ダンパー内部を徹底的に見直す
自動車メーカーの葛藤を解決できるのがアフターパーツの役割でもある。中でも車高調は万人向けの妥協から生まれたスタイリングや走行性能を、自分好みに調整できるツールとして今や定番のアイテムとなっている。そこで、HKSがこの3月に全面リニューアルした『ハイパーマックスS』に注目したい。
HKSの車高調ブランドとして、モータースポーツからストリート、さらにミニバンやSUVといった車種までカバーするハイパーマックス。中でも「S」はストリートでの気持ち良い走りとスタイリングを共有できるモデルとして人気のアイテムだ。今回のリニューアルではその走りをさらに強化するため、内部パーツによる味付けを全面刷新。

例えば、路面の凹凸によるダンパーの動きはごく初期ではしっかりと減衰力を立ち上げることでフラフラした動きを抑え、より大きな衝撃に対しては適度に減衰力を抜いていなすことで乗り心地を確保して。簡単に言えば、アクティブサスペンションの動きをアナログに制御しているようなもの。ゴツゴツ感をカットしながらスポーティな走りにもしっかりと対応させるアレンジが加えられているのだ。


各部の耐久性も大幅向上で進化
ダンパー性能だけでなく、耐久性を高めるためにダストブーツの素材変更や、アッパーマウントの表面処理の見直しなど、リニューアルは細部にも及ぶ。
車高調は走行性能を高める代わりに、寿命が短くなってしまうという従来の考えを否定する、新たなアプローチも『ハイパーマックスS』の進化を示しているのだ。


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