテリー電流を直流から交流へ変換したり、電圧を走行用モーターの要求電圧に昇圧し、2つのモーターをコントロールする。
IPU(インテリジェントパワーユニット)。小型・高出力密度のリチウムイオンバッテリーと制御用ECUなどを一体化した電源ユニット。
新型ヴェゼルでは容量アップした60セルのIPUを、先代の48セルと同じ高さに抑えて搭載する。

新型ヴェゼルはモーターも新しい。先代の集中巻きステーターから、新型は容積効率を高められるセグメント巻線ステーターに変更。一体成型のワイヤーにはホンダ独自の薄皮膜技術を採用することにより容積効率を向上、出力密度を高めている。モーターの最高出力は96kW(131ps)&最大トルクは253Nmで、先代の22kW(29.5ps)&160Nmとは段違い、フィットの80kWよりもハイパワーだ。

モーターはセグメント巻線ステーター製法の採用などにより、出力密度を向上した。

モーター走行、エンジン走行、そしてエンジンで発電した電力でモーターを駆動するハイブリッド走行の3つを状況に応じて切り替えるe:HEV。新型ヴェゼルでは一般的な「NORMAL」、ダイレクトな走りが楽しめる「SPORT」、燃費に有利な「ECON」と3つのドライブモードが備わる。

新型ヴェゼルでは3つの走行モードが選べるドライブモードスイッチを採用。

アクセルオフ時の減速感も色々と選べるようになっており、Dレンジでは一般的な減速感だがBレンジでは強めの減速感に仕立てられているため、ブレーキ操作を軽減してワンペダル的なドライブ可能。また、ステアリングの減速セレクターを操作することで、任意に4段階の減速度を選択することもできる。

アクセルオフ時の減速度も3つの操作で変更できる。

L15Z型1.5Lガソリンエンジンは最高出力87kW(118ps)、最大トルク142Nmを発生。FFモデルのWTLCモード燃費は17.0km/L。組み合わされるCVTはギヤのローレシオ化、軸支持ベアリングのボール/ローラー化(フリクション低減)、サーボ油圧システム採用(燃費向上)などの改良が行われた。
ハイブリッドに注目が集まりがちだが、1.5Lガソリンエンジンも実は新開発のものだ。特徴はポート噴射を採用していることで、直噴の高圧インジェクターが発するノイズがなく静粛性に優れているのがメリット。組み合わされるCVTには加速時のステップアップシフト制御やブレーキ操作に連動したダウンシフト制御が盛り込まれている。ピュアエンジン車ならではの爽快な走りが持ち味で、エントリーグレードと簡単に片付けてしまうのがもったいない存在だ。

リアルタイムAWD :プロペラシャフトを使うから後輪に大トルクを伝達できる

先代ヴェゼルではなんとなく影が薄かった4WDだが、新型ヴェゼルのハイブリッドではホンダが「リアルタイムAWD」と呼ぶ4WDにも注目したい。特徴はプロペラシャフトを備えていることで、リヤにモーターを配置する他のハイブリッド4WD車(トヨタ・ヤリスクロスなど)よりも後輪に大トルクを伝えられるのがメリットだ。

さらに新型ヴェゼルではリヤデフの制御を高応答に進化させた上で、四駆のトルク容量を従来よりも10%アップしている。こうしたシームレスな駆動力とアジャイルハンドリングアシスト、トラクションコントロールの組み合わせにより、滑りやすい路面では抜群のライントレース性を発揮するという。

なお、フィットはリヤデフに制御のないビスカスカップリングを採用しているのが異なる点で、フロントが滑ったらパッシブにリヤでトルクを発生する。一方新型ヴェゼルのリヤデフは多板クラッチを油圧でコントロールしており、ECUからの指令で締結力を変更して前後の駆動力配分をコントロールする。

後輪への駆動はプロペラシャフトで伝達するリアルタイムAWD。先代からはトルク容量や応答性の向上が図られている。

走りの進化:ボディ剛性向上とサスペンションの最適チューニングを実施

新型ヴェゼルでは、ダイナミクス性能も進化している。走りの要となるボディ剛性に関しては、ハンドリングの安定性と応答性の鍵となるタイヤの接地点剛性を20%、ボディのねじり剛性を15%それぞれ向上。また、サスペンション性能を最大限に引き出し、スムーズに動かすためにダンパーの取り付け点剛性も15%向上させた。さらに超高張力鋼板の使用比率を9%から15%に高めることで、不要なウェイトアップを避けている。

新型では980MPa以上の超高張力鋼板(オレンジ、紫、ピンクの箇所)の適用比率を1.7倍に拡大。ボディ剛性向上と軽量化の両立を実現した。

サスペンションはフロントがストラット、リヤがトーションビームと先代と同様の形式。そこにフロントサスペンションの低フリクション化、ステアリングシステムの剛性アップに加えて、リヤサスペンションの液封コンプライアンスブッシュの改善を実施した。

コンプライアンスブッシュは乗り心地のためにはゴム剛性を下げたいが、単純に下げると横剛性が一緒に下がってしまい、操縦安定性に影響が出てしまう。そこで新型ヴェゼルではコンプライアンスブッシュの端部にフランジを設けるとともにブッシュ容量を上げることで横剛性を確保、これによりハンドリングと乗り心地の両方を同時に向上させることができたという。

フロントはマクファーソンストラット、リヤはトーションビームを採用する。

ノイズと振動の低減、いわゆるNV性能の向上も新型ヴェゼルのこだわりだ。ハイブリッドでは主にEVモードからエンジン始動時の音圧変化の低減を実現したが、そこで効果を発揮したのがトランスマウントホルダーの剛性アップだ。剛性確保に有利な樹脂の一体成形に変更し、さらに車体との締結点を3点に増やした。また、車速と連動した加速エンジン音の実現に関しては、エンジンを支えるトルクロッドマウントのブッシュのゴム足の形状と硬度を見直すことで達成した。

ロードノイズに関しては、路面の切り替わり時に感じる音の変化の抑制を目指した。各部の音響感度を解析し、車体各部の固有値の適正化を図った。具体的には、25Hz付近はテールゲート構造の見直し、50Hz付近はガラス下端のスティフナー構造の見直しなど、周波数ごとに部品の剛性アップや制振材の拡大などを行い、音圧変化の少ないキャビン空間を実現した。

トランスマウントホルダーの剛性アップ
トルクロッドのブッシュ構造変更

ホンダセンシング:広角の単眼カメラと前後ソナーの組み合わせで機能を向上

安全運転支援システム「ホンダセンシング」は全グレードに標準装備だ。先代はレーダーと画角の狭いカメラで前車や周辺環境を検出していたが、新型ヴェゼルは広角の単眼カメラ(高解像度)と高速画像処理チップ、さらに前後のソナーセンサーを組み合わせることで機能向上を果たしている。先代からは後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビームなどが追加された。カメラにはヒーターを装備して曇りを防止することにより、ホンダセンシングが機能する環境を拡大している。

また、25mまで検知範囲が拡大されたブラインドスポットインフォメーション、4つのカメラで死角をなくすマルチビューカメラも新搭載するなど、安心・安全をサポートする装備が充実しているのは頼もしい。

フロントの単眼カメラ(フロントガラスの曇りを防止するヒーター付き)は100度までワイドビュー化。車両前後のソナーセンサーは誤発進抑制機能や後方誤発進抑制機能に作用する。

ホンダコネクト:地図自動更新、デジタルキー、車内Wi-Fiなどより便利に

フィットから搭載が始まった新世代コネクテッド技術「ホンダコネクト」ももちろん搭載される。システムはディスプレイとテレマティクスコントロールユニット、Bluetoothユニットで構成されており、それらがキャリア回線を通じてホンダのサーバーと通信することでサービスが提供される。

新型ヴェゼルで目新しいのは、ホンダで初となる地図自動更新サービスだ。これは自車や目的地の周辺に新しい地図があった際、ディーラーなどを訪れることなく、ホンダコネクトのシステムが自動的に行う地図更新を行ってくれるというもの。そのほか、スマホでドアロックやエアコンのオン・オフ操作が可能なほか、スマホが鍵がわりにもなるデジタルキー、車内でデータ通信容量を購入して利用できる車内Wi-Fiもホンダ量販車としては初の機能となる。

ホーム画面はアイコンの並べ替えが可能など、操作性も十分に考慮されている。
Hondaデジタルキー
自動地図更新サービス
車内Wi-Fi
Hondaアプリセンター

ホンダ・ヴェゼル PLaY(FF) 諸元表

■ボディサイズ
全長×全幅×全高:4330×1790×1590mm
ホイールベース:2610mm
車両重量:1400kg
乗車定員:5名
最小回転半径:5.5m
燃料タンク容量:40L(無鉛レギュラー)

■エンジン
型式: LEC
形式:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1496cc
ボア×ストローク:73.0×89.4mm
圧縮比:13.5
最高出力:78kW(106ps)/6000-6400rpm
最大トルク:127Nm/4500-5000rpm
燃料供給方式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)

■モーター
型式:HS
形式:交流同期電動機
最高出力:96kW(131ps)/4000-8000rpm
最大トルク:235Nm/0-3500rpm

■駆動系
トランスミッション:電気式無段変速機
駆動方式:フロントエンジン+フロントホイールドライブ

■シャシー系
サスペンション形式:Fマクファーソンストラット・Rトーションビーム
ブレーキ:Fベンチレーテッドディスク・Rディスク
タイヤサイズ:225/50R18

■燃費
WLTCモード:24.8km/L
市街地モード:24.5km/L
郊外モード:26.7km/L
高速道路モード:23.8km/L

■価格
329万8900円

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