塗装だけでもここまで変わる!
4MINIと呼ばれるホンダ製50ccマシンの中でもダックスはカスタムベースとして大人気。独創的なスタイルがカスタムとの親和性を高めているからだが、独創的がゆえにボディそのものを大きくカスタムすることは多くない。基本的にはローダウンと太足、さらにはロンホイ化が挙げられるが、やはりペイントによるカスタム効果は大きい。その好例と言えるのが今回紹介するマシンだ。

オーナーのGarage M.C.Sさんは会場である東京サマーランドとは距離がある静岡県から参加した。やはり4MINI仲間との再会を楽しみにしてきたそうで、各地のイベントで親睦を深めている。そんなオーナーが進めたカスタムは、やはりペイントが最大のハイライトだろう。シルバーに全塗装したボディと前後フェンダーにはワインレッドのラッピング塗装が施されている。外装は基本的にノーマルだということが、にわかには信じられないほどだ。

これでも純正なんです!?
ラッピング塗装で印象を変えたボディには大きく湾曲するシートが装着されている。これは純正シートを加工したものだそうで、上下の厚みを薄くしつつ、アンコを抜いて湾曲具合を大きく変えたのだ。ここまで角度を変えるのはシートベースそのものを加工しないと難しいはずだが、これでも「純正です」と言えてしまうことに意味がある。

前4J後6Jホイールで太足化!
ダックスにはモンキーの8インチより大径となる10インチホイールが純正で採用されている。サイズが選べる10インチなので、ワイドホイールにすることで簡単に太足とすることが可能だ。ただしフロントフォークやスイングアームの幅に収まるサイズでなければ難しいため、よりワイドなタイヤを履かせるには加工が必要になる。フロントはショート加工しただけでもフロントフォーク内に収まるGクラフト製4Jにしたが、リヤにはよりワイドな水野鈑金製6Jを履かせるため純正スイングアームをワイド加工している。

ボアアップエンジンに被さるワンオフカウル!
横型エンジンには多数のチューニング&カスタムパーツが存在する。走りを激変させることが可能なため、多くの4MINIがエンジンチューンを進めている。このダックスは排気量を110ccにまでボアアップさせた上でVM26キャブレターとファルコン製マフラーで吸排気系をセッティングしてある。これだけでも大きくパワーアップするのだが、リヤタイヤへロスなくパワーを伝達するためSP武川製乾式クラッチを組み込んだ。もちろん5速ミッションも同時に組んであるので、もはや純正とは異次元の走行性能を獲得している。


フロントと同じサイズで引っ張りタイヤ!
リヤには6Jサイズの水野鈑金製ホイールを装着してあるが、なんとタイヤはフロントと同じサイズの90/90-10を選んでいる。それは引っ張りタイヤにすることで迫力のルックスとするためだ。写真では分かりにくいかもしれないが、リヤタイヤは見事な引っ張り具合で、リムの深さをより強調している。

撮影したのはこのEVENT!

【モトチャンプ】
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