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〈ダイハツ・ロッキー〉アウトドアレジャーもこなす小さな実力派【ひと目でわかる国産新型車の魅力】

  • 2020/03/02
  • ニューモデル速報
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撮影車両:X

WLTCモード燃費:18.6km/ℓ ※FF車
月間販売台数:3904台(11月〜12月平均値)

REPORT●小林 秀雄(KOBAYASHI Hideo)
PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)
MODEL●菅原 樹里亜(SUGAWARA Jyuria)[身長160㎝]

※本稿は2020年1月発売の「2020年 国産新型車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。

樹脂製のオーバーフェンダーを備えた、逞しいスタイリングを実現。「L」を除くグレードはフロントグリルとバックドアガーニッシュがピアノブラック調となる。ドアハンドルは「Premium」と「G」がメッキ、「X」と「L」がボディ同色。

■X
全長×全幅×全高(㎜):3995×1695×1620
室内長×室内幅×室内高(㎜):1955×1420×1250
ホイールベース(㎜):2525
トレッド 前/後(㎜):1475/1470
車両重量(㎏):970
エンジン形式:直列3気筒DOHCターボ
総排気量(㏄):996
最高出力(kW[㎰]/rpm):72[98]/6000
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):140[14.3]/2400-4000
燃料タンク容量(ℓ):36(レギュラー)
トランスミッション形式:CVT
駆動方式:FF
サスペンション:(前)ストラット (後)トーションビーム  
ブレーキ:(前)ベンチレーテッドディスク (後)リーディングトレーリング
最小回転半径(m):4.9
WLTCモード燃費(㎞/ℓ):18.6
タイヤ・サイズ:195/65R16
車両本体価格:184万8000円

先進安全装備(スマートアシスト)

17種類の予防安全機能と運転支援機能を備えるスマートアシストを採用。歩行者の検知機能も備える衝突回避支援ブレーキなどは全車に標準装備される。全車速追従機能付きACCとLKCはグレード別設定。

ボディカラー

ROCKYの3つのポイント

1.DNGA採用でゼロから新開発
2.4WD車は先進の制御技術を採用
3.広くて快適な居住空間と荷室を完備

全高:1620㎜ 全幅:1695㎜
ミラー・トゥ・ミラー:1940㎜ 開口高:730㎜
全長:3995㎜ 最小回転半径:4.9m〜5.0m

ダイハツの新開発プラットフォームであるDNGAを採用。全長4m以下のコンパクトなボディながら、全高は1620㎜もあり、広々とした室内空間を実現している。最小回転半径は装着タイヤサイズによって4.9mか5.0mとなり、17インチでも小回りが効く。

エンジン&ホイール

可変バルブタイミング・リフト機構のVVT-iを備えた1.0ℓ直3ターボエンジンを搭載。WLTC モード燃費はFF 車で18.6 ㎞ /ℓ、4WD車で17.4㎞/ℓとなり、クラストップレベルの省燃費性能を誇る。
「X」は16インチのアルミホイールを標準装備。「Premium」と「G」は17インチアルミホイールを備える。

乗降性

〈前席〉シート高:630mm ステップ高:400mm

ドア開口部が縦にも横にも広く、乗り降りを妨げるものがない。強いて言えばステップ高が高いが、それはSUVの宿命と割り切らざるを得ない。

〈後席〉シート高:690mm ステップ高:430mm

ルーフの位置が高く、シートも適度な高さにあるため、楽な姿勢で乗り降りできる。足腰の弱った高齢者にとっては、ステップが少し高いかもしれない。

インパネ

センターパネルをドライバー側にチルトした動きのあるデザインを採用。空調は「L」を除いてオートエアコンが標準装備される。中央の9インチスマホ連携ディスプレイオーディオはメーカーオプション設定。

メーター

「L」を除くグレードにはアクティブマルチインフォメーションメーターを装備。デジタルの速度計と7インチTFTマルチディスプレイを備える。

前席

SUVらしい見晴らしの良さ、小回りの効く機動性の高さを実感できる運転席。「L」を除いてシートリフターも備わり、身長に合わせた微調整も可能だ。「G」と「X」には赤のパイピングが施されたフルファブリックシートが装備される。

後席

前後の乗員間距離が900㎜という広々とした空間を実現。膝と前席のクリアランスは実測で約150㎜、頭上は約70㎜と、実際にゆとりが感じられる。シートには2段階のリクライニング機構も備わり、膝を組んでゆったり座ることだってできる。

うれしい装備

ラゲッジルームには高さを2段階で調節できる可変式デッキボードを装備。ボードが上段位置にあれば開口部との段差がなくなり、荷物を出し入れしやすい。床下には大容量のアンダーラゲッジも備わっている。
アクセルレスポンスを向上させるDassistを全車に採用。ステアリングのPWRスイッチを操作するとパワーモードに切り替わり、加速性能がアップする。
センターコンソールボックス後部に充電用のUSBソケット2個を標準装備。後席乗員もスマホの充電に使えて便利だ。前席用はインパネに1個標準装備される。
フロントコンソールの左右にはサイドポケットを標準装備。スマホや財布などを置いておくのにちょうどいい。フロントコンソールは上部にもトレイが備わる。
9インチスマホ連携ディスプレイオーディオはダイハツコネクトに対応。スマホのナビアプリを大画面で使えるなど、便利な機能が利用可能。
駐車支援システムのスマートパノラマパーキングアシストをメーカーオプションで設定。縦列駐車などのハンドル操作を自動でアシストする。
左右後方の車両を検知するBSM(ブラインドスポットモニター)をグレード別設定。ドアミラーの警告灯で車線変更の安全をサポートする。
メーター内のマルチディスプレイには、タイヤの方向と角度をイラストで表示する機能を装備。何度も切り替えして駐車する時などに便利。

ラゲッジルーム

〈通常時〉最小幅:1000mm 最大奥行き:755mm
〈後席格納時〉高さ:740mm 最大奥行き:1600mm

通常時でも十分に広いラゲッジルーム。写真はデッキボードを上段にセットした状態で、6対4分割可倒式の後席を格納するとフラットなフロアを実現する。デッキボードを下段にセットした場合は荷室高が865㎜まで拡大。容量をさらに確保できるほか、縦に長い荷物も積みやすくなる。

使い勝手撮影車両データ

インテリアカラー:ブラック(赤パイピング付き)
オプション装備:ブラインドスポットモニター/純正ナビ装着用アップグレードパック

〈TOPICS〉ロッキーだけの特別なカラー、コンパーノレッド

ロッキーの姉妹車にあたるトヨタのライズが「ターコイズブルーマイカメタリック」という専用色を設定するのに対して、ロッキーにも専用色としてコンパーノレッドが設定されている。ダイハツが初めて手掛けた小型車コンパーノに由来し、光が当たると朱色に輝く高彩度レッドは、ダイハツの継承と挑戦を示すとのこと。「Premium」はブラックルーフとの2トーンとなる。

〈メカニズム〉DNGA新プラットフォームなど新機軸が盛り沢山

 新型タントで採用した軽自動車用のDNGAプラットフォームに対して、ロッキーでは骨格の通し方や足まわり部品の取り付けなどの考え方は共通しつつ、サイズを拡大。サスペンションの取り付け位置やブッシュ特性、バネ定数、ショックアブソーバー特性なども最適化が図られた。

 パワートレーンは1.0ℓターボに、スプリットギヤを用いた技術を採用したD-CVTを搭載。変速比をワイドレシオ化することで燃費や静粛性を高めているほか、アクセルのスロットル特性を最適化することで、低開度でのコントロール性、中高開度域でのレスポンスを重視した設定となっている。

 4WDは電子制御式カップリング機構を用いた「ダイナミックトルクコントロール4WD」を採用。走行状態や路面状況を検知し、ECUで前後輪に細かなトルク配分を行なうことで安定した走行性能を実現。走行中のトルク配分はマルチインフォメーションディスプレイで確認できる。

バイヤーズガイド

エンジンは1種類、組み合わされるトランスミッションもCVTだけなので、カラーバリエーションと装備のチョイスとなる。カラーの選択肢がいちばん多いのは「G」グレード。せっかく購入するなら好みの色を選びたい。安全装備のスマートアシストは、全グレードに装着されているので安心だ。

パワートレーンは1.0ℓ直列3気筒ターボとCVTの組み合わせ。装備内容の異なる4つのグレードが設定され、そのすべてにFFと4WDが用意されている。ボディの2トーンカラーは「Premium」に標準、「G」にオプション設定。
Premium
G

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