日本の国内軽自動車市場の王者に長年君臨し続ける、ホンダ軽トールワゴン、N-BOXがビッグマイナーチェンジを行なう可能性が高いことがわかった。

ホンダ N-BOX

初代N-BOXは、ダイハツのタントに対抗すべく、軽自動車規格のミニバンとして、2011年に登場。現行型となる3代目は2023年に発売。2024年にはクロスオーバー・モデルのN-BOX JOY(エヌボックス ジョイ)が導入されているが、これが世代初の大幅改良となる。

ホンダ N-BOX

改良新型はエクステリアをアップデート。ミッドグリルとアンダーグリルにクロムメッキ加飾を施し、スポーティーさを向上させる。N-BOX JOYには“BLACK STYLE”を設定。フロントグリルやエアインテーク周辺にクローム素材を採用し、高級感・存在感がラインアップ中でも際立つものになりそうだ。

もう一つのハイライトは、新たに上位グレードに、軽自動車としては画期的と言える、“Google ビルトイン”を採用した最新世代のインフォテインメントシステムが標準装備されるという点だ。日本市場で最も小さな規格の自動車には贅沢な装備とも言えるだろう。

走行中も目線を離すことなく、電話・メール・音楽再生・車内温度調節が可能となるハンズフリーの“Google アシスタント”、音声操作に対応してリアルタイムの交通情報をもとに最適なルートを提供、目的地へ効率的に到着できる“Google マップ”、音楽配信・ポッドキャスト・オーディオブックなど使い慣れたアプリを車内で利用できる“Google Play”にも対応可能となる(Googleビルトインシステムを利用するには、『Googleアプリ/サービス専用通信プラン』への加入が必要)。

パワートレインは、最高出力58psと最大トルク6.6kgm/4800rpmを発揮する660cc直列3気筒、最高出力64psと最大トルク10.6kgm/2600rpmを発揮する660cc直列3気筒ターボエンジンがラインアップされる。自然吸気には可変バルブタイミング・リフト機構“VTEC”が搭載され、ターボは7スピードモード+パドルシフト付きCVTとなるという。燃費は、自然吸気が21.6km/L、ターボが20.3km/Lと僅かに改善される予定だという。

当然、価格上昇は避けられないだろうが、エントリーグレードで5万円、上位グレードで10万円程度のアップに収まるだろうという情報が伝えられている。

日本軽自動車市場の王者・N-BOXビッグマイナーチェンジは、最速で2026年8月、遅くとも10月には行なわれるものと予想されている。