MF編集者推薦『コレにお花とティファニーで!』スバル フォレスター/レクサス IS/マセラティ ギブリ

2021-2022MF編集者が推す “恋に効くクルマ 3台” SUBARU フォレスター/LEXUS IS/マセラティ Ghibli

LEXUS IS300h virsion L(車両本体価格:600万円/試乗車はオプション装着車:639万2700円)
Motor-Fan.jpの各チャンネルを担当する編集者たちが「個人的な想い」で推す、いまお勧めのクルマ3台をお届けする年末年始のリレーコラム。2021年最終日を飾るのは、「迎えにきて欲しいクルマはなんですか」という女性へのアンケートで「ミニバン」が上位にランクインするという、バブル時代には考えられない結果に驚愕する編集部紅一点・生江凪子が時代に抗いお届けする、手が届く! "恋に効く" モテ♡クルマ3台(に絞りきれず、なぜか5台)。独断と偏見にまみれた戯れ言なため、硬派なクルマ好きの皆さまは「読まずにHOMEへお戻りください」。

TEXT:生江 凪子(NAMAE Naco)

今買わずにどうする! 良き時代の最後の打ち上げ花火スーパーカー 2021-2022 GENROQ編集長が推す3台

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「いいクルマに乗ったらモテる」は過去の遺物ではない! 
いつの時代でも、素敵なクルマは心をシアワセにしてくれる!(ハズ)


クルマ離れが久しく、電車が便利だと言い、お小遣いやお給料のかなりの割合を携帯代が占める時代。しかし! 本当に「カッコいいクルマは憧れ」ってキモチや「カッコいいクルマ」に乗りたい欲求、「素敵なクルマで迎えに来てほしい」欲求は廃れてしまったの? いやいや、そんなことないでしょう。

筆者の学生時代は、いかに正門前にカッコいいクルマを横づけしてもらうか? が重要なテーマで、正門付近にはかなりの割合でピンヒールの女性がクルマ(もとい、カレ)を待っていたものです。そんなわけで、学生のペタ靴率は限りなく低かったんですよね。え? なぜって? クルマがあるから。脚、痛くならないでしょ。ハイヒールにはクルマは必須。こういうことを書くと、不愉快な人もいるやもしれませんが、そういう時代もあったんですよ。いいか悪いかは別として、ね。
「コイツなに言ってるの?」というかたは、バックボタンでトップページへ。Motor-Fan.jpの硬派な記事をお楽しみください!(1回目)

さて、以前は外見に気を遣うというか、オシャレするって感覚がなかった気がするのですが、最近は街で見かける男性がとにかくキレイ。洋服も肌も爪すらにも気を遣わなきゃって、なかなか男性も大変。そりゃ、クルマに使えるお金なんてないのかも……。昔は「まずはカッコいいクルマ! そこから!」って感じで、格好なんて普通にボタンダウンにチノパン。「かっこいいクルマに乗ったら、いいオンナと……(以下自粛)」ってよく聞いたし、雑誌にだってそんな特集が多かった。とにかくクルマがなきゃ(極端に言ったら)なにも始まらなかった。だって、スキーにも海にも行かれないんだから。

まさにこの時代。みんながこぞって読んでいたHot-Dog PRESS。MJ先輩にお借りした貴重な1冊。パッパガロ懐かしい〜!イエスタディのアップルパイ! ストロベリーファーム! ドルフィン! 山手十番館やタベルナ ロンディーノなんて、いまだに行くもんなぁ……としみじみ。カバーはもちろん、わたせせいぞう先生。ちなみに、昭和60年刊。

いまの時代にこんなこと言ったらホウボウからかなりの反感を喰らいそうだけど、少なくとも筆者が学生の頃はそういう香りがプンプンしていたことは事実なのよ。もう一度言うけどこの記事はね、単なる与太話。「なんだこのババァ、マジで気に喰わねぇ」と思ったら、バックボタン! わざわざ読まなければいいだけ!(2回目)

ああ、前置きが長くなってしまった。
女性が迎えに来て欲しいクルマがミニバンってところから端を発している話なのだけど、みんなカッコいいクルマに乗りたいでしょ? 乗って喜ばない人は、老若男女、いないハズ! という筆者の勝手な思い込みで、いま新車で買える、迎えにきて欲しい/オシャレしたくなる、運転が愉しい”恋に効くクルマ”(要するにモテるクルマ、ね)を選びたいと思います(戯れ言だからね、文句つけたいがために斜め読みするのも時間の無駄。3回目は割愛して先を急ぐわね)。

