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  • 2018/10/27
  • MotorFan編集部 小泉 建治

【アルピーヌA110サーキットテスト】安易な試乗に要注意!? エリーゼを超えた超絶ハンドリング!

Alpine A110 Impression from Editor's room

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こちらは開発ドライバーのダヴィドさんのドライブに同乗したときのもの。スムースなステアリングさばきで華麗なドリフトを決めてくれた。
日本上陸第一弾の「プルミエール・エディション」はあっという間に完売となり、ようやくカタログモデルである「ピュア」と「リネージ」がスタンバイ完了となった新生アルピーヌA110。今回、富士スピードウェイのショートコースにて、ステアリングを握る機会に恵まれた。

TEXT●小泉建治(KOIZUMI Kenji)
PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)
今どき希有な尻下がりのシルエットが美しい。無粋なエアロパーツの類もなし。ディフューザーやフラットボトムなど、徹底したエアロダイナミクスの追求の賜物だ。

かつての名声は健在か?

 アルピーヌA110が復活すると聞いたとき、筆者の気持ちの中には率直に言ってうれしさよりも不安のほうが大きかった。

「後輪駆動をしばらく作っていなかったメーカーが、いきなり優れたミッドシップのスポーツカーを作れるはずがない」

「現代のトレンドに則れば当然ながら肥大化するだろうから、かつてのようなピュアスポーツを期待するのは無理」

「中途半端なものが出来上がって、アルピーヌの栄光の歴史を汚すようなことになりはしないか」

 ネガティブなことばかりが頭に浮かんだのは、それだけアルピーヌという名前に憧憬の念を抱いていたから。小学生の頃には先代A110の写真を部屋の壁に貼り、そのうちA310も憧れの対象に入った。免許を取ってからはフランス車専門店に通いつめ、A610は本気で欲しいと思った。この仕事を始めてからは、なにかと理由をつけては聖地であるディエップを訪れた。

 結局、実車を所有するには至っていないので大きなことは言えないが、それくらいアルピーヌという名前は特別な存在だったのだ。この記事を読んでくださっている多くのクルマ好きのみなさんも、私と同じような気持ちではないだろうか。

 しかし結論から言えば、そんな不安はまったくの杞憂だった。数ヶ月前に初めてプルミエール・エディションを目の当たりにしたとき、意外なほどコンパクトにまとめられていると感じて期待に胸が膨らんだのを覚えているが、実際にドライブして受けた衝撃は、それとは比べものにならないものだったのだ。

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