走行状況に合わせてレスキューアイテムをそろえていこう
クルマのトラブルといっても、タイヤのパンクやバッテリー上がり、脱輪に交通事故など実に多種多様。そのすべてに対応しようとなると、膨大なレスキューアイテムを車載することになってしまう。そこで、自分の走行状況を的確に把握し、絶対に必要なアイテムから順に揃えていくことが得策だろう。
まずは非常信号灯。高速道路上で緊急停車する際、表示が義務づけられている停止表示器材のひとつで、一般的な三角表示板に比べてかさばらず、設置も簡単だ。しかしながら、高速道路を走る機会がなければ必要のないアイテムだが、少しでも高速道路に乗る機会があるなら、かさばらず価格もリーズナブルなので、ぜひ導入を検討したい。
次にチェックしたいのがパンク修理剤。こちらもスペアタイヤもしくはパンク修理キットの常備が義務付けられており、クルマを購入時に必ず常備されているはずだが、後処理が面倒な場合も。そこでオススメなのがホルツの『タイヤウェルド』。修理剤を水性タイプにすることで、使用後に修理剤を水で洗い流せるので後処理も簡単だ。

トラックやワンボックスなど大型車にも使えるよう、光量をアップした『パープルセーバー』シリーズの最上級モデル。背面にマグネットを内蔵し、車体に取り付けることも可能。電源は単3乾電池4本を使用し、連続使用時間は約5時間(アルカリ乾電池)。

修理剤を水性タイプとすることで、使用後に修理剤を水で洗い流せるようになったパンク修理剤『タイヤウェルド』の最新バージョン。14インチまでの軽・小型車用のSサイズ、16インチまでの中型車用のMサイズ、18インチまでの大型・SUVに対応するLサイズの計3サイズ。
バッテリーが上がってもスタンドアローンで解決できる
日本において最も多いクルマのトラブルといえばバッテリー上がり。一般的には温度が下がる冬に起こりがちと思っている人も多いが、実は季節を問わずコンスタントに発生しているのだ。
そこで活躍するのがジャンプスターターで、大きくふたつのタイプがある。ひとつは充電池を内蔵したモバイルバッテリータイプ、もうひとつが事前充電不要のキャパシタタイプである。
モバイルバッテリータイプはある程度事前の充電が必要だが、普段は普通のモバイルバッテリーとして使用できたり、Bluetoothスピーカーなどを搭載した複合タイプも用意されている。一方キャパシタタイプは車載バッテリーに残された電気を吸い取り、一気に放電することでエンジンを始動するため事前充電は不要。またバッテリーを内蔵していないので、真夏の炎天下で常備しても爆発や発火の危険性が少ないことも大きなメリット。ウィークポイントは普段使い途がないことぐらいだろう。どちらも一長一短あるが、バッテリーを生き返らせるという機能は一緒。自分に合ったタイプをセレクトしよう。

全長160mm、質量わずか400gのコンパクトサイズながら、ピーク電流1000Aというハイパワーを誇るモバイルバッテリータイプのジャンプスターター。ガソリン車なら7L、ディーゼル車なら5Lの排気量まで対応。

車載バッテリーに残されたわずかな電力を蓄電し、増幅して出力できるスーパーキャパシタを搭載。事前充電の必要なく使用できるジャンプスターター。大型の液晶ディスプレイを搭載し、バッテリーの健康状態も把握できる。
エアコンプレッサーは複合タイプで大きく進化
そして最後に控えしはエアコンプレッサー。これまで車載用はDC12Vタイプが主流だったが、最近ではバッテリー内蔵のコードレスタイプが続々登場。作業効率も向上するのでオススメだ。またジャンプスターター機能やジャッキなどと融合した複合タイプも数多くラインアップ。選択肢のひとつとして要チェックだ。

ジャンプスターターとエアコンプレッサーの複合モデル。最初に充填したい空気圧を設定し、エアホースをタイヤバルブに接続。空気圧が足りなければ中央のボタンを押して充填開始。設定空気圧に達すると自動で止まる。

油圧ジャッキとエアコンプレッサーの複合型。圧力ゲージ付きの電動エアーポンプが内蔵されており、タイヤの空気圧チェックおよび充填が可能だ。さらにLEDライトも内蔵。また、一式を収められる収納ケースには、光を当てると光る“コーションマーク”が描かれている。