弾丸を思わせるグレーボディにピンストライプが映える!

モンキーミーティングin多摩は東京都の郊外にある東京サマーランドの駐車場で開催される。ところが中には遠方から駆けつけるエントラントもいて、このシャリイのオーナーであるスズケンさんは実に三重県から遠征してきた。やはり仲間内でトランポにマシンを詰め込み、関東の仲間たちとの再会を楽しみにしてきたのだ。仲間内にノーマル派は少なく、いずれもカスタムしたマシンを持ち込む。スズケンさんは昔から憧れていたシャリィをベースマシンに選び、ロー&ワイドにカスタムした。

ローダウンとワイドホイールによる太足カスタムが施されたシャリイ。ボディ自体はノーマルなのだが、全塗装してピンストライプを描きこんだことでノーマルらしさは微塵も感じさせない。足元などにゴールドをあしらったことで渋さの中に派手さを盛り込んだ。

カスタムを一言で表せばグレーに全塗装したボディに施したピンストライプとエングレービング加工。ローダウンと太足は定番メニューでもあるから、どれだけ個性を演出できるかはペイントが勝負になる。そこで塗装自体は派手さ控えめの色合いとして、ピンストライプによる変化を盛り込んだのだ。さらに足周りなどはメッキ処理した上でエングレービング加工を施しキラキラ感を盛り込んでいる。

光り輝く足もと!

ワイドさはフロントに5.5JのGクラフト製を、リヤに6.25Jにもなる水野鈑金製のキャストホイールを装着して生み出した。当然だがフロントフォークとスイングアームが純正のままでは収まらないサイズなので、前後とも純正をワイド加工することで組み込まれている。だがこの存在感はワイドにしただけでは生まれない。ほとんどの部品をメッキ加工しつつゴールド塗装として光り輝く足もととしたことで演出しているのだ。

フロントはダブルディスクブレーキとして制動力を向上させるとともにルックス向上へ大きく貢献している。Frando製キャリパーに合わせたのはエングレービング加工したディスクローターで文字にもゴールドをあしらった。ホイールはGクラフト製の5.5Jサイズだ。

フロントフォークとスイングアームはワイドタイヤを収めるために加工してあるが、形状などはノーマルを踏襲している。そのためホイールベースは大して変わらないのだが、前後トリプルディスクブレーキとしたことで存在感を大いに引き上げている。何もロンホイにこだわる必要はないのだ。

純正スイングアームを加工して水野鈑金製6.25Jサイズのワイドホイールが収まるように処理した。同時にリヤフェンダーも純正を広げるようにして加工済みだ。ローダウンにはショートショックを用いており、外装色に合わせてブラックのスプリングを選んでいる。

足もと同様にコーディネートしたハンドル周り!

足もとをメッキ&ゴールドで統一したことでグレーボディから浮き出るような存在感を演出しているが、ハンドルまわりにも足もとと同様のカスタムが施されている。通称「くるくるハンドル」と呼ばれるカスタムパーツを用いながら見える部分のほとんどをメッキ処理。さらにタンクキャップやスロットルホルダーなどをゴールドにペイントすることで統一感を生み出している。面白いのはバーエンドで四輪カスタムでお馴染みの水中化を装着している。内部の花をゴールドと親和性の高い色調としたこともポイントだ。

通称「くるくるハンドル」の部品を使いながらハンドルバーをワンオフ製作してある。タンクキャップやスロットルホルダーなどをゴールドにしつつ、バーエンドにゴールド系の花を埋め込んだ水中花としていることもポイントだ。

110cc化したエンジンにCR26キャブ!

シャリィの場合、いくらエンジンをチューニングしてもボディに隠れて見えない。そこで多くのカスタムシャリイはビッグキャブをフレームの上へマウントしてアピールするわけだが、このシャリィでも同様の手法が採られている。とはいえエンジンはしっかり110ccまでボアアップされており、CR26キャブが見せかけだけでないことを示している。

シャリィにビッグキャブを装着する場合、フレームの上へマウントするのが定番スタイル。エンジンは110ccまで排気量を拡大した上でCR26キャブレターを組み込んでいる。エアクリーナーは使わず潔くファンネル仕様にしている。

ボアアップに合わせて駆動系も見直している。SP武川製の油圧スペシャルクラッチが組み込まれているので操作性が遥に向上している。だが、それよりも素晴らしいのがクランクケース左右に追加されたカバー類のエングレービング加工。もちろんほとんどのパーツをメッキ処理した上での加工なので、見ているだけでも楽しめる。

シリンダーなどはフレームに隠れて見えない位置にあるが、左右のカバーやステップはエングレービング加工を施して独自のルックスとしている。110ccエンジンにはSP武川製のスペシャルクラッチを組み込み油圧式になっている。

ステップにもエングレービング加工!

リヤへワイドホイールを装着するとノーマルのままではチェーンラインが出ない。そこでカウンターシャフトを外側へ突き出し、カウンターボードで押さえることになる。これらのパーツにもメッキ&エングレービング加工を施してあり、もはや足もとはキラキラと浮き出るようになっている。加工はステップにまでおよび、乗ることで傷つけないかヒヤヒヤしてしまいそう。だが、汚れたら磨けばいいのだ!

ポイントカバーを大胆にもカットして内部をゴールドに処理することで、足元の統一感を生み出している。ワイドホイールに合わせてカウンターシャフトを突き出し、メッキ処理とエングレービング加工したカウンターボードを装着。ステップにも見事な模様が描かれている。

撮影したのはこのEVENT!

「第18回モンキーミーティングin多摩」
■開催日:2026年5月17日(日)
■開催地:東京サマーランド 第2駐車場(東京都あきる野市)

こちらの車両はマニアックなモンキーが大量に集う老舗イベント「モンキーミーティング」で撮影。詳細はこちらのWEBをチェック!
当日のイベント模様はコチラから!

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【モトチャンプ】