次期型の登場は、改良新型発売の5年後、つまり2031年あたりと予想される

日産アメリカのシニアバイスプレジデント兼チーフプロダクト&プランニングオフィサーであるポンズ・パンディクティラ氏が、海外メディア「The Drive」誌の取材で、「フェアレディZ」次期型に関して語った。

そのレポートによると、次世代Zはすぐに発売することはないようで、おそらく次の10年、つまり2027年から2036年の間になることを示唆。しかし、すでに次期Zの構想を練っていると語ったようだ。

日産 フェアレディZ ヘリテージエディション

フェアレディZは、改良新型を発表したばかりだ。デザインが刷新され、フラッグシップモデルのニスモには6速マニュアルトランスミッションが追加された。ポンズ・パンディクティラ氏によると、日産はZブランドの伝統を尊重しつつ、現行モデルのアップデートを継続していく意向だという。

日産 フェアレディZ NISMO

同氏は、日産は「今後3年以内に」ヘリテージベースの特別仕様車を投入する予定だと述べ、「その後、次世代モデルのデザインについて積極的に検討していく」と付け加えた。

つまり、次期モデルの本格的開発スタートの前に、まずはスポーツカーの特別仕様車の開発に力を入れる計画のようなのだ。

さらに、「その多くはヘリテージに基づいたものになるでしょう」と語り、日産は、Zを単に製造して終わりにするつもりはなく、常に新鮮さを保つための努力を惜しまないという。

次世代Zが本格的に登場する時期は、新型GT-Rの後に発売される可能性が高いようだ。まだ見ぬ新型GT-Rは、ツインターボVR38エンジンを搭載しつつ、ハイブリッド化されると予想されている。

「Zは、次世代GT-Rがどのような姿になるのかという点にも合致する必要がある」と彼は述べたという。「GT-Rが位置するであろう、価格帯の下位に位置づけられる必要があるのです。」と締めくくっている。

以上の話しからも、フェアレディZ次期型の登場は、改良新型発売の5年後、つまり2031年あたりと予想される。

現行Zは、旧型370Zとプラットフォームを共有しており、インフィニティQ50で初採用されたVR30DDTTエンジンを搭載。次期型では、全く新しいプラットフォームを採用すべきだが、ニッチなスポーツカーであることを考慮すると、まずは、日産の財政状況を立て直すことが先決と思われる。