純正ブラックのカブラをベースに、英国カフェレーサー風へアレンジ。ロングフェンダーとイエローヘッドライトが独特の存在感を放つ。

今では希少な“純正カスタム”のカブラ

カブラとは、1996年にホンダアクセスが発売したスーパーカブ用の純正ドレスアップキット。専用シートカウルや外装パーツを装着することで、カブを遊び心あふれるスタイルへ変身させられる人気アイテムだった。さらに、これらのパーツを最初から組み込んだコンプリートモデルも限定バージョンとして販売され、多くのカブファンを魅了。現在では純正パーツの入手も難しくなり、当時のカブラ仕様を維持した車両は年々貴重な存在になっている。

そんなカブラをベースに製作されたのが、ガチャピンさんのスーパーカブ50だ。車両を手に入れたのは2〜3年前。もともとカブラ仕様のまま出てきた車両だったが、決め手になったのは希少な純正ブラックのボディカラーだった。

ガチャピンさんはカブラをこよなく愛するオーナー。この黒カブラとは別に、“お尻がもっこりした”リヤカウルが特徴のカブラも所有しており、そちらは125cc化やセル化を施した快適仕様だ。対してこちらは英国カフェレーサー風の「かっこいい系担当」。同じカブラでも違った楽しみ方を実践している。

入手困難なロングフェンダーが最大の見どころ

オーナー自身も「一番のポイント」と語るのが、スチール素材のロングフロントフェンダー。

現在よく見かける短いタイプではなく、タイヤを大きく覆うクラシカルな形状が特徴で、中国から取り寄せたものだという。

購入時からフェンダープレートに「SUPER CUB」のロゴが入っており、スーパーカブ専用品なのは間違いないが、装着にはかなり加工が必要だったという。

ヘッドライトにはアウトスタンディングのマルチリフレクターを装着し、イエローレンズと小型スクリーンを組み合わせることでカフェレーサーらしい雰囲気を演出。派手なカスタムではないが、全体のバランスで見せる大人のスタイルに仕上げられている。

小型スクリーンとイエローヘッドライトを組み合わせ、英国カフェレーサーらしい雰囲気を演出する。

キタコパーツで85cc化した快適仕様

見た目だけでなく走りにもこだわる。

エンジンはキタコ製ボアアップキットによって85cc化。キャブレターは中国製PZ22を採用。PBタイプをベースとした22mm口径のモデルで、85ccエンジンに合わせて吸気性能を高めている。

さらに強化クラッチ、強化オイルポンプ、ハイカムを組み合わせ、ボアアップに合わせてライトチューニングが施し、快適な走りを獲得している。

人と被らないスタイルを求めて辿り着いた、英国カフェレーサーテイストのスポーツカブラ。その個性は会場でもひときわ目を引いていた。

ディテールチェック

シートカウルを含めたカブラ本来のシルエットを活かしたスタイル。派手さよりも雰囲気作りを重視している。
純正カブラならではのリアカウルを装着。黒い純正ボディカラーとの組み合わせは非常に希少だという。
テールランプはポッシュ製。ウインカーとのマッチングがクラシカルだ。
別体式タンク仕様のリヤショックで足周りをドレスアップ。スポーティさを強調する。

撮影したのはこのEVENT!

「第21回カフェカブパーティin関西」
■日時:2026年6月14日(日)
■開催地:六甲アイランドイベント広場・特設会場(兵庫県)

素敵な参加記念品が用意される、事前申し
込み制の有料イベント。適度な参加台数、
中身の濃いステージイベントなどがカブヌシから好評。これまで琵琶湖で開催されていたが、2025年からは六甲アイランドに開催地が移転された。

EVENT REPORTはこちら!

260台のカブが神戸に集結! 21回目を迎えたカフェカブ関西、その魅力とは? | Motor Fan|自動車情報のモーターファン

朝9時の開場前から長蛇の列! カブオーナーが続々と来場 イベントは午前9時にスタート。 しかし開場前から参加者たちは続々と会場へ集まり、入場待ちの列が形成されていた。 参加車両はスーパーカブシリーズを中心に、クロスカブ、 […]

https://motor-fan.jp/article/1522465/

【モトチャンプ】