Q.コースで出される旗や信号の意味は?

A.危険/指示/危険解除/注意/終了などをドライバーに知らせるもの

旗や信号が提示される場所は走行前に確認しておくこと

走行中、コースを管理するオフィシャルからの指示は旗や信号で行われる。アウトラップでは旗が振られる(信号が表示される)各ポストの位置を必ず確認。

ストリートで標識や信号、車線を守るように、サーキットも定められたルールに準じて走る。そのひとつがコースサイドの各ポストから出される旗(信号)だ。何もなければ出されないが、何かあると出されるので、旗(信号)ごとの指示にしたがう必要がある。いちばん危険なのは、旗それぞれの意味を理解していないことと、見落としだ。

見落としたり、旗(信号)の指示にしたがわないと、他車に迷惑を掛けたり、事故につながったりする。他車を巻き込んでの事故は最悪だ。公式レースでは厳重注意が与えられ、ペナルティの対象や失格になる場合も。

走行会でよく出される旗は6種類で、それぞれの意味は別記のとおり。黄旗/緑旗/赤旗は信号機の点灯で知らせるサーキットもある。チェッカーやオレンジボールやオイル旗はオフィシャルによる表示が多いが、最近はデジタル掲示のケースも増えてきた。

黄旗区間は追い越し禁止で、黄旗が振られているポストの通過時点からグリーンフラッグが振られているポストの通過時点までが該当区間。追い越しができるのはグリーンフラッグのポストを通過した直後からだ。ただし、サーキットごとの特別ルールもあるので、ブリーフィングでの指示にしたがっていただきたい。

オレンジボールやここにはないが、黒旗はゼッケンとともにメインポスト(コントロールポスト/タワーポスト)で出される。オレンジボールを確認したら、速度を落として車両を確認。オイルや液体が漏れているようなら、即座にコース外にクルマを停める。

そうでない場合はその周にピットイン。車両の点検を行う。黒旗は危険行為があった場合や、安全基準を満たさない状態で走り続けた場合に出される厳重注意の旗で、その周にピットイン。お叱りを受けることになる。

各ポストと無線などでやり取りし、コース管理を統括する管制室。サーキットにもよるが、コースにはカメラが設置され、管制室でモニターされている。走っている姿はつねに見られているというわけだ。

走行会でよく出される旗の種類


旗はコースサイドのポストで出される

ポストはコース上の要所にあり、オフィシャルが詰める。走行会の場合、すべてのポストに人がいるとは限らない。詳細は走行前のドライバーズブリーフィングで示されることが多い。また、走行開始の1周目に緑旗を出し、有人のポストを知らせる場合もある。

スタート&ゴールラインにあるのがメインポスト。チェッカーはここで出される。同位置に信号機やデジタル掲示板があるサーキットでは、その表示も見落とさないように気をつける。


コースインできるかどうかはピットエンドの信号で判断

コース上をクルマが走っていても、ピットロード出口の信号が赤の場合ははコースインできない。必ず青になってから入ること。出口に立っているオフィシャルの指示に従って、1台ずつ入るケースもある。

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サーキットを楽しく安全に走るためにはルールとマナーの尊守が重要。3回目の今回はサーキットの施設や環境について。知っておけば、賢く使えるし、落ち着いて走行に臨むこともできる。 Photo/伊藤嘉啓 Text/鈴木 博 本記事はレブスピード2019年 5月号からの抜粋です。


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