バリアフリーとサステナブルを追求したポルシェ初の充電ラウンジ

「屋根だけでも嬉しい」ポルシェの最新充電施設「ポルシェ・チャージング・ラウンジ」がもたらす快適な充電時間

今回、ドイツのビンゲン・アム・ラインにオープンした「ポルシェ・チャージング・ラウンジ」は、新たなコンセプトを備えた充電施設。今後、オーストリアやスイスにもオープンする予定だ。
今回、ドイツのビンゲン・アム・ラインにオープンした「ポルシェ・チャージング・ラウンジ」は、新たなコンセプトを備えた充電施設。今後、オーストリアやスイスにもオープンする予定だ。
欧州域内の主要幹線道路沿いに独自の急速充電ステーションの設置を進めるポルシェ。7月26日、ドイツのビンゲン・アム・ラインに、新コンセプトの充電設備「ポルシェ・チャージング・ラウンジ(Porsche Charging Lounge)」がオープンした。その充実の中身とは?

ドイツに続きオーストリアやスイスにも展開

今回、ドイツのビンゲン・アム・ラインにオープンした「ポルシェ・チャージング・ラウンジ」は、新たなコンセプトを備えた充電施設。今後、オーストリアやスイスにもオープンする予定だ。
今回、ドイツのビンゲン・アム・ラインにオープンした「ポルシェ・チャージング・ラウンジ」は、新たなコンセプトを備えた充電施設。今後、オーストリアやスイスにもオープンする予定だ。

アウトバーン「A60/A61」ジャンクションからわずか2分、ドイツ中西部の都市ビンゲン・アム・ラインに「ポルシェ・チャージング・ラウンジ」がオープンした。ステーション内は、300kWのDC急速充電ステーション6基と、22kWのAC充電ポイント4基を設置される。ドイツに加え、今後オーストリアやスイスにも同様の施設がオープンする予定だ。

ポルシェ・チャージング・ラウンジは、交通量の多い幹線道路の近くに建設され、年中無休、高い充電性能、快適な雰囲気、バリアフリー、スムーズな支払いシステムなど、多くのEVユーザーの要望に沿ったコンセプトが導入されているという。

ドイツの電子機器専門メーカー「アルピトロニック(Alpitronic)」社製の最新充電器が導入されており、ポルシェが販売するすべてのEVとプラグインハイブリッド車両に充電することが可能。現在、最大300kWの急速充電器が設置されているが、2024年初頭には400kWにアップグレードされる予定で、使用される電力はすべて再生可能エネルギー源から供給されるという。

ポルシェAGの会長を務めるオリバー・ブルーメは、ポルシェ・チャージング・ラウンジについて次のように説明する。

「ポルシェは電動化に向けて、野心的な取り組みを続けています。2030年、私たちは販売する車両の80%以上をフル電動モデルにしたいと考えています。このような野心的な目標のためには、高性能かつ高密度な急速充電ネットワークが必要不可欠です。ポルシェ専用の充電ラウンジの導入は、非常に重要な取り組みだと言えるでしょう」

店内の空調はヒートポンプ方式を採用

今回、ドイツのビンゲン・アム・ラインにオープンした「ポルシェ・チャージング・ラウンジ」は、新たなコンセプトを備えた充電施設。今後、オーストリアやスイスにもオープンする予定だ。
ポルシェ・チャージング・ラウンジの店内には、トイレや自動販売機などが設置された。店内の空調は、冷暖房共に化石燃料を使用しないヒートポンプ方式が採用されている。

ポルシェ・チャージング・ラウンジの外観は、ユニークなデザインが採用された。今回、ビンゲン・アム・ラインにオープンしたパイロット仕様の建物は、外からは浮いているように見えるスリムな屋根が特徴となる。フロアから天井までがガラス張りとなり、明るい色調の木材が優しい雰囲気を演出している。

店内の空調は冷暖房共に化石燃料を使用しないヒートポンプ方式を採用。必要な電力の一部は、屋根に設置されたソーラーパネルから供給される。カスタマーの来訪がない時間帯は照明を自動的に落とすなど、省電力化されている。

化粧室に加えて、ソフトドリンクやスナックの自動販売機も設置された。支払いはデビットカードやクレジットカードのほか、Apple PayやGoogle Payの利用も可能。また、高性能Wi-Fiネットワークも完備する。店内のスマートミラーでは、長時間ドライブ時に有効なワークアウト動画の他、ポルシェが提供する様々なコンテンツを楽しむことができる。

ポルシェ・チャージング・サービスと統合

今回、ドイツのビンゲン・アム・ラインにオープンした「ポルシェ・チャージング・ラウンジ」は、新たなコンセプトを備えた充電施設。今後、オーストリアやスイスにもオープンする予定だ。
ポルシェ・チャージング・ラウンジは、ポルシェがヨーロッパにおいて展開する充電サービス「ポルシェ・チャージング・サービス」に統合されており、ポルシェIDを持っていれば、スムーズにサービスを活用することができる。

ポルシェ・チャージング・ラウンジは、欧州で展開されている「ポルシェ・チャージング・サービス」と統合されており、車内のナビゲーションシステムにも自動表示される。1kWhあたり33セントの充電料金は、ポルシェが展開する急速充電ステーションと同様に、低く抑えられた。

充電ステーション/ラウンジエリアを利用するには、ポルシェIDに登録し、このIDが車両とリンクしている必要がある。ポルシェIDに車両のナンバープレートが登録されている場合、ナンバープレートが自動認識され、スムーズにサービスを利用することができる。

本邦における急速充電設備の多くは、高速道路のSAなどに代表されるように露天である。今回紹介したポルシェ・チャージング・ラウンジのように屋根があれば、雨の日でも充電が億劫にならないし、EVオーナーが感じる疎外感も軽減されるのではなかろうか?

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