三菱製の2.4Lディーゼルターボを搭載し、240ps/470Nmを発揮

日産は、エンジニアリングパートナーの「Premcar(プレムカー)」と共同で、新型ナバラ・ウォリアーを開発する計画を持っていることがわかった。また、オーストラリアには、新型パトロールのウォリアーバージョンも導入される予定だ。

日産 ナバラ ウォリアー

日産・「ナバラ ウォリアー」フォトギャラリー

同社は、オーストラリアで開発されたフラッグシップモデルであるウォリアーを、新型ナバラとY63パトロールの両方に復活させることを決定した。

日産 ナバラ ウォリアー

メルボルンを拠点とするプレムカーは、サスペンションやハンドリングの改良や、過酷な環境(砂漠・悪路)向けの耐久チューニングなど、言わばメーカーの裏方開発パートナーだ。

今回、日産はプレムカーと協業し、フォード・レンジャー・トレマーや、トヨタ・ランドクルーザーGRスポーツといったライバル車に対抗していく構えだという。

間もなく退任する日産オセアニアの責任者、アンドリュー・ハンバーストーン氏は、ナバラ・ウォリアーのオフロードモデルに関しては認めているようだが、ニスモとの共同プロジェクトが水面下で進められているにもかかわらず、ナバラ・ニスモに関する噂については肯定も否定していない。

同氏は、「現在、ニスモでは多くのプロジェクトに取り組んでおり、様々な可能性を検討しています。また、ウォーリアーとの提携も進めており、バーニー・クイン氏(Premcar CEO)とは素晴らしいパートナーシップを築いています。彼は素晴らしい人物であり、素晴らしい会社であり、彼らとは多くの仕事を共にしています。ウォーリアーは今後も継続し、ナバラだけでなく、将来的には新型Y63パトロールにも展開していく予定です。」と語っている。

日産は昨年、ナバラ・ウォリアーのコンセプトカーを公開。このパフォーマンスモデルは、LED一体型のオフロードバンパー、強化されたアンダーボディプロテクション、32.2インチのオールテレインタイヤを装着した17インチのビードロックスタイルホイール、そして車高を14mm(0.6インチ)高くした改良サスペンションを特徴としているが、ほぼそのままショールームで販売されるものとなりそうだ。

パワートレインは、プロ4Xと同じ構成で、三菱製の2.4リッターツインターボディーゼルエンジンを搭載し、最高出力240ps/150kW、最大トルク470Nmを発揮。また、ロック可能なセンターデフと選択可能なドライブモードを備えたスーパー4WDシステムも搭載されている。

次世代ウォリアーやニスモのベンチマークとなるのは、やはりトヨタ・ランドクルーザー300シリーズ、特にGRスポーツだろう。日産はウォーリアーバージョンの発売時期をまだ正式に発表していないが、2027年の登場が有力視されている。

今のところ、これらのウォーリアーバリエーションはオーストラリア限定販売となる見込みだが、苦境にある今こそ、こんな刺激的モデルを日本に導入するべきではないだろうか。