独自の美学を追求!

OWNER:奥村 祐二さん
驚くほど完成度の高いスーパーカブ90カスタムがイベントに自走で参加。レッグシールドを除き、前後フェンダーのチョップ、サブフレームの追加はカブ系チョッパーの基本だが、そこから何段も高みを目指したという。
まずボディ(フレーム)はプロによるキャンディレッド塗装で美しい仕上がりに! 合わせて、社外製リヤショックやスイングアーム、フロントフォークも同色でまとめて一体感を得ている。そこにフレアパターンのピンストライプを奢ってワイルドさを強調。これはピンストの第一人者として知られる「KEN THE FLATTOP」によるものだ。


フレア柄のピンストがアクセントに!

基本的にフリーハンド(筆)で描かれるピンストライプはライン(線)が基本だ。ペイントよりも簡素にも思えるが、キャンバスに馴染みながら主役にもなる魅力的なドレスアップ術。フレアパターンの場合はグラデーションをかけたり、ボディとは異なる色をチョイスして目立たせることもあるけれど、白と黒の2本線でバランスよくデザインされたピンストがこのマシンメイクのキモになっている。
その流れで言いえば、うろこ柄のメタルグリップやアルミ製のローレットステップ、エンジンケースや足周りのボルト類、プラグホースなども赤で統一しているのもテクニックだ。
お手軽スプリンガーフォークがお気に入り

そしてもう一つの見どころがフロント周り。ライト後方に配置されたサスペンションからもわかる通り、チョッパー系カスタムの憧れであるスプリンガーフォーク仕様に。とはいっても、こちらはフロントフォークをごっそり入れ替えるのではなく、既存の状態に後付けする社外製。ボルトオンだから取り付けも簡単だし、見た目にも変化を与えられる。またサスペンションは5段階のプリロード調整ができるなど機能面もまずまず。
オーナーによると「ネット通販で安かったんです。カスタム感が増して気に入っています!」とのことで調べると1万円以下で販売されている様子(2026年7月現在)。リーズナブルにスプリンガースタイルを手に入れられてオーナーはご満悦の様子だ。
使ってなんぼのカブは実用性も考慮!

ヘッドライトステーに巻いたバンダナや手動のエアホーン、各部のスパイクボルトやスカルのアクセサリーなどで独自のバイオレンスな世界観を構築する一方、リムスポークを錆びにくいステンレスに張り替えたり、KOSO製キックペダルやワイドなペダルカバーでユーティリティを向上させている。日常的に使うものだからこそ見た目と機能性の両立を図っているのはさすが!

Tバーハンドルをショート加工してスリム化。液晶メーターやスマホホルダーはステム位置でコンパクトに収めている。ピンストに合わせた炎デザインのバッグミラーも注目。

チョップしたリヤフェンダーに小振りなクロステールレンズがいかす! シート後方のHONDAロゴはCB750Four用の立体エンブレムを貼り付けている。

リムを変更して前1.75J、リヤ3.5Jにワイド化(純正は前後1.4J)。これにダンロップK98タイヤ(3.00-17)組む。スイングアームは純正を軸に約10cmロング加工している。

125㏄エンジンに合わせてキャブレターはNIBBI製のPE26プロをチョイス。ブラックボディ×レッドのキャップ&スクリューを採用しており、ファンネルも赤でお揃いに。
撮影したのはこのイベント

「Mini Motorcycle Nuts Meeting」 ■日時:2026年6月14日(日)
横浜市のホットドッグショップ「Green Nuts」の敷地内で定期的に開催されている、ミニバイク限定のミーティングイベント。アメリカンな空間にはチョッパーやホットロッド系カスタムをはじめ、王道の4MINI改やUSDMライクなスクーター、昭和時代のコミューターまでジャンルレスのマシンが集う。隔月開催なので興味がある人はショップのWEBサイトをチェックしてみよう。
■グリーンナッツ https://greennuts-yokohama.com/
【モトチャンプ編集部】
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