Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. カタログ
  3. スズキ|SUZUKI
  4. クロスビー

カラフル&ポップなボディで12月に新発売! 海も山もイケる スズキ・クロスビー! 遂に発売【1,765,800円〜】

このエントリーをはてなブックマークに追加

ハスラーよりもチョイでかのボディに、996ccの直噴ターボ+マイルドハイブリッドエンジンを搭載し、小型クロスオーバーワゴンという新ジャンルを立ち上げたスズキ・クロスビー。その魅力をおさらいしていこう!(PHOTO&REPORT:近田茂)

誰もが欲したこのサイズ感!

先ずは代表取締役社長、鈴木俊宏氏のご挨拶。クロスビーの車名はクロスオーバーのX とto be エキサイティングを合わせた造語。2020年には100 周年を向える。今後の小型車拡販への抱負を語ってくれた。
このクルマ、先の第45回東京モーターショー(10月25日〜)でワールドプレミアされた事はご存知だろうか。同じく世界初公開され、12月14日に先行デビューを果たした軽自動車のスペーシアとは別に、スズキ車らしいアクティブなイメージが観客達の大きな注目を集めていた。参考出品車とは言え、その完成度は高く市販間近であることは誰の目にも明らか。小型車にもますますの力を注ぐ同社の姿勢を示す意味でも輝いていた。
その名もXBEE(クロスビー)。X-mas (クリスマス)当日、ベルサール渋谷ファーストにおいて、報道発表会が開催された。

特徴的なヘッドランプデザインは、軽自動車の大ヒット作であるハスラーをイメージさせることは明らか。それもそのはず、クロスビー開発の発端は、4年前の第43回東京モーターショーに逆上る。当時のスズキブースにはハスラーの参考出品車が展示され観客の目を釘付けにした。そんな中ハスラーに寄せられた賛辞と共に「こんな小型車があれば良いのに」という素直な意見も多かったと言う。それが新製品開発のスタートに繋がったわけだ。
斬新な商品であること、コンパクトサイズながらも広い室内空間と多彩なユーティリティを持ちアクティブシーンにも適応する機能的な使い勝手を目指す。そんな欲張りコンセプトを凝縮させたのが、ワゴンとSUV を融合させた新ジャンルの構築。「小型クロスオーバーワゴン」クロスビーの誕生だ。

ボディサイズを数値から読み解くと……

同社のイグニスと同等の車格だが、全高は1705mm。イグニスも高めだがさらに110mm高い。それが室内高では+30mmのゆとりを生む。全長と全幅も60mmと10mmプラス。ワゴンスタイルの採用で顕著なのは室内長が155 mmも長いということ。前後乗員間距離は何と155mm も拡大した。ヒップポイントを高めた乗車姿勢の採用も奏功し室内空間は別格の広さに仕上がった。16インチホイールを採用。前約20度、後約40度と言うアプローチ&デパーチャーアングルの確保にこだわったのもスズキ車らしい。

ターボ&マイルドハイブリッドの996ccエンジンも魅力

搭載エンジンは1L直噴ターボ+マイルドハイブリッド。ミッションは6AT をマッチ。もちろん前輪駆動が基本だが、ビスカスカップリング式を採用した4WD も用意。スノーモードが選べたり、ヒルディセントコントロールまで標準装備するこだわりもニクイ所だ。ちなみに車両重量は4WD でも1t。エンジンは996 ㏄だから、自動車税、重量税共に登録車最安ランクが適応される。財布に優しい維持経済性も見逃せないチャームポイントだ。

この他スズキ・セーフティ・サポートと呼ばれる先進の予防安全技術(安全運転支援システム)は同社最高水準デバイスをフル装備。室内外デザインもなかなかオシャレな仕上がりを誇り、カラーバリエーションも豊富。そしてラゲッジスペースに込められた多彩な使い勝手は日常の足から、休日のドライブまでアクティブで楽しいシーンを盛り上げてくれる逸材となることは間違いなさそう。
試乗イベントは年明けの予定。そのインプレッションは改めてご報告したい。

