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HEVのほうがEVより地球にやさしいという真実。畑村耕一博士の「2021年の自動車用パワートレインの行方」

  • 2021/01/02
  • Motor Fan illustrated編集部
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優れたハイブリッドパワートレインを開発した日本メーカーだが、欧州の恣意的なCO2規制に翻弄されて、世界中がハイブリッドではなく電気自動車の普及に躍起になっている。電気自動車が地球に優しいという誤った世論を正しい方向に誘導することがエンジン研究者・技術者に求められる。
TEXT:畑村耕一(Dr.HATAMURA Koichi/畑村エンジン研究事務所 代表)

目次開く

1.2021年パワートレインを取り巻く状況

2.2050年のカーボンニュートラル走行の実現に向けて

3.日欧の自動車用パワートレインの技術戦争とCO2排出規制

4.環境規制と各種環境対応車のCO2排出量の実際

5.系統の電力を削減した場合の発電所からのCO2排出量減少効果の算出

6.まとめ

畑村耕一博士による年頭所感【2018-2020】

2018年の年頭から始めたこのシリーズも4回目を迎える。2020年はコロナ禍で混乱した年になったが、自動車の世界も、2030年のCO2排出量の削減目標から2050年カーボンニュートラルに話題が変わった年でもある。

これまでは、前年のパワートレイン関連のトピックスや将来に向けたパワートレインの技術動向ほかを紹介した。今年は2050年のクルマのカーボンニュートラル走行の実現に向けて、これから自動車用パワートレインはどこに向かうべきかについて筆者の考えを紹介する。

規制や技術動向についてよく知ってると思う方は、1~4は飛ばして5、6を読んでいただくといいかもしれない。5では「マージナル電源」という一般にはよく知られていない概念を紹介している。
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1.2021年パワートレインを取り巻く状況

2.2050年のカーボンニュートラル走行の実現に向けて

3.日欧の自動車用パワートレインの技術戦争とCO2排出規制

4.環境規制と各種環境対応車のCO2排出量の実際

5.系統の電力を削減した場合の発電所からのCO2排出量減少効果の算出

6.まとめ

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