前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2026年5月4日〜10日に発表されたニュースを紹介する。

純正比7mmアップ/21mmバックで自然なライディングポジションを実現

EFFEXを展開するプロトが、2026年モデルのHonda CB1000F専用「イージーフィットバープラス」の発売を開始した。長時間ライディング時の負担軽減と自然な操作感を両立するハンドルバーとして注目を集めそうだ。

EFFEXは“最小にして最大の効果”をコンセプトに掲げるポジション調整系ブランド。大きくポジションを変えるのではなく、“少しだけ”高さや手前位置を調整することで、違和感の少ない快適なライディングポジションを追求している。

今回登場したCB1000F用イージーフィットバープラスも、その思想を色濃く反映した製品だ。純正比で高さを7mmアップし、さらに21mmライダー側へオフセット。加えて絞り角を1度追加することで、腕や肩への負担を軽減しつつ、自然な前傾姿勢を維持できる設計となっている。

一般的なアップハンドル化では、ブレーキホースやワイヤー、ハーネス類の交換が必要になるケースも少なくない。しかし、この製品は車種専用設計とすることで、純正ケーブル類をそのまま使用可能としている点が大きな特徴。スイッチボックス用の回り止め穴加工も施されており、純正同様の装着性を確保している。

また、“イージーフィットバー”の思想をさらに発展させた“プラス”モデルという位置付けだけに、単なるアップ&バックだけでは終わらない。幅や角度などにも細かな調整を加え、スポーツネイキッドらしい操作性と快適性のバランスを高次元で両立している。

素材にはアルミを採用し、アルマイト仕上げによって質感も向上。カラーはシルバー、ブラック、ゴールドの3色展開となり、車体カラーやカスタム方向性に合わせた選択が可能だ。価格は1万780円(税込)。

ハンドル径はクランプ部がφ28.6、グリップ部がφ22.2。グリップ内径はφ14となる。なお、純正バーエンドは使用不可となるため、EFFEX製ハンドルバーウエイトの装着が推奨されている。

近年の大型ネイキッドモデルは、スポーツ性と快適性の両立が強く求められる傾向にある。特にCB1000Fのようなハイパフォーマンスモデルでは、わずかなポジション変化が疲労感や操縦フィーリングに大きく影響する。そうした中で、純正の設計思想を崩さず“ちょうどいい変化”を与えるEFFEXのアプローチは、多くのライダーに刺さるはずだ。

ツーリング主体のユーザーはもちろん、市街地走行での取り回し改善を求めるライダーにとっても、有力な選択肢となりそうである。

JESIMAIK、新型バイク用インカム「H5」発売|1秒脱着マグネット機構を採用

JESIMAIKは、新型バイク用インカム「H5」を発売した。人気モデル「H6」の特徴を継承しつつ、薄型化や急速充電性能、接続安定性を強化したエントリーモデルとして展開する。最大の特徴は、強力マグネットとダブルスプリングによる二重ロック構造を採用したマグネット式マウント。約1秒で着脱できる利便性と、高速走行時でも外れにくい固定力を両立した。通信面ではBluetooth 5.2を採用し、ENC、DSP、CVCなどを組み合わせた「7重ノイズキャンセリング」を搭載。風切り音やエンジンノイズを抑え、高速走行時でもクリアな通話品質を実現する。また、30分でフル充電可能な急速充電機能を備え、最大23時間の通話に対応。Type-Cポートを利用したAUX有線接続にも対応し、ナビやMP3プレーヤーとの連携も可能となった。8mm超薄型スピーカーやIP67防塵防水性能も採用し、快適性と耐久性を高めた高コストパフォーマンスモデルとして注目を集めそうだ。

英国ヘルメットブランドHEDON、新モデル「EPICURIST」発表|2026年新色も予約開始

Motorimodaは、英国プレミアムヘルメットブランド「HEDON」の新モデル「EPICURIST(エピキュリスト)」と、既存シリーズの2026年ニューカラーの予約販売を開始した。「EPICURIST 2.0」は、HEDONならではのクラフトマンシップと快適性を融合したオープンフェイスモデル。シールド付きジェットヘルメットとして設計され、日常使いからツーリングまで幅広く対応する。カラーは「シグネイチャーブラック」「グラスアッシュ」「ナイトホワイト」の3色を展開し、価格は15万4000円。2026年7月下旬の入荷を予定している。また、ブランドを代表する「Hedonist」と「Heroine Racer 2.0」にも新色を追加。「キャメロット」や「オリビア」に加え、「バウハウス」「イームズ」などデザイン性を重視したカラーリングを用意した。価格帯は12万1000円から22万円となる。HEDONは世界50カ国以上で展開されるラグジュアリーヘルメットブランドで、BMWとのパートナーシップでも知られる。安全性とファッション性を両立したプレミアムヘルメットとして、日本市場でも存在感を高めそうだ。

DGR Tokyo Central 2026で新型THRUXTON400/TRACKER400国内初試乗会を実施

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、5月17日に東京都江戸川区のカヌー・スラロームセンターで開催されるチャリティイベント「DGR Tokyo Central 2026」において、新型「THRUXTON400」と「TRACKER400」の国内初一般試乗を実施すると発表した。試乗企画は「ワンコインチャリティ」として行われ、DGR Tokyo Centralへ事前エントリーした来場者を対象に先着順で受付される。チャリティ支援を兼ねたコンテンツとして展開される点も特徴だ。会場では試乗会以外にも、プロカメラマンによる撮影企画やチャリティオークション、河西啓介によるストリートライブ、ライディングトークショーなど多彩な催しを実施。さらにMotorimodaやSHINICHIRO ARAKAWAなど多数のブランドブースや飲食エリアも展開される。DGRはクラシックスタイルでライディングを楽しみながら男性の健康問題支援を目的とする世界的チャリティイベントとして知られ、日本最大規模となる東京会場には数百台規模の参加が見込まれている。