ワイドな広がり感を表現したインストルメントパネル。2 本のパイプフレームをモチーフに遊び心を込めてデザインされている。
エンジンカバーが無いので、中の隅々まで見通せるエンジンルーム。厚みを感じるボンネットデザインも相まって、フード下からエンジンまでの空間にもユトリがある。
K10C型エンジンはDOHC12バルブVVT を採用した水冷3 気筒直噴ターボ。やや大き目なジェネレーターが、マイルドハイブリッドの要となるISG 。スターターモーターや発進補助も兼ねる仕組みでエンジンの負担を軽減する。
後席をフルに前倒ししたところ。前上がりの傾斜と若干の段つきは残るが、フラットに近い広いカーゴスペースが生まれる。左右シートは分割式、独立して前後スライドと前倒しやリクライニング操作が可能。
X-mas 当日の発表会とあって、カーゴルームにはこんな演出も。フロア下には大容量ラゲッジアンダーボックス(2WD車は81L、4WD 車は37L)を備え、多彩な使い方に対応する。

■諸元■
ボディー  :5ドア
機種名 :HYBRID MZ
車名・型式 :スズキ・DAA-MN71S
駆動方式  :2WD(前2輪駆動) フルタイム4WD
トランスミッション :6AT
機種記号 :CBZK-J CBZL-J
     全方位モニター用カメラパッケージ装着車 CBZK-JC CBZL-JC
寸法・重量 全長(mm) :3,760
全幅(mm) :1,670
全高(mm)※1 :1,705
室内寸法(mm) 長さ :2,175
幅 :1,355
高さ :1,280
ホイールベース(mm) :2,435
トレッド(mm) 前 :1,460
後 :1,470(CBZK-J、CBZK-JC) 1,460(CBZL-J、CBZL-JC)
最低地上高(mm) :180
車両重量(kg) :960(CBZK-J、CBZK-JC) 1,000(CBZL-J、CBZL-JC)
乗車定員(名) :5
性能 燃料消費率(km/L)
(国土交通省審査値) :22.0(CBZK-J、CBZK-JC) 20.6(CBZL-J、CBZL-JC)
主要燃費向上対策 :ハイブリッドシステム、充電制御付アイドリングストップ装置、可変バルブタイミング、電動パワーステアリング、ロックアップ機構付トルコン、筒内直接噴射
最小回転半径(m) :4.7
エンジン 型式 :K10C型
種類 :水冷4サイクル直列3気筒直噴ターボ
弁機構 :DOHC12バルブVVT
内径×行程(mm) :73.0×79.4
総排気量(L) :0.996
圧縮比 :10.0
燃料供給装置: EPI(電子制御燃料噴射装置)
最高出力(kW/rpm)ネット :73<99PS>/5,500
最大トルク(N・m/rpm)ネット :150<15.3kg・m>/1,700-4,000
燃料タンク容量(L) :32 30
使用燃料  :無鉛レギュラーガソリン
モーター 型式 :WA05A
種類 :直流同期電動機
最高出力(kW/rpm) :2.3<3.1PS>/1,000
最大トルク(N・m/rpm) :50<5.1kg・m>/100
動力用主電池 種類 :リチウムイオン電池
動力伝達装置 変速比 :前進
1速:4.666
2速:2.533
3速:1.555
4速:1.135
5速:0.859
6速:0.685
後退 3.393
最終減速比 3.501
ステアリング  :歯車形式 ラック&ピニオン式
ブレーキ 主ブレーキ形式 :前 ベンチレーテッドディスク
後 リーディング・トレーリング
制動倍力装置 :真空倍力式
制動力制御装置 :ABS[EBD付]
駐車ブレーキ形式  :機械式後2輪制動
懸架装置 懸架方式  :前 マクファーソンストラット式コイルスプリング
後 トーションビーム式コイルスプリング(2WD車)、I.T.L.(アイソレーテッド・トレーリング・リンク)式コイルスプリング(4WD車)
スタビライザー形式 前 トーション・バー式
後 :トーション・バー式(CBZK-J、CBZK-JC) −(CBZL-J、CBZL-JC)
タイヤ :175/60R16 82H

おすすめのバックナンバー

自動車業界 特選求人情報|Motor-FanTechキャリア

「自動車業界を支える”エンジニアリング“ 、”テクノロジー”情報をお届けするモーターファンテックの厳選転職情報特集ページ

motorfuntech

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。 一覧へ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ 一覧へ

Motor-Fanオリジナル自動車カタログ

自動車カタログTOPへ

Motor-Fan厳選中古車物件情報

中古車TOPへ