エンジン 共通化 common parts utilization
- 2019/05/05
同じ部品、ユニット、システムをほかのクルマに使うこと。狙いはコスト低減、開発費用の削減(他部品との組合わせテストは必要、ゼロにはならない)、工数の削減、品質の安定などがある。逆に技術の陳腐化が起こりやすいハイテク部品(オーディオやコンピューター制御部品)は適さない。アンダーボディ、シャシー、エンジン、ミッションなどの大物ユニットの共通化もある。ボルト、ナット類の標準部品も共通化といえる。上位概念には車造りの思想、コンセプトの共通化もある。ボディシェルのフレームワークや衝突対策の考え方を共通化すると、同じ工場設備が使えたり開発の間題点が予測できたり、市場で修理、補修も同じやり方ができ、効果は絶大である。
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