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BMW i4 M50 Safety Car
最高システム544hpを発揮する最強EV
電動バイクによって行われるロードレースシリーズ「FIM Enel MotoE ワールドカップ」は、MotoGPのサポートレースとして開催。これまではBMW i8 セーフティカーを使用していたが、第11戦から最新のBMW i4 M50 セーフティカーが導入される。
この新しいセーフティカーは、欧州において2021年11月から発売されるi4 M50をベースに開発。前後アクスルに2基の電気モーターを搭載し、最高システム出力400kW(544hp)を発揮する。Mモデル専用のシャシーテクノロジーを採用することで、抜群のドライビングダイナミクスを実現した。
また、感動的とも言えるドライビングエクスペリエンスは、電動のMモデル専用に開発されたドライブサウンドによって強調される。
BMW M社初の電動パフォーマンスモデル
BMW M GmbH代表のマルクス・フラッシュは、「BMW i4 M50によって、私たちは新しい時代を迎えます。フル電動ドライブトレインを搭載した初のMモデルを投入するのです」と、電動パフォーマンスモデルの投入について説明する。
「この最初の電動Mモデルによって、私たちは未来への道筋をつなげています。スポーティなパフォーマンスビークルと電動化の組み合わせは、とてもエキサイティングなテーマです。BMW i4 M50は、スポーツ性能、パワー、ダイナミクスという、これまでMモデルが提供してきたすべての要素がフルEVでも可能であることを示しています」
「市販バージョンは秋に発売される予定ですが、ファンの皆様にはこの夏、サーキットでワールドプレミアをお楽しみいただけます。MotoEのセーフティカーとして、純粋なパフォーマンスを持ったフルEVのi4 M50ほどふさわしい存在はありません。レッドブル・リンクでのお披露目を楽しみにしています」
FIM Enel MotoE ワールドカップは、2019年からMotoGPのサポートレースとして開催。エネルジカ社製電動バイクを使用し、グランプリが開催されているサーキットでスリリングなバトルが展開されている。