グラデーションにより際立つゴールドのタイガー!

先にも紹介したようにモンキーをカワサキZ2イメージに変身させるボディキットは複数が各社からリリースされている。なかでも完成度の高さで知られるのがGクラフト製だろう。そもそもティアドロップ型燃料タンクを備えるZ50Jなどのモンキーは、Z2風スタイルに近づけやすいといえ、サイドカバーとテールカウルを変更してしまえば、それなりにZ2風に見えてしまう。そのZ2には年式により様々なカラーリングが存在するが、ここではタイガーラインを再現したモンキーを紹介しよう。

カワサキZ2のタイガーラインを小さなモンキーで再現したカスタム。フロントフォークのテレスコ化とロングスイングアームによりホイールベースを延長、さらにサブフレームを追加したことで見事にZ2らしいスタイルを生み出している。

オーナーの豆太郎さんが「真似できるところはすべて真似ました」というように、モンキーではあるもののスタイルはほぼカワザキZ2のような印象になっている。外装はモンキー純正タンク以外、Gクラフト製に変更されていて前後フェンダーをメッキとすることでイメージを近づけた。グリーンメタリックに彩りを添えるタイガーラインまで豆太郎さんが自家塗装で仕上げたというから、塗装技術は相当なもの。カワサキZ2は「火の玉」や「玉虫」など豊富なカラーリングが存在するが、あえて難易度の高いタイガーを選んだあたり自信が伺える。

鮮やかなカラーリングはオーナー自ら施した自家塗装というから驚くばかり。グリーンメタリックに入れたゴールドのラインは上下をホワイトで際立たせ端からグラデーションにより黒っぽさを薄めたゴールドとしている。

88cc化したエンジンも自家塗装!

外装だけでなくNSR50用フロントフォークを移植してテレスコ化しつつ、Gクラフト製スイングアームでロングホイールベース化してあるため、よりZ2のイメージに近づけている。大きく重くなるため当然ノーマルエンジンではパワー不足となるので、この車体にするならボアアップは必然だろう。デイトナ製88ccボアアップキットと5速ミッションを組み込んで、ルックスに負けない走りを手に入れている。ルックスにも車体剛性にも効果的なサブフレームはダブルクレードルフレームを採用するZ2らしさを演出するには不可欠でもあるだろう。

デイトナ製のボアアップキットにより排気量を88ccにまで拡大したエンジン。本体をよく見れば、ここも表面をザラつかせた黒い結晶塗装のような仕上がりになっている。キャブレターはVM26で自作マフラーと組み合わせている。ミッションはデイトナ製の5速だ。

フロントフォークはNSR50用を移植!

大型バイクの風情を取り入れるならテレスコピック式のフロントフォークに変えたいところ。外装にも使ったGクラフトからはNSR50のフォークを移植するために必要となるステムキットが発売されていた。そのため加工技術などを必要とせず比較的容易にモンキーをテレスコ化できるのだ。さらにホイールもGクラフト製としたことでチグハグさを感じさせないスタイルとなっている。

88cc化してパワーアップしたエンジンに対応させてブレンボ製ディスクブレーキとした足まわり。ホイールは前後ともにGクラフト製の3.0J×10インチサイズとしているが、タイヤはハイグリップというよりクラシカルなルックスが持ち味のミシュランS83を選んでいる。

前後ともブレンボ製ディスクブレーキに変更!

フロントホイールを右側から見ればブレンボ製ディスクブレーキに変更されていることが確認できるが、リヤブレーキも同じブレンボ製にされている。4MINIカスタムで流用されることが多い通称「カニ」で、確かなストッピングパワーと扱いやすい操作性が得られるため人気アイテムなのだ。

OVERレーシング製バックステップにマスターシリンダーを接続したリヤブレーキもフロントと同じブレンボ製。通称「カニ」と呼ばれるキャリパーは4MINIカスタムでは定番アイテムでもある。マスターシリンダーを縦にすることでホースの取り回しをシンプルにしている。

ゴージャスな足まわり!

フロントにはNSR50純正フォークが移植されていたが、リヤはGクラフト製のスタビライザー付きスイングアームに変更されている。同社のスイングアームはロングにするためのサイズが各種用意されているため、オーナーの好みで長さを選べることも人気の理由。だが、やはりこのゴージャスなルックスに惹かれることも事実。また車体のタイガーラインに合わせたのか、キャストホイールもリヤショックの別体タンクもゴールドで統一している。こんなところが全体の完成度を左右するというものだ。

スタビライザー付きのスイングアームはGクラフト製でロングかつ高剛性を得られる。タンク別体式リヤショックはyssでスプリングをホワイトにしたことで旧車らしさを演出している。サイドカバーやテールカウルまでタンク同様に自家塗装している。

撮影したのはこのEVENT!

「第18回モンキーミーティングin多摩」
■開催日:2026年5月17日(日)
■開催地:東京サマーランド 第2駐車場(東京都あきる野市)

こちらの車両はマニアックなモンキーが大量に集う老舗イベント「モンキーミーティング」で撮影。詳細はこちらのWEBをチェック!
当日のイベント模様はコチラから!

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【モトチャンプ】