2026年9月のミニバン販売台数トップ10

【2026年9月】ミニバン販売台数で1位に輝いた、トヨタ・シエンタ
順位メーカー・モデル販売台数前月比前年比
1位トヨタ・シエンタ10,468台137.9%140.2%
2位ホンダ・フリード7,566台152.8%100.9%
3位トヨタ・ルーミー7,202台107.2%84.1%
4位トヨタ・ヴォクシー6,939台159.3%104.8%
5位トヨタ・アルファード6,879台119.6%93.3%
6位日産・セレナ6,559台144.4%94.7%
7位トヨタ・ノア6,293台149.7%93.6%
8位ホンダ・ステップワゴン5,287台130.8%115.6%
9位スズキ・ソリオ5,066台149.9%123.7%
10位トヨタ・ヴェルファイア3,367台138.4%102.5%

日本自動車販売協会連合会が公表する、「乗用車ブランド通称名別順位」をもとに作成。軽自動車および海外ブランド車は対象外となっており、同一車名の販売台数は合算されている。

シエンタが首位を維持、フリードとヴォクシーは順位上昇

2026年9月のミニバン販売台数で首位となったシエンタは10,468台だった。

8月の7,591台から2,877台増加し、前月比は137.9%。前年同月比も140.2%となり、前年9月を40.2%上回った。今回のトップ10では、前年からの伸び率が最も高い結果となった。

2位にはホンダ・フリードが入った。販売台数は7,566台で、8月の4,951台から2,615台増加。前月比152.8%となり、順位は4位から2位へと2つ上昇した。

首位のシエンタとの差は2,902台。8月の2,640台から差が広がったものの、ミニバンランキングではトヨタ勢に次ぐ上位へ浮上している。

3位のルーミーは7,202台。8月の6,720台から482台増加し、前月比107.2%となった。販売台数は増加したものの、順位は2位から3位へひとつ後退。前年比も84.1%と前年同月を下回っている。

4位にはヴォクシーが6,939台でランクイン。8月の4,355台から2,584台増加し、前月比は159.3%。今回のトップ10では前月からの伸び率が最も高く、順位も6位から4位へ上昇した。

5位のアルファードは6,879台。8月の5,753台から1,126台増加したものの、順位は3位から5位へと2つ後退した。

4位のヴォクシーとの差はわずか60台。両車は7,000台目前の販売台数となり、上位では接戦が見られている。

6位は日産・セレナで6,559台。8月の4,541台から2,018台増加し、前月比144.4%となった。順位は5位から6位へ後退したものの、販売台数自体は前月を大きく上回っている。

7位にはトヨタ・ノアが入った。販売台数は6,293台で、8月の4,205台から2,088台増加。前月比149.7%となり、順位は7位を維持している。

8位はホンダ・ステップワゴンで5,287台。8月の4,043台から1,244台増加し、前月比130.8%となった。順位は変わらなかったものの、前年比は115.6%と前年同月を15.6%上回っている。

9位のスズキ・ソリオは5,066台。8月の3,379台から1,687台増加し、前月比149.9%となった。前年比も123.7%と前年同月を上回っている。

10位にはトヨタ・ヴェルファイアが3,367台で続いた。8月の2,432台から935台増加し、前月比138.4%となった。順位は10位を維持し、前年比も102.5%と前年同月をわずかに上回っている。

9月はトップ10の顔ぶれに変化がなかった一方、上位ではフリードやヴォクシーが順位を上げるなど、販売台数の増加幅によって順位が入れ替わった。

トップ10全車が前月超え、改良モデルや新型エルグランドの動向にも注目

2026年9月のミニバントップ10の販売台数は合計65,626台。8月の47,970台から17,656台増加し、前月比は136.8%となった。

8月はトップ10に入ったすべての車種が7月から販売台数を減らしていたが、9月は一転して全10車種が前月の販売台数を上回っている。

メーカー別では、シエンタ、ルーミー、ヴォクシー、アルファード、ノア、ヴェルファイアのトヨタ勢が6車種ランクイン。販売台数の合計は41,148台で、トップ10全体の約62.7%を占めた。

8月もトヨタ勢は6車種がランクインしており、9月も引き続きトヨタ車が上位の多くを占める結果となった。

一方、今後の動向を見ておきたいのが、各メーカーの新型車や一部改良モデルだ。

首位のシエンタは2026年8月3日に一部改良モデルが発売され、新たなボディカラー「クリアベージュメタリック」の設定などが行われた。

また、3位のルーミーも8月31日に一部改良モデルが登場。今回の改良では、予防安全機能「スマートアシスト」の交差点における検知機能を拡充したほか、SRSサイドエアバッグやSRSカーテンシールドエアバッグなど、安全装備の充実が図られている。

いずれも9月の販売台数との直接的な関係は明らかではないものの、改良モデルの発売後にどのような販売推移を見せるか注目したい。

また、トップ10入りをめぐる下位の動きも見どころだ。

10位のヴェルファイアは3,367台だったのに対し、11位にあたる三菱・デリカD:5は3,105台で、その差は262台となった。

デリカD:5は2026年1月に大幅改良モデルが発売され、フロントまわりのデザイン変更や走行性能の向上などが図られている。

三菱自動車が10月9日に公表した資料によると、2026年度上期(4〜9月)のデリカD:5の販売台数は16,798台。前年同期比124%となり、上期としては2期連続で過去最高を更新した。

さらに、プレミアムミニバンでは日産・エルグランドの動向も見ておきたい。

2026年7月16日に発売された新型エルグランドは、第3世代e-POWERや電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」などを採用したモデルだ。

9月の販売台数は1,568台で、8月の1,365台から203台増加。前年同月比も927.8%と大きく伸びている。ただし、今回のトップ10入りには届かなかった。

9月はシエンタが1万台を突破したほか、フリードとヴォクシーが順位を上げるなど、上位グループに動きが見られた。

今後はシエンタやルーミーの一部改良後の販売推移に加え、デリカD:5や新型エルグランドがトップ10入りを果たすのか。引き続き、ミニバンの販売動向を追っていきたい。