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国内初試乗:新型メルセデス・ベンツBクラス「BMW? そんな名前は聞いたことがありません」〈1/2:車両解説編〉

  • 2019/07/27
  • MotorFan編集部 小泉 建治
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新型メルセデス・ベンツBクラスが日本の道を走り始めた。先代二代目まではモノスペース的フォルムによる実用車然とした佇まいから、良く言えば真面目、悪く言えば華がない、といった印象が強かったBクラスだが、三代目となった新型は、その背高フォルムは堅守しつつも一気に洗練されたデザインを手に入れ、所有欲をかき立てられる商品性を身につけてきた。Motor-Fan.jpでは、新型Bクラスのレビューを2回に分けてお送りする。前編は車両解説だ。

TEXT&PHOTO●小泉建治(KOIZUMI Kenji)

スタイルのAクラス、実用性のBクラス……ではない!

 ずいぶんと垢抜けたな、というのが多くの人が抱く第一印象だろう。

 スリーポインテッドスターを掲げながらも、色気や威圧感をまったく感じさせない。先代Bクラスのオーナーは、煩悩に惑わされずにクルマを選べる賢人に見えた。ある意味で凄みのあるクルマだった。

 ところが新型Bクラスは、一転して……というほどではないにしろ、なかなか艶めかしいアピアランスを与えられて登場した。洗練度でいえばAクラスに引けを取らないどころか、フロントマスクもリヤビューも、EクラスやCクラスと言った兄貴分たちにも通じるデザインテーマでまとめられている。これなら煩悩を捨てきれない筆者のようなカスタマーも惑わされるに違いない。

 次に頭に浮かんだのは「全長を伸ばし、全幅を拡げ、全高を低めて『ワイド&ローで流麗なスタイルを実現しました』っていうありがちな手法かな」ということだった。とくに全高はかなり低くなっている印象がある。

 しかしスペックを見比べてみると、全長こそ60mmほど伸ばされているが、全幅は10mm増に抑えられ、なんと全高は今回借り受けたAMGパッケージ装着車でも先代と同一で、新型のスタンダード仕様であれば先代よりも22mmほど高くなっているのだ。

 色気のあるデザインを与えられていながら、Bクラスの生命線である実用性はまったく犠牲にしていない……どころか、より高められている。まずはそこから評価されるべきだろう。先代オーナーも、安心して新型Bクラスへの乗り換えを検討できるわけだ。

 そしてこうした背高スタイルながら、Cd値で0.24を達成しているのは驚異的と言うほかない。

Eクラスのステーションワゴンにも通じる落ち着いた佇まいを演出するテールランプのデザイン。
二重まぶたのようなLED製デイタイムライニングランプによって、なかなかの目力が与えられた。

 エンジンは直列4気筒1.4Lガソリンターボと直列4気筒2.0Lディーゼルターボの二本立てで、それぞれB180とB200dを名乗る。

 前者は最高出力136psと最大トルク200Nmを発生して7速DCTと組み合わされ、後者は最高出力150psと最大トルク320Nmを発生して8速DCTと組み合わされる。WLTCモード燃費は両者ともまだ公表されていない。

試乗に供されたのは最高出力136psと最大トルク200Nmを発生する直列4気筒1.4Lガソリンターボエンジン。

 インテリアもエクステリアと同様に、いやそれ以上にアップデートされた。

 何しろ目を惹くのは大型の2枚のフルカラー液晶を横につなぎ合わせたインパネだろう。メータークラスターを覆うバイザーを持たず、薄型のパネルがシンプルかつ堂々と鎮座するサマは未来的というほかない。

 もちろんSクラスやEクラスといった上位モデルから受け継がれているもので、メルセデスのオーナーにしてみれば目新しいものではないかも知れないが、AクラスやBクラスといった、このセグメントではプレミアム性が際立つ。

 そしてダッシュボード中央に堂々と並べられた3連のエアコンの吹き出し口は、先進性のなかにもラグジュアリーさを演出するのに役立つ一方、筆者のような暑がりにとっては身体の広い範囲に冷風を当てることができるのでとてもありがたい装備でもあった。

ダッシュボード中央のモニターはタッチパネルになっているが、センターコンソールのトラックパッドでも操作可能。そして音声コマンドでも多くの操作ができる。
運転席側ドアの前方には、電動リヤハッチゲートの開閉ボタンがある。実用性を重視するBクラスのキャラクターを象徴するような機能だ。

 キャビンスペースの余裕はさすがというほかなく、間違いなくCセグメントのトップクラスだろう。先代でも大柄な男性4名がなんの不満もなく過ごせるスペースを確保していたが、新型では先代以上に広い空間を得ている。

 例えば前席の室内幅は1456mmで、先代よりも33mmも拡大されている。ヘッドルームも拡大されているそうだが、身長174cmの筆者にとってはもともと不満のなかった部分であり、なにもこれ以上広くしなくても、と呆れてしまったのが正直なところだ。身長が185cm以上の人でないと正確なインプレッションは書けないだろう。

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