マクラーレン 720S GT3、ALMSのGTクラスを制覇！シーズン初勝利をダブルタイトルで飾る【動画】

インセプション・レーシングのマクラーレン 720S GT3が、2022年シーズンのアジアン・ル・マン・シリーズでタイトルを獲得した。

2022年シーズンのアジアン・ル・マン・シリーズ（Asian Le Mans Series）第3戦／第4戦アブダビ・ラウンドが、2月19日～20日にヤス・マリーナ・サーキットで開催。インセプション・レーシングから参戦したマクラーレン 720S GT3が、初のダブルタイトルを獲得した。

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McLaren 720S GT3

開幕戦で優勝したインセプション・レーシング

インセプション・レーシングのマクラーレン 720S GT3をドライブしたのは、ピュア・マクラーレンGTシリーズ出身のブレンダン・イリブとオーリー・ミルロイ、そしてマクラーレンの開発ドライバーを務めるベン・バーニコート。3人は開幕戦ドバイで優勝すると、第2戦ドバイでも2位表彰台を獲得し、タイトル最有力候補としてアブダビ・ラウンドに臨んだ。

19日に行われた第3戦アブダビでは2位を獲得し、ランキングにおけるアドバンテージを拡大。翌20日の最終戦は5位で走り切り、アジアン・ル・マン・シリーズのGTチームズ選手権とGTドライバーズ選手権のタイトルを獲得した。

マクラーレン・オートモーティブのモータースポーツ・ディレクター、イアン・モーガンはインセプション・レーシングのダブルタイトル獲得に称賛を贈る。

「2022年シーズンは、インセプション・レーシングのマクラーレン 720S GT3がタイトル獲得という素晴らしいスタートを切ることができました。開発ドライバーでもあるベン・バーニコート、このクルマを知り尽くしているオリー・ミルロイを含む、チームとドライバーに心からの祝福を贈ります」

「そして、ピュア・マクラーレンGTシリーズ出身のブレンダン・イリブにとっても快挙だと言えるでしょう。公道とサーキットにおいて、スーパースポーツのベンチマークであり続けている720Sとともに、4年目のシーズンを迎えることができたのは、あらためて素晴らしいことです」