「GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンスソフトウエアシリーズ」はモータースポーツで鍛え進化した制御技術をタイムリーに提供

「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を推進するGAZOO Racing(GR)は、GRヤリス/GRカローラの発売以降も、レースやラリーといった極限の環境でクルマを鍛え続けている。今回発表の2商品をはじめ、GRはソフトウェアやハードウェアのアップグレードを通して、モータースポーツ参戦の学びをタイムリーに提供する。
「GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンスソフトウエアシリーズ」は、2024年8月よりサービスを提供している「サーキットモード」をさらに進化させ、 GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンスソフトウエアシリーズとして、「STREET」「CIRCUIT」「COMPETITION」の3種類のソフトウェアを新発売。専用のアプリを通して、走行シーンやユーザーの好みに合わせたセッティングが楽しめる。
また、「STREET」および「CIRCUIT」には、 各商品から別商品へのアップグレードも用意し2026年6月以降に発売予定。より幅広い走行シーンに特化した機能を持つ上位商品への移行も可能だ。
対象車種は以下のとおり。
●GRヤリス
・2024年4月〜2025年4月販売モデル(24式)
・2025年5月〜2026年3月販売モデル(25式)
●GRカローラ
・2025年3月〜2025年10月販売モデル(25式前期)
・2025年11月発売現行モデル(25式後期)
「GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンスソフトウエアシリーズ」価格

GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンスソフトウエア「STREET」
「いつもの道でスポーティな走りを楽しみたい」というユーザーのために、街乗りでのワクワク感をさらに高める機能を提供。サーキットモードでは使用できるエリアが限定されている「シフトタイミングインジケーター」は公道でも使用可能となり、従来の7ステップ、ギヤ比連動表示の他、3ステップまたは4ステップの表示方式も設定可能だ。「アクセルレスポンス」「四輪駆動力配分」「カップリングプレトルク」「ステアリングアシスト」の設定は自分好みに変更、調整できる。
GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンスソフトウエア「CIRCUIT」
公道よりも運転に集中できるサーキットにおいて、さらに多くのセッティング機能を提供する。「STREET」の機能に加え、6速MT車には「フラットシフト」機能を追加。アクセルを踏んだままクラッチ操作をすることでシフトアップが可能となる。これにより、シフトアップ時に必要な操作が少なくなり、スポーツ走行に余裕が生まれる。また、ターボラグを軽減する「アンチラグ」機能では、過給圧を引き上げる強度レベルの選択肢に、サーキットモードでは用意のなかった“強+”を追加し、無/弱/中/強/強+の5段階の設定としている。GR-DAT車では、変速制御の変更により、シフト操作時の応答性を高め、サーキット走行により特化したシフト選定を実現する。「シフトタイミングインジケーター」は、サーキットでの使用時において「STREET」よりも細かくシフトアップタイミングが設定できる。
GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンスソフトウエア「COMPETITION」
GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンスソフトウエアシリーズの中でも、さらに、競技のための特別な設定を可能とするのが「COMPETITION」。GR-DAT車のシフト操作時の応答性がさらに高くなることに加え、従来パドル操作が必要だった1速へのシフトダウンも自動で積極的に行う制御を採用し、競技において1速高回転を有効活用できる。四輪駆動力配分は、前後配分比70:30から30:70の範囲で1%単位で、カップリングトルクは0~299Nmの間において1Nm単位で設定が可能となり、走りの好みやコースに応じた戦略にあわせてよりきめ細かくセッティングできる。

「ステアリングアシスト」も様々な競技シーンで最適な設定が追求できる多様な選択肢を用意。通常、Normal/Eco(上表③)モードに対して、Sport(上表⑦)モードはステアリングが重くなる設定。それに対し、GRヤリスでは、通常のNormal/Ecoモードよりもさらに軽くなる設定2段階(上表①②)、通常のSportモードよりもさらに重くなる設定(上表⑧)、および Normal/EcoモードとSportモードの中間の設定3段階(上表④⑤⑥)、合計でオリジナルも含めた8段階のステアリングの手応えをソフトウェア制御により実現。
ユーザーは、Normal/Eco モードとSportモードに対し、重さの割り当てを合計6種類の組み合わせから選択することができ、オリジナルから変更できる。また GRカローラでは重さ3段階(上表①④⑧)を組み合わせた3種類の組み合わせを選ぶことができ、オリジナルから変更可能だ。

「競技用4WD設定」は、四駆制御モードセレクトのGRAVELとTRACKにおいて、四輪駆動力配分やカップリングプレトルク等の複数の設定値が変更される。GRAVELでは、車体の安定性を重視した「リヤ寄り/カップリングプレトルク強め」の設定に、TRACKでは、旋回性を重視し「ややフロント寄り/カップリングプレトルク弱め」の設定に変更される。また、4WDシステムにおけるカップリング油温の保護制御等について、スポーツ走行を前提としたパフォーマンス最優先の設定に変更される。
なお、GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンスソフトウエア「COMPETITION」は競技での使用を前提としているため、導入後の車両の四輪駆動システムに関わる故障・不具合は、メーカー保証対象外となる。

※2:強+は6速MT車で「CIRCUIT」と「COMPETITION」のみ変更可能
※3:アプリでの変更はできない。GRガレージでの施工により変更可能

「GRカローラ・パフォーマンスアップグレード」はハード&ソフトウエア変更。エンジン最大トルクは370→400Nmに向上

「GRヤリス/GRカローラ・パフォーマンスソフトウエア」は、車両のソフトウェアの変更によって、街乗りから様々な競技までをカバーする多様なセッティングを提供する商品。一方、「GRカローラ・パフォーマンスアップグレード」は、ソフトウエアだけでなくハードウエアも併せて変更することで、発売以降もモータースポーツ参戦を通じて進化を重ねてきたGRカローラの最新の走りの味をユーザーに提供する商品。対象車種は以下のとおり。
●GRカローラ
・2022年12月〜2023年10月販売モデル(22式)
・2022年12月発売「モリゾウエディション」
・2023年11月〜2025年2月販売モデル(23式)

主な特徴として、エンジン最大トルクが30Nm増となる400Nmに向上し、特にコーナー立ち上がりの加速で必要となる中速域でのトルクアップを実現。これにより、2025年3月日本発売の進化型GRカローラ(25式前期)および2025年11月日本発売の進化型GRカローラ(25式後期)と同等となる。(GRカローラ モリゾウエディションは標準で最大トルク400Nmのため非対応)
また、四駆制御モードもアップグレード。FRONT(前60:後40)、REAR(前30:後70)、TRACK(前50:後50)の3モードが、NORMAL(前60:後40)、GRAVEL(前50:後50)、TRACK(前60〜30:後40〜70可変)の3モードとなり、GR-FOURの前後輪の駆動力配分が変更される。併せて4WDモードセレクトスイッチも交換され、モード名表記も変更される。
なおこの商品は、ソフトウェアの変更と、ハードウェア(ブレーキダクトとNACAダクト付きアンダーカバー)の追加がセットとなっている。ユーザーの車両およびオプション装着状態によって、追加で必要となるハードウェアが異なるため価格が異なる。

※NACAダクト付きアンダーカバーを既に装着済の場合は、価格が異なります。詳細はGR Garage、GRコンサルタントまでお問い合わせ




