GT500クラス「WedsSport ADVAN GR Supra」の表彰台獲得は第4戦に続き今シーズン2度目
GT500クラスの予選でフロントロウを独占したヨコハマタイヤ勢。決勝レース序盤では、ポールポジションからスタートしたTGR TEAM WedsSport BANDOHの「WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資選手/宮田莉朋選手)」がトップグループの中でレースを展開。その後のレース前半に3位に後退したが、最終周にポジションアップして2位に浮上しゴール。「WedsSport ADVAN GR Supra」の表彰台獲得は、第4戦に続き今シーズン2度目となった。
ヨコハマタイヤ勢は、GT300クラスの予選でもポールポジションを獲得。全車ドライバー交代を終えると予選5位ながらピットインでタイヤ交換をリヤタイヤ2本にして作業時間を短縮したAudi Team Hitotsuyamaの「Hitotsuyama Audi R8 LMS(川端伸太朗選手/篠原拓朗選手)」がトップに。その後は安定した走りで逃げ切り、昨年第6戦以来の優勝を飾った。3位入賞したKONDO RACINGの「リアライズ日産自動車大学校 GT-R(藤波 清斗選手/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手)」は、第1戦と第5戦に続き表彰台を獲得し、チームランキング、ドライバーランキングともに2位で最終戦を迎える。
横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のタイヤ消費財事業において、高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN(アドバン)」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げている。そのなかで、モータースポーツ活動を技術開発および「ADVAN」「GEOLANDAR」ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで、国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。