先に、コレもいいのよ……な2台

■MAZDA ロードスター(262万3500円~)

最軽量グレード S をベースとした特別仕様車ROADSTER 990S(キュー・キュー・マル・エス)車両本体価格:289万3000円

ロードスターは筆者の若かりし頃から大人気。そしていまでも全年代に似合うオープンカーの代表格でもありますね。現行型は精悍な顔つきとなり、かっこよさがマシマシ。しかもオープンよ! オープンカーは、冬がキモ。ドアが長めで車高も低いので、さりげなくエスコートして欲しいクルマ。あ! ときどきオープンカーだからブランケットを用意しておこうってハナシがあるけど、筆者はソレ絶対にNGだと思うの。さりげなく自分のコートを「寒いかもしれないから」って渡すほうがいいかな。

■Mercedes-Benz Aクラス(409万円~)

2021年に日本でも販売が開始されたMercedes-Benz Aクラスのプラグインハイブリッド(A250e/受注生産)車両本体価格:590万円〜 ※画像は欧州車仕様

サイズ感がちょうどよく、使いやすいクルマ。どんなにミーハーだと言われても、スリーポインテッドスターは気分が上がります。このエンブレムがついていれば、誰でも間違いなくメルセデス=高級車と認識できるところがスゴイ。そして、Cクラスがかなり大きくなったいま、20~30代までが乗って借り物感なくナチュラルにキマるのは、間違いなくこのクラス。

間違いなくモテる、この3台!

3台ってお題目を出されても、モテるクルマなんてたくさんあるんだから選べなくて前振りしちゃったわよ!
2シーターだと荷物が載らないとか、メルセデスならCクラスのほうがいいんじゃないの? とか……まぁ、そういうことを考えなくていい、パートナーだけでなく、お友だちが一緒に乗っても大満足な3台を真剣に選びました。
運転してヨシ、助手席に乗ってヨシ、後席に乗ってもヨシ! コレはね、現実的かつ間違いなくモテる3台!

SUBARU フォレスター(293万7000円~)

20〜30代でも狙える価格設定がうれしい、SUBARU FORESTER Advance 車両本体価格:317万9000円〜 ※画像はオプション装着車

可愛いスポーティ! ゴツくなく、柔くないスタイリッシュな街乗りSUV。車高の高さで乗り降りもしやすく、見える景色も愉しめます。カジュアルからドレッシーまで、どんな服装・シュチュエーションでも許容してくれる、懐の深さがGood。安全性や運転のしやすさで全世代のかたへオススメしたい一台なのですが、とくに30代までの若い年代へ強く推させていただきます!

LEXUS IS(480万円~)

LEXUS IS350 “F SPORT” 車両本体価格:650万円〜 ※画像はオプション装着車

40代の皆さまにオススメなのがコチラ。スポーツセダン レクサスIS。鍛え上げられた走りは運転してもサイコーに愉しく、もちろん助手席の乗り心地も最高。少し挑発的なエクステリアデザインで、ひと味違う大人な雰囲気を醸し出せます。奇をてらわない、でも個性はしっかりとあるスポーツセダンってじつは珍しい。しっとりとした大人の恋には、コレですよ、コレ。

MASERATI Ghibli(1192万円~)

MASERATI Ghibli Modena 車両本体価格:1192万円〜

ちょっと余裕があるかたへのオススメはマセラティ ギブリ。トライデントのエンブレムは誰もが一瞬で認識できるそれとは違い、玄人感満載の一台。クルマに詳しくないパートナーには「ナニ?」って思われるかもしれませんが、そこもいい! 乗り込めばラグジュアリーな空間が広がり、乗り心地はいわずもがな。独特のエンジン音にしびれること間違いなし(コッソリお伝えすると、認定中古車は750万円くらいからあるみたい)。

いかがでしょうか。じつは1000万円まで、と決めていたものの、最後はちょっと予算オーバー。もう、完全に憧れですが、そんななかにも頑張ったら手が届きそうな(両親をその気にさせる?)クルマもありますので、ご参考までに。
「そりゃ、乗れたら乗りたいさ!」「維持できるか!」という皆さま、なんと、高級車を取り扱うレンタカー会社もありますよ。メルセデスのAクラスは、24時間借りて1万2200円~(Mercedes-Benz Rent)。それが高いか安いかは