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【美しすぎるクルマ・ベスト3(岡本幸一郎)】ボンキュッボン!なくびれに惚れた「シボレー・コルベット」

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岡本幸一郎さんが選んだ「美しすぎるクルマ」、その第1位はシボレーのC3コルベット。グラマラスな肢体のデザインには、日系アメリカ人デザイナーのラリー・シノダが関わっている。

TEXT●岡本幸一郎(OKAMOTO Koichiro)

第3位:ランボルギーニ・ミウラ

なみいるスーパーカーの中でもピカイチの美しさ

1966年のジュネーブショーで衝撃デビューを果たしたランボルギーニ・ミウラ。ベルトーネ時代のマルチェロ・ガンディーニのデザインだが、一時は、ガンディーニの前任チーフデザイナーだったジョルジェット・ジウジアーロがデザインした、という説もあった(現在はガンディーニ作ということで落ち着いている)。

いくらでも候補がある中から、いざ3台を選ぶとなると大いに迷いましたが、3位はスーパーカー世代らしく、ランボルギーニ・ミウラでいきましょう。なぜかというと、当時のスーパーカーの中でも、「美しい」という言葉がもっとも当てはまると思うからです。

初めて実車を見たのは、地元の富山に住んでいた小学生の頃にデパートの屋上でスーパーカーの展示が行なわれていたとき。カウンタックやBBもあって、もちろんどれも大興奮だったけど、デザインのことなんてよくわからなかった子どもでも、もっとも“美”を感じたのがミウラでした。

横から見たときの均整の取れたフォルムや、ボディパネルの絶妙なふくらみによる流麗なスタイリングは、当時のなみいるスーパーカーの中でもピカイチだったように思います。それにミウラは前後のカウルを上げた姿までカッコよかったんですよね。

第2位:ジャガーXJ220

一度だけ見た走る姿は、周囲の景色から浮き出ていた

1991年の東京モーターショーで市販モデルが発表されたジャガーXJ220。社内デザイナーのキース・ヘルフェットがデザインを担当した。当時、テリー伊藤さんが購入を申し込んだものの(価格は7000万円)、2年経ってもクルマが来ず、そのうち12気筒エンジンが6気筒ターボになってしまったこともありキャンセルしたところ、1000万円の手付金が没収されたという。(『男なら雲上CARを目指せ!』(ロコモーションパブリッシング刊)より)

2位はみなさまご存知でしょうか? ジャガーXJ220です。

まだベスモ(ベストモータリング)編集部に在籍していた1993年頃、箱根に向かうために東名にのって、東京料金所を通過しようとしていたときに、なんだか得体のしれないクルマがミラーに映ったのが見えて目で追っていたら、僕のとなりの料金所を通過して、さっそうと走り去っていくのを目の当たりにしたんです。

うおーっ! なんだあれ!? ひょっとしてXJ220か!! 東京モーターショーでも展示されましたが、走る姿を目にしたのはあとにも先にもこのときだけ。それはもう異様な雰囲気で、周囲の景色から浮き出て見えました。聞いたところでは御殿場方面にお住いのスーパーセレブが所有されていたとか。

他のどのスーパーカーにも似ていなくて、あくまでジャガーらしい、美しすぎるスーパーカーです!

第1位:シボレー・コルベット(C3型)

歴代コルベットの中でもデザインがもっとも際立つ

1968年から82年の長きにわたって生産されたシボレーの3代目コルベット(C3型)。ラリー・シノダ(ローレンス・キヨシ・シノダ)がデザインしたコンセプトカー「マコ・シャークII」がベースとなっている。盛り上がったフェンダーラインから、「コークボトル」とも呼ばれた。

そして1位は、僕が上の2台よりも大好きなシボレーのC3コルベットです。

長いノーズに盛り上がったフェンダー、極端なまでのくびれっぷり。クルマに早熟だった僕が小学校低学年の頃、まだスーパーカーブームが訪れる前に、海外にはこんなにもカッコいいクルマが存在するのかと衝撃を受けた、初めてのクルマがコルベットでした。

歴代コルベットはどれも好きだけど、もっともデザインが際立っていたのはC3だと今でも思っています。エアダムの付いた最終型がもっとも好みです。

最近ではさすがに見かける機会もめっきり少なくなりましたが、実はいつの日か手に入れたいと内心ずっと思っていて、しょっちゅう中古車情報サイトで検索しています。ランボルギーニ・ミウラやジャガーXJ220は無理でも、シボレー・コルベットならなんとなりそうですからね!(笑)

【近況報告】
11月中旬、VWによる年に一度の媒体対抗エコラン試乗会が開催され、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ筆者は3台中で3位に甘んじた。言い訳したいことはたくさんあるが、結果がすべて。来年のリベンジを誓う。

『美しすぎるクルマ・ベスト3』は毎日更新です!

どんなに走りが楽しくても、どんなに乗り心地が良くても、ブサイクなクルマには乗りたくない。そう、デザインはクルマの命。ということで、これまで出会ったクルマの中からもっとも美しいと思ったベスト3を毎日、自動車評論家・業界関係者に選んでいただきます。明日の更新もお楽しみに。

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