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【毎日更新】気持ち良いエンジンの3台を選ぶ(まるも亜希子編):スズキ・アルトワークス/アルピーヌ・A110/マツダ6 【気持ち良いエンジンならこの3台】スズキ・アルトワークスは日本にしか作れない最高のエンジンを載せた小さな巨人!|まるも亜希子

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まるも亜希子さんがエンジン目線で選んだ3台の筆頭は、スズキ・アルトワークス。ガラパゴスだと称されることもある軽自動車だが、そんな揶揄は、このクルマに乗ってからにしてもらいたいものだ。660ccというミニマムな排気量でこんなにエキサイティングな走りを実現できていることを誇りたい!

TEXT●まるも亜希子(MARUMO Akiko)

1台目:スズキ・アルトワークス【エンジン:R06A】

「人もクルマも見た目や肩書きで判断しちゃいけない!」

スズキ・アルトワークス

「人を見た目や肩書きで判断しちゃいけないよ」ってことはよくよく肝に命じていたんですが、クルマもそうなんですよね。このアルトワークスに教えられました。いや、もっと私に審美眼が備わっていたならば、ブラック塗装の15インチアルミホイールからチラッと覗く真っ赤なブレーキキャリパーだとか、窓越しに見えるレカロ製のバケットシートだとか、「コイツはただ者じゃないかも?」という予感はできたはずなんです。

それをね、「とはいえ軽でしょ」なんて甘く見て乗ったもんだから、アクセルを踏み込んだと同時に全身をガツンと蹴飛ばされるような強烈加速に襲われ、ギョエ〜ッと言っているうちに今度は、スーパーカーもかくやと鳥肌が立つようなコーナリング(の体感速度)。わずか670kgという超軽量ボディに最大トルク100Nmのスペックは伊達じゃなく、コーナー出口から再び怒涛のロケット加速で飛び出したかと思えば、専用チューニングのKYB製ショックで段差も華麗に乗り越える。もう、だんだんとアルトワークスが私の手足になったような妄想に包まれ、スポーツを楽しんだような爽快感をくれました。

日本にしか作れない、最高のエンジンを載せた1台だと思います。

R06A(スズキ・アルトワークス):直列3気筒ターボ・総排気量658cc・最高出力 64ps(47kW)/6000rpm・最大トルク100Nm/3000rpm

2台目:アルピーヌ・A110【エンジン:MSP】

「アルピーヌが魔法をかけると、こんなに味わい深くなる!」

アルピーヌ・A110

ただただぼんやりと歩いているだけでも心満たされるパリの街のように、久々に日本上陸したフレンチスポーツカー、A110もまたの〜んびり走っているだけで、すごく癒されるクルマだなぁと感じています。全長4.2mほどの小さめのアルミ製ボディに、ミドシップに積んだ1.8L直4ターボエンジンは252ps/320Nmというスペックで、それだけ見たらあんまり驚きはないですよね。でもそこにアルピーヌの魔法をふりかけると、こんなにも味わい深い、まるで対話しながら走れるようなクルマになるのかと感心してしまいます。

実は7〜8年ほど前に、このアルピーヌが作られているフランス・ディエップの工場を取材したことがありました。当時はルノースポールを作っていたのですが、その時に強く心に残ったのが、働いている人たちがみんな楽しそうで、見学者ひとりひとりに気さくに「ボンジュール!」と声をかけてくれたこと。そして完成したクルマはすべて、併設のミニコースでマイスターが試走して、そこでOKが出てはじめて出荷されるということ。つまり、絶対的に「人の感性」で完成度が保たれているという事実に、とても親しみを覚えたのでした。

A110にはノーマルよりも40psパワーアップしたA110Sも登場しましたが、私はノーマルでも十分に心地いいと思います。

MSP(アルピーヌ・A110):直列4気筒ターボ・総排気量1798cc・最高出力 252ps(185kW)/6000rpm・最大トルク320Nm/2000rpm

3台目:マツダ 6【エンジン:SH-VPTR|SKYACTIV-D 2.2】

「ロングドライブで操る快感を改めて実感、惚れ直した!」

マツダ 6

あれは2012年、まだSKYACTIV計画がスタートしたばかりの頃でした。現在はMAZDA6に名を変えたアテンザのはじめての試乗は、広島から鹿児島の指宿までのロングドライブ。正直、2.2LのクリーンディーゼルはCX-5で体験済みだったので、素晴らしいことはもうわかってるよ〜、という感じでした。

それが、市街地を走りはじめてすぐに「おやおや?」と思い、高速道路に入ったらもう、「なんて気持ちいいんだろう」とテンションアップ。そこからまた指宿までのワインディングが最高に楽しくて、夢中で走り回った記憶があります。CX-5の時に感じたよりもさらに、ディーゼルエンジンのイメージを完全に打ち崩す軽やかな吹け上がりや、モリモリとしたトルクが厚みのある上質さを添える加速フィール。そして加減速のメリハリがつけやすく、操る快感までくれるアテンザのSKYACTIV-Dに、心から惚れ込んでしまったのでした。

SUVよりも低重心なセダンならではの恩恵なのか、走ったコースがアテンザに合っていたのか、はっきりした理由は残念ながらよくわからないのですが、その夜、ゆったりと温泉に浸かりながら余韻を楽しんだ思い出も含めて、深く心に残っています。

SH-VPTR(マツダ 6):直列4気筒ディーゼルターボ・総排気量2188cc・最高出力 190ps(140kW)/4500rpm・最大トルク450Nm/2000rpm

選者:まるも亜希子(まるも・あきこ)

【近況報告】
ふだんマンガはあんまり読まないんですが、外出自粛期間中に夫が大人買いした次原隆二先生の『ガレージ251』をパラパラと読み始めたら、ま〜これが笑いあり涙あり、マニアックな旧車の解説ありでドハマり中です(笑)。

【プロフィール】
カーライフ・ジャーナリスト。20年以上に及ぶ国内外での取材経験を生かし、雑誌・ウェブサイト・ラジオ・トークショーなどに出演・寄稿する他、安全&エコドライブのインストラクターも務める。日本カー・オブ・ザ・イヤー(2006年〜)選考委員。現在はYotube「クルマ業界女子部チャンネル」でもユルく楽しいカーライフ情報を発信中。

『気持ち良いエンジンならこの3台』は毎日更新です!

内燃機関は死なず! 世の中の流れは電動化だが、エンジンも絶えず進化を続けており、気持ちの良いエンジンを搭載したクルマを運転した時の快感は、なんとも言えないものだ。そこで本企画では「気持ち良いエンジンならこの3台」と題して、自動車評論家・業界関係者の方々に現行モデルの中から3台を、毎日選んでいただく。明日の更新もお楽しみに。(モーターファン.jp編集部より)

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