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両社の持つ専門ノウハウや高度な技術力、実績に裏付けられた高いブランド力をさらに強化し、グローバルに活用の範囲を拡大
日産は、ワクワクするクルマの幅広いラインナップや、カスタマーの多様な要望に応えるカスタマイズカー、そしてより人や社会とつながる体験を提供することなどを通じて、移動の可能性を広げている。今回、日産直系の特装車開発・製造を担当するオーテックと、日産ワークスとしてモータースポーツを担うニスモを統合することで、両社の持つ専門ノウハウや高度な技術力、実績に裏付けられた高いブランド力を、さらに強化し、グローバルに活用の範囲を拡大していく。また、新会社を日産の重要な戦略的子会社として位置づけ、日産グループ全体の持続的な成長に貢献することを目指す。
今回の新会社設立にあたり、日産のアシュワニ・グプタCOO(最高執行責任者)は次のように語っている。
「オーテックは幅広い技術を活かし、お客さまの様々なニーズを満たす特装車を提供してきました。一方のニスモは、モータースポーツを通じて、日産車のチャレンジスピリットやドライビングプレジャーを象徴する存在です。この2社が一体となることで、より一層ワクワクするモビリティをお客さまに提供していくことができると確信しています」
また、両社の代表取締役兼最高経営責任者の片桐隆夫氏はこのように述べている。
「オーテックとニスモは、ともに30年以上の歴史を持ち、非常に多くのファンの皆様に支えられています。これまで受け継がれてきた社員の高い志や高度な匠の技を一体化し、未来へとつなげることで、これまで以上にお客さまに愛され、支持される存在として、さらなる高みを目指してまいります」