ダイハツの福祉介護MaaS「らくぴた送迎」「ゴイッショ」がニュービジネスモデル賞を受賞!

ダイハツはこのほど、同社が提供する福祉介護分野での送迎支援システム「らくぴた送迎」と共同送迎サービス「ゴイッショ」が、「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021(第15回)」において、「社会業界特化系ASP・SaaS部門ニュービジネスモデル賞」を受賞したと発表した。

「らくぴた送迎」で培ったノウハウを活かし、より複雑となる共同送迎の計画策定・運行管理を可能とするシステムの開発を目指ざし、福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」を2022年春に提供開始

「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード」は、日本国内の優秀かつ社会に有益なクラウドサービスを表彰する一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会(ASPIC)主催のアワード。クラウド事業者およびユーザー企業の事業拡大を支援することで、クラウドサービスが社会情報基盤として発展・確立することの一助になることを目的としている。2006年からはじまり、2021年の今回は15回目を数える。

「らくぴた送迎」はダイハツが2018年から提供している、スマートフォンを活用した簡易テレマティクスで、介護施設が実施している送迎業務の効率化をサポートするサービス。一般的には業務経験の長い限られた人がアナログで作成することの多い送迎計画を、らくぴた送迎を活用することで誰でも簡単かつ最適に作成することが可能となるなど、送迎前・送迎中・送迎後の3つのシーンで、介護施設の生産性および利便性向上に寄与している。

一方、地域によっては、各介護施設が個別に送迎することについて、人材不足等の課題が存在していることから、ダイハツでは2019年より、従来各施設が個別に行っている送迎業務を地域で取りまとめ、共同運行を目指す取り組みについて検討を開始。2022年春には、福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」として提供を開始する。「ゴイッショ」では、らくぴた送迎で積み上げてきたノウハウを活かし、より複雑となる共同送迎の計画策定・運行管理を可能とするシステムの開発を目指している。

ダイハツは「らくぴた送迎」「ゴイッショ」を通じて、今後も介護業界における業務負荷低減ならびに人材不足解消へ貢献していく。

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細田 靖