FreeMile、全国対応の出張修理サービス開始|5000人規模の整備士ネットワーク活用

電動小型モビリティを展開するFreeMileは、メカニック専門人材サービス「アプティ」と連携し、特定小型原付「こがない自転車」を対象とした出張修理サービスを5月1日から開始した。全国約5000人の整備士ネットワークを活用し、自宅などへ訪問して修理や点検を行う。サービスでは、基本点検や各部調整、ブレーキ調整・交換を4000円から、タイヤ・チューブ交換を6000円から提供。専用フォームから申し込み後、必要パーツの購入と事前決済を済ませることで、提携スタッフが訪問し作業を実施する仕組みだ。また、納品時の初期セットアップにも対応。ハンドル取付や点検、操作説明など購入直後のサポート体制も整備した。近隣に相談できる店舗がないユーザーでも利用しやすい環境を構築することで、電動モビリティを安心して長く使える体制づくりを進める。特定小型原付市場が拡大する中、購入後サポートまで含めたサービス競争が今後さらに重要になりそうだ。

東北最大級「World Bike Festa 2026」開催|国内外350台超のバイクが仙台に集結

早坂サイクル商会は、東北最大級のバイク展示商談会「World Bike Festa 2026」を5月30日と31日の2日間、宮城県仙台市のアズテックミュージアムで開催する。会場にはホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキの国産4メーカーをはじめ、ハーレーダビッドソンやHusqvarnaなど海外ブランド、EVバイクを含む350台以上が集結する。イベントでは専売店限定モデルや希少なファイナルモデル、高品質中古車、カスタム車両など幅広い車種を展示。ハーレーダビッドソンでは最大60万円の購入サポートや免許取得支援も実施される。さらに試乗会や「めちゃタッチバイク」、免許不要でハーレーの鼓動感を体験できる「ジャンプスタート」コーナーなど、体験型コンテンツも充実。SHOEIヘルメットのパーソナルフィッティングサービスや、アパレル最大50%オフ販売も行われる。入場は無料で、東北エリア最大級のモーターサイクルイベントとして多くのライダーやファンの来場を集めそうだ。

SSTR2026、初のオープニングセレモニー開催へ|千里浜で地域とライダーが一体に

SSTR運営委員会は、日本最大級のツーリングラリー「SSTR2026」のオープニングセレモニーを5月23日に石川県・千里浜なぎさドライブウェイ終点特設会場で開催する。2013年の開始以来、14回目で初となるセレモニー実施となる。SSTRは、日の出とともに日本列島東側の海岸を出発し、日没までに千里浜を目指す独自形式のツーリングラリー。順位や速さではなく、ライダーそれぞれの旅や挑戦を重視するイベントとして知られている。当日は石川県内9市町村の来賓を招き、テープカットや交通安全祈願を実施。さらに地元吹奏楽団による演奏や地域住民による歓迎イベントも予定され、全国から集まるライダーを盛大に迎える。能登半島地震からの復興支援も意識した内容となっており、ライダーと地域が一体となって能登へエールを送る象徴的な式典を目指す。一般来場者も無料で見学可能で、開催期間は5月23日から31日までとなる。

放置バイク問題を無料支援|バイク廃車110番が不動産管理向け新プログラム開始

アリーモが運営する「バイク廃車110番」は、不動産管理会社や物件オーナー向けの「放置車両適正処理パートナープログラム」を開始した。引越しシーズン後に増加するマンションやアパート駐輪場の放置バイク問題に対応し、撤去から廃車手続きまでを無料で支援する。放置バイクは景観悪化に加え、防犯や消防面でのリスクも抱える一方、管理会社側には法的手続きや処分費用の負担があった。同プログラムでは、古物商許可を持つ事業者による適切な公示・確認手順のサポートを実施。法的エビデンスに基づいた安全な撤去スキームを提供する。さらに独自の再資源化ルートを活用することで、条件付きながら処分費用の完全無料化を実現。15年以上の実績を持つスタッフが対応し、入居者への配慮を重視したサービス品質も強みとしている。管理コスト削減と駐輪環境改善の両立を図る取り組みとして注目されそうだ。

Ninja Team Green Cup、筑波サーキット初開催へ|5月12日からエントリー受付開始

カワサキモータースジャパンは、「2026 Ninja Team Green Cup 筑波サーキット」のエントリー受付を5月12日から開始する。開催日は6月21日で、会場は茨城県の筑波サーキット コース2000。Ninja ZX-25Rによるワンメイクレースとして実施される。「Ninja Team Green Cup」は、レース未経験者でも参加しやすいことを特徴としたイベントで、今シーズンから新たに筑波サーキットが開催地に加わる。関東圏ライダーからの要望が多かったことを受け実現した。大会では初心者向けの「クラス1」と経験者向け「クラス2」を設定。予選15分、決勝10周で争われる。さらに、受付や車検、ライディングアドバイスなどをサポートする専属スタッフ制度も用意され、初参加者は無料で利用可能だ。初参加者には限定レーシングパラソルを進呈するほか、プロカメラマンによる撮影サービスやレンタルレーシングスーツも用意。サーキットデビューを後押しする充実したサポート体制が魅力となっている。