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三菱ふそう、新型電気小型トラック「eCanter(eキャンター)」を発表 先進安全装置を搭載!

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eCanter新型モデル(撮影用特別仕様車)

三菱ふそうトラック・バス株式会社は、電気小型トラック「eCanter」に強化した安全装備を搭載し発表した。本モデルは日本国内にて8月よりリース販売を開始し、今後は欧州及びアジア太平洋地域でも随時販売を開始する。

三菱ふそうの量産型電気小型トラック「eCanter(eキャンター)」は新たに先進安全装置を標準搭載し、安全性能の強化を実現した。
新規搭載された衝突被害軽減ブレーキ「Advanced Emergency Braking System:AEBS」は、フロントバンパーに搭載した高精度ミリ波レーダーが前方の走行車両または静止車両や動いている歩行者を検知し、衝突の危険を察知するとドライバーに警報を発し、ブレーキを作動して衝突回避をサポートする。また、車両安定性制御装置「Electronic Stability Program: ESP」が車両姿勢をセンサーで常時検知し、カーブでの横転等の危険性が生じた場合、モーター駆動や4輪のブレーキ力を制御し、車両姿勢を適正な状態にして横転の危険回避を支援する。さらに、車両逸脱警報装置「Lane Departure Warning System: LDWS」はウィンカー操作を行なわずに車両が車線を逸脱した場合、白線認識カメラが車線逸脱を検知し、ドライバーにブザーで注意を喚起し、ドライバーの安全運転をサポートする。

eCanter新型モデル(撮影用特別仕様車)

電動で駆動することで排出ガスが一切出ないeCanterは、世界的にますます高まるゼロ・エミッションの輸送ニーズに対して、三菱ふそうが提供するソリューションだ。eCanterは従来のディーゼル車と比較して騒音がなく、振動も少ないため、市街地での深夜・早朝稼働の配送ニーズにも対応し、特に都市内輸送に適している。

さらに、夜間にも充電できるため、作業時間の効率化やドライバーの負担軽減にもつながる。2017年に日本をはじめグローバルで販売を開始して以来、これまでにルート配送や店舗への商品配送等の配送用トラックとして活用されており、環境に配慮したトラックとして国内外のユーザーからの評価も高い。

eCanter新型モデル(撮影用特別仕様車)

「環境に配慮した物流ニーズは、世界規模で現在急速に高まっています。三菱ふそうはEVトラックのパイオニアとしてゼロ・エミッション輸送の実現に貢献し、eCanterは国内外のさまざまなお客様のもとで稼働中です。より新しく進化を遂げたeCanterは、環境に配慮した輸送実現に向けた私たちの取り組みの証です。三菱ふそうはさらに、2039年までに全ての新型車両をCO2ニュートラル化するビジョンの実現に向けた取り組みも今後加速していきます」(三菱ふそうトラック・バス ハートムット・シック代表取締役社長)

三菱ふそうの電気小型トラック、eCanterは、今日の都市が抱える騒音や排出ガス、CO2低減の課題を解決する答として、三菱ふそうが開発した車両だ。
これまですでに世界全体で160台以上が稼働中で、合計200万km以上の走行実績があり、環境に優しく経済性に優れていることが証明されている。eCanterは、車両総重量7.5トンクラス、急速充電では最大約1.5時間、普通充電では最大約11時間の充電で、航続距離は約100kmを確保している。電気駆動システムには、モーター(最大出力135kW、最大トルク390Nm)と、370V・13.5kWhの高電圧リチウムイオンバッテリーパックを6個搭載している。

先進安全装置(※以下全て標準搭載)

衝突被害軽減ブレーキ(Advanced Emergency Braking System:AEBS)

フロントバンパーに搭載したミリ波レーダーにより、前方の走行車両または停止車両、さらに移動中の歩行者を検知し、衝突の危険を察知するとドライバーに警報を発し、衝突の危険が高まるとブレーキを自動的に作動し、衝突回避や衝突時の被害軽減をサポートする。

車両安定性制御装置(Electronic Stability Program : ESP )

車両姿勢を常にセンサーにて感知し、カーブでの横滑り、横転等の危険性が生じた場合、モーター駆動や4輪のブレーキ力を最適に制御し、危険回避をサポートする。

車線逸脱警報装置(Lane Departure Warning System: LDWS)

高速道路などでウィンカー操作を行なわず、車両が車線を逸脱した場合、白線認識カメラが逸脱を検知し、ドライバーにブザーとメータークラスタ内Ivis(マルチ情報システム)の表示にて、安全走行を促す。

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