『ゼンゼロ』2周年イベントに特別カラーの「XSR900 GP」が登場

2026年7月31日、東京・秋葉原のベルサール秋葉原で『ゼンレスゾーンゼロ』のリリース2周年を記念した「ゼンゼロ2周年イベント」が開幕した。

イベントは7月31日から8月2日までの3日間、各日10時から18時まで開催。会場では2周年記念限定グッズの販売をはじめ、コスプレランウェイやステージイベント、展示・体験コンテンツなどが展開され、そのなかでひときわ異彩を放っていたのが、ヤマハ発動機と人気ゲームを展開するHoYoverse(ホヨバース)によるコラボレーションモデルだ。

『ゼンレスゾーンゼロ』の人気キャラクター「ビリー・キッド」のコスプレイヤーと、スターライト・ビリー仕様のヤマハ「XSR900 GP」。

今回のコラボレーションは、HoYoverseがヤマハのモーターサイクルとビリー・キッドとの親和性を感じたことがきっかけとなり、スターライト・ビリーの期間限定ガチャへの登場を記念して実現した。ヤマハ発動機が発表したコラボレーションのスローガンは「Ride Like a Hero」だ。

そこに組み合わされたのが、『ゼンレスゾーンゼロ』のリリース当初から登場する人気キャラクター「ビリー・キッド」のS級形態「スターライト・ビリー」である。

「スターライト・ビリー」と「XSR900 GP」は、ゲームの世界から飛び出してきたような組み合わせだ。

『ゼンゼロ』の世界観が「XSR900 GP」を指名!

実車を見ると、XSR900 GPのレーシーなフォルムと、スターライト・ビリーをイメージした赤、白、黒を基調とするグラフィックの相性がいい。

「スターライト・ビリー」をイメージした特別なグラフィックをまとったヤマハ「XSR900 GP」。赤・白・黒を基調としたカラーリングにゴールドのホイールを組み合わせる。

ベースとなったのはヤマハ「XSR900 GP」。888ccの水冷4ストロークDOHC直列3気筒エンジンを搭載し、1980年代のグランプリマシン「YZR500」を彷彿させるスタイリングを特徴とするスポーツヘリテージモデルで、2024年4月19日に国内発売された。

コラボモデルのグラフィックは『ゼンゼロ』を手掛けるHoYoverseがデザインし、それをヤマハが3Dの車体へ落とし込んだもの。さらに、数あるヤマハのモーターサイクルからXSR900 GPをベース車として選んだのもHoYoverse側からの要望だったという。ホイールもゴールドの「ライトレディッシュイエローソリッド1」仕様となっている。

車体側面には「ZENLESS ZONE ZERO」の文字や「XSR900 GP」のロゴなど、コラボならではのグラフィックを随所に配置。XSR900 GPのシルエットを活かしながら、スターライト・ビリーの世界観を表現している。

そもそもXSR900 GPは、最新の機能を備えながら、1980年代のレーシングバイクをリスペクトしたスタイリングを持つモデルだ。一方、今回のデザインではスターライト・ビリーが持つストリート感やエネルギッシュな印象を融合。ヤマハも「リアルとバーチャルの垣根を越えて、エキサイティングなスタイルを表現」すると説明している。

実際に会場で見ると、単にキャラクターのグラフィックをバイクに加えたというより、XSR900 GPそのものが『ゼンレスゾーンゼロ』の世界へ入り込んだような雰囲気がある。

XSR900 GP

ゲームファンが「リアルなバイク」にカメラを向ける

さらに印象的だったのが、コラボモデルを取り囲む来場者の姿だ。

会場では多くのゲームファンがスマートフォンなどを手にXSR900 GPを撮影していた。さらにビリーのコスプレイヤーが実車にまたがる撮影も行われ、キャラクターとバイクがひとつの光景として重なることで、ゲームの世界観がより強く感じられた。

今回のイベントはあくまで『ゼンレスゾーンゼロ』の2周年イベントであり、モーターサイクルショーではない。そこに本物のXSR900 GPが置かれ、ゲームを目的に秋葉原を訪れたファンが実車を間近で眺め、カメラを向けている。

ゲームとバイクという異なるジャンルが交わることで、普段のバイクイベントとは異なる場所にモーターサイクルとの接点が生まれていることも、今回のコラボレーションの興味深いところだ。なお、ヤマハ発動機によれば、今回のコラボレーションはゲーム内で実施されるものではないとのこと。

バーチャルの人気キャラクターをきっかけに、リアルなXSR900 GPへカメラを向ける。イベント会場で見られた光景は、「Ride Like a Hero」という今回のスローガンを、現実の世界で表現したものといえそうだ。

『ゼンレスゾーンゼロ』のキャラクターに扮したコスプレイヤーがステージに登場。多くのファンがスマートフォンを向け、会場は大きな盛り上がりを見せていた。