MotoGPのサポートレースでワールドプレミア

BMW i4 M50をベースとするセーフティカー、電動ロードレースシリーズに投入

電動ロードレースシリーズ「Enel MotoE ワールドカップ」に、最新のBMW i4 M50 セーフティカーを投入
BMW i4 M50 セーフティカーのイメージカット
BMW M GmbHは、8月15日にオーストリアのレッドブル・リンクで開催されるMotoGP(ロードレース世界選手権)第11戦オーストリアにおいて、「FIM Enel MotoE ワールドカップ」に投入される「BMW i4 M50 セーフティカー」を公開する。

BMW i4 M50 Safety Car

最高システム544hpを発揮する最強EV

電動ロードレースシリーズ「Enel MotoE ワールドカップ」に、最新のBMW i4 M50 セーフティカーを投入
電動ロードレースのセーフティカーとして使用されるBMW i4 M50は、2基のモーターを搭載し最高システム出力544hpを発揮する。

電動バイクによって行われるロードレースシリーズ「FIM Enel MotoE ワールドカップ」は、MotoGPのサポートレースとして開催。これまではBMW i8 セーフティカーを使用していたが、第11戦から最新のBMW i4 M50 セーフティカーが導入される。

この新しいセーフティカーは、欧州において2021年11月から発売されるi4 M50をベースに開発。前後アクスルに2基の電気モーターを搭載し、最高システム出力400kW(544hp)を発揮する。Mモデル専用のシャシーテクノロジーを採用することで、抜群のドライビングダイナミクスを実現した。

また、感動的とも言えるドライビングエクスペリエンスは、電動のMモデル専用に開発されたドライブサウンドによって強調される。

BMW M社初の電動パフォーマンスモデル

電動ロードレースシリーズ「Enel MotoE ワールドカップ」に、最新のBMW i4 M50 セーフティカーを投入
BMW M GmbH初の電動パフォーマンスモデル「i4 M50」は2021年11月の正式発表に先駆け、FIM Enel MotoE ワールドカップでお披露目されることになった。

BMW M GmbH代表のマルクス・フラッシュは、「BMW i4 M50によって、私たちは新しい時代を迎えます。フル電動ドライブトレインを搭載した初のMモデルを投入するのです」と、電動パフォーマンスモデルの投入について説明する。

「この最初の電動Mモデルによって、私たちは未来への道筋をつなげています。スポーティなパフォーマンスビークルと電動化の組み合わせは、とてもエキサイティングなテーマです。BMW i4 M50は、スポーツ性能、パワー、ダイナミクスという、これまでMモデルが提供してきたすべての要素がフルEVでも可能であることを示しています」

「市販バージョンは秋に発売される予定ですが、ファンの皆様にはこの夏、サーキットでワールドプレミアをお楽しみいただけます。MotoEのセーフティカーとして、純粋なパフォーマンスを持ったフルEVのi4 M50ほどふさわしい存在はありません。レッドブル・リンクでのお披露目を楽しみにしています」

FIM Enel MotoE ワールドカップは、2019年からMotoGPのサポートレースとして開催。エネルジカ社製電動バイクを使用し、グランプリが開催されているサーキットでスリリングなバトルが展開されている。

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