
“角目カブ”だからこそ映える旧車レーサースタイル
ANIKI-JAPANさんは、以前から“角目カブ”を探していたという。理由は、やはりこの独特なスクエアデザインだ。

「旧車っぽくしたかった」という言葉どおり、カスタム全体も昭和感を意識した構成。特に印象的なのが、ワンオフ感たっぷりの角型ヘッドライトだ。
このヘッドライトは、友人宅に転がっていたパーツをベースに溶接加工して装着したもの。「角目は絶対やりたかった」と話しており、角目カブ特有のスクエアなフロント周りとの相性も抜群だ。

さらにツインメーター化によって、コクピット周りも一気に旧車レーサー風へ変貌。ハンドルは旧車系カスタムで人気の“一番絞り”をベースに少し開き方向へ加工しており、やんちゃな雰囲気を残しながらも、実際に乗れるバランスへ調整されている。

4.25Jワイドホイールで作る“昭和感”
この車両最大のこだわりは、やはりリヤ周りだ。
装着されるスイングアームは、KEPSPEED製10cmロング。そこへレーシングボーイ製17インチ4.25Jホイールを組み合わせ、かなり迫力あるシルエットを実現している。

フロントはレーシングボーイ製17インチ2.5Jホイールに細いタイヤを“引っ張り”で装着。どこか東南アジア系カスタムカルチャーの空気も漂う。

マフラーはオーヴァーレーシング製GPパフォーマンスを無加工装着。さらにベティちゃんのステッカーなどを加えることで、ポップさもプラスしている。

110cc+5速化で“見た目だけじゃない”走りを実現
エンジンはダックス50を使用し、クリッピングポイント製ハイパワーボアアップキットによって110cc化。さらにSP武川製5速ミッション、スペシャルクラッチ、CDIまで組み込まれている。
吸気にはヨシムラ製TM26キャブを組み合わせ、最高速は約110km/h。「このハンドルだと結構怖いです(笑)」と話すANIKI-JAPANさんだが、それでも“旧車っぽさ優先”という割り切りがこの車両らしい。

リヤショックも銘柄重視ではなく、「長さがちょうどよかったから」という理由で選択。パーツブランドや高級感だけではなく、“見た目のバランス”を最優先しているところにも、この車両らしさがある。
完成度は高いが、どこかストリート感が残る“赤い角目カブ”。友人から譲ってもらったパーツや、転がっていた部品を活かしながら、自分の好きなスタイルへ仕上げていく。そんな4MINIカスタムの自由さが凝縮された一台だった。
ディテールチェック






撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.20」
■日時:2026年5月10日(日)
■開催地:唐子・鑓遺跡史跡公園(奈良県)
こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!
【モトチャンプ】
![by Motor-Fan BIKES [モーターファンバイクス]](https://motor-fan.jp/wp-content/uploads/2025/04/mf-bikes-logo.png)