加工なしで装着できる限界サイズのタイヤを組み合わせて太足化。適度なローダウンとシンプルに徹したディテールで、軽快なスポーティカブに仕上げた。美しく輝く部分とマットに引き締める部分のメリハリが、高い質感を演出している。

レッグシールドを残すか、外すか

スーパーカブをベースにしたカスタムスタイルで、大きな分岐点となるのが「レッグシールドを残すのか、取り外すのか」という点だ。

レッグシールドこそスーパーカブのアイデンティティと感じる人が多いだけに、残す選択をする人はかなり多い。

そんな「レッグシールドを残す派」がスポーティなカスタムを追求した結果、完成の域に到達したひとつのベンチマークといえるのが、モトスさんのスーパーカブ50だ。

約1カ月前にリメイクを実施し、シルバーボディ×ブラックレッグシールド仕様から現在のカラーリングへ変更。個性的なパープルボディにホワイト&シルバー系パーツを組み合わせ、ハイセンスな存在感へと進化した。

王道カスタムを高次元でまとめ上げる

カスタムポイントは定番ではあるものの、ツボを押さえた充実度はハイレベル。

マニュアルミッション仕様の社外125ccエンジンに、父親から譲り受けたPWK28キャブレターを装着。軽量フライホイールを目立たせるため、左側クランクケースカバーは大胆にくり抜かれている。レッグシールド後端の革ベルト装飾もおしゃれなアクセントだ。

エンジンは社外125ccマニュアルミッション仕様に換装され、前後サスペンションは操安性を重視して適度にローダウン。タイヤは前後ワイドリムへ交換して限界まで太くし、スポーティなマフラーでレーシーな雰囲気を盛り上げる。

車体側はレッグシールドを残しつつも、バーハンドル化とフロントフェンダーレス、フロントカバー類を取り外すことで軽快感を演出。ハンドル周辺の配線をパイプ内へ通すなど、丁寧な造り込みでスマートなルックスに仕上げている。

ハンドル周りはスリム感を追求し、配線をパイプ内へ通して極小スイッチボックスを装着。ステムやハンドルクランプ、左右レバーをマットなラプター塗装とすることで、クロームハンドルの美しさを際立たせている。

ディテールの積み重ねが完成度を引き上げる

フェンダーカットして製作されたダックテールは、ナンバーステーをフェンダー下へ溶接することでスッキリ感を追求。KEPSPEED製アルミスイングアームは程よい5cmロングに抑え、やり過ぎ感のないシルエットを実現している。

リヤフェンダーはカットされてダックテールへ加工。以前はフェンダー上にテールランプとナンバーステーが固定されていたものをリメイクし、さらに2cmほど詰めてフェンダー内部へナンバーステーを溶接。テールランプもリヤウインカー内蔵型へ変更することで、スマートなリヤビューを実現した。

個性的なパープルのボディカラーや美しいシルバーの前後リム、メッキやバフがけされたパーツの光沢感が目を引く一方、引き締める部分は細かくブラックのラプター塗装を採用。

パッと見ではサイドカバーのブラックラプター塗装が目を引くが、レバー類やブラケット、ヘッドライトステー、フロントウインカーなど細かな部分まで手が入る。鉄板を足してスムージングしたボディワークも主張しすぎず、細部へのこだわりが車両全体の完成度を押し上げている。

ディテールチェック

フロントフォークはインナースプリングをカットして約2cmローダウン。フロントホイールは2.15Jへワイド化し、80/90-17サイズのIRC GP-5をフォーク幅ギリギリに収めている。
リヤホイールはギリギリ収まる3.5Jリムを採用し、80/90-17サイズのタイヤを引っ張り気味に装着。1カ月前まではブラックだったリムも、爽やかなイメージへ刷新するためシルバーへ塗り替えられた。

撮影したのはこのEVENT!

「第21回カフェカブパーティin関西」
■日時:2026年6月14日(日)
■開催地:六甲アイランドイベント広場・特設会場(兵庫県)

素敵な参加記念品が用意される、事前申し
込み制の有料イベント。適度な参加台数、
中身の濃いステージイベントなどがカブヌシから好評。これまで琵琶湖で開催されていたが、2025年からは六甲アイランドに開催地が移転された。

EVENT REPORTはこちら!

260台のカブが神戸に集結! 21回目を迎えたカフェカブ関西、その魅力とは? | Motor Fan|自動車情報のモーターファン

朝9時の開場前から長蛇の列! カブオーナーが続々と来場 イベントは午前9時にスタート。 しかし開場前から参加者たちは続々と会場へ集まり、入場待ちの列が形成されていた。 参加車両はスーパーカブシリーズを中心に、クロスカブ、 […]

https://motor-fan.jp/article/1522465/

【モトチャンプ】