トミカ × リアルカー オールカタログ / No.8 トヨタ ライズ

トミカ × リアルカー オールカタログ / No.8 トヨタ ライズ

発売から50年以上、半世紀を超えて支持される国産ダイキャストミニカーのスタンダードである『トミカ』と、自動車メディアとして戦前からの長い歴史を持つ『モーターファン』とのコラボレーションでお届けするトミカと実車の連載オールカタログ。あの『トミカ』の実車はどんなクルマ?
No.8 トヨタ ライズ (サスペンション可動、後部ドア開閉・希望小売価格495円・税込)
実車のトヨタ ライズのフィロントビュー。
実車のトヨタ ライズのリヤビュー。

ライズはトヨタから発売されている小型クロスオーバーSUVで2019年に登場しました。トヨタとダイハツで共同開発されたため、ダイハツのロッキーとは兄弟車になります。ダイハツが企画・開発した『DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーの英文の頭文字)』と呼ばれる軽自動車/小型自動車用の新型世界戦略プラットフォームが用いられ、四輪駆動システムにはトヨタの『ダイナミックトルクコントロール』が用いられているという、両社の自慢の自動車技術の“いいとこどり”がされたクルマです。

トヨタ ライズの兄弟車のダイハツ・ロッキー。顔つきがかなり違っている。

ライズは大径タイヤやオーバーフェンダーなどでSUVらしい堂々としたスタイルをしていますが、ボディ・サイズは全長3995×全幅1695mm、いわゆる“5ナンバー・サイズ”と呼ばれる小型車で、17インチタイヤを履いたモデルの最小回転半径は5.0m(16インチタイヤ装着車は4.9m)を実現しており、小まわりがききます。可動式のデッキボードを備えたラゲッジスペースは外観から想像されるよりも広く、幅1000mm×高さ865mm×奥行き755mmと、コンパクトSUVトップレベルの広さを誇っています。

LEDデジタル速度計と7インチTFTカラー液晶ディスプレイを組み合わせたメーターが際立つインパネまわり。

エンジンはダイハツ製の1KR-VET型、1.0ℓ直列3気筒ターボエンジンを搭載し、ベルト駆動式CVTにスプリットギヤを組み込むことで高速域ではベルト+ギヤ駆動となって伝達効率が向上、変速比幅が広がる仕組みを持つ『D-CVT』と呼ばれるCVTが組み合わされます。2021年11月の一部改良で、2WD車のエンジンが排気量をアップするとともに、熱効率もさらに高められた1.2ℓのWA-VE型に換装されています。また、同時にダイハツが開発したシリーズハイブリッド方式のハイブリッドシステム『e-SMART(イー・スマート)ハイブリッド』を搭載するハイブリッドモデルが追加されています。これはWA-VEX型エンジンを発電機として使用、その電力を使ってモーター走行するものです。また、アクセルペダルの操作のみで車速コントロールが可能な『スマートペダル(S-PDL)』が装備されました。

駆動方式はガソリン車のみ2WDと4WDがあり、4WDには発進時や滑りやすい路面走行時に車両状態に合わせて後輪へのトルク配分を適切に行なう『ダイナミックトルクコントロール4WD』が採用されています。なお、ハイブリッド車は2WDのみの設定となっています。

スポーティなシートは赤いパイピングに目を引かれる。

なお、ライズはダイハツで生産されるため、安全装備はダイハツの予防安全機能『スマートアシスト』全10機能と、運転をサポートする『スマートアシストプラス』全7機能の計17機能を搭載し、これに加えてブラインドスポットモニターとリヤクロストラフィックアラートを新たに採用しています。2021年11月の一部改良では、衝突警報や衝突回避支援機能に夜間の対歩行者検知機能が追加、進入禁止、最高速度、一時停止に対応した標識認識機能も追加されました。

デビューしてすぐ、「2020年上半期で最も売れたクルマ」となったトヨタ ライズは、いまだに高い人気を保ち続けています。

■トヨタ ライズ Z (2WD/ガソリン車) 主要諸元

全長×全幅×全高(mm):3995×1695×1620

ホイールベース(mm):2525

トレッド(前/後・mm) :1475/1470

車両重量(kg):1255

エンジン形式:型 1KR-VET型 直列3気筒インタークーラーターボ

排気量(cc):996

最高出力:72kW(98ps)/6000rpm

最大トルク:140Nm(14.3 kgm)/2400-4000rpm

トランスミッション:CVT(7速シーケンシャルシフト付き)

サスペンション(前/後):ストラット/トーションビーム

ブレーキ(前/後) :ベンチレーテッドディスク/ドラム

タイヤ:(前後):195/60R17

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