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  • 2017/07/18
  • 「東新宿交通取締情報局」

やっぱりあった! 交通違反検挙ノルマ!

平成29年度の反則金取り立て目標は約620億円!これが警察の取り締まり方針を決め、警察官個々の必達ノルマとして振り分けられる!

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警察官は物陰に隠れ、計測機器をパイロンで隠す、まさに取り締まりのための取り締まりが横行しているのが実状。
交通取り締まりの本来の目的は「危険な事故を未然に防ぐこと」「交通の円滑化を図ること」、このふたつであり、決して罰金や反則金を徴収するためのツールではないはず。が、年間の徴収額があらかじめ予算化され取り締まり当事者のノルマ化されているとなるとまさに本末転倒。では、その実態は?

注目すべきは、なんといっても「平成29年度内閣府、総務省及び財務省所管/交付税及び譲与税配付金特別会計/歳入歳出予定額各目明細書」に記された「交通安全対策特別交付金」の歳入予定額。

この交通安全対策特別交付金と言うのは道路交通安全整備の経費として各地方公共団体に配分されるものだが、その財源は言うまでもなく、交通違反の検挙によって徴収される反則金であり、それは総務省による「交通安全対策特別交付金制度の概要」にはっきりと示されている。

つまり、反則金の徴収額、ひいては交通取り締まり件数があらかじめ決められているというのは自明の理だ。

もちろん、今年に限らず、従来も毎年毎年、反則金目当ての財源は予算化されていたわけで、「ノルマなどない」という警察の主張は単なる建前でしかなかったわけだが、このノルマに追われる個々の警察官の事情を考えれば、少なくとも、本来の目的とはかけはなれた安全とは関係のない取り締まりが日常的に行われている現実が理解できるというもの。

事前に警告看板も出さずスピード取り締まり(ネズミ捕り)を行ったり、前を走る車を追い上げてスピード違反で捕まえたり、見通しのいい交差点で物陰に隠れ一時停止で完全にタイヤが止まったかどうかいちゃもんをつける等々、中にはでっち上げなんて最悪のパターンもないわけじゃない。

とにかく、ドライバーの対応策として、まずは必ずしも「交通安全」を目的とした正しい交通取り締まりが行われているとは限らないという現状を十分把握し、納得いかない取り締まりには断固抗議をするなど、自己防衛の意識を高めることが重要。誰のためにもならない泣き寝入りは禁物です。

スピード取り締まり情報はこちら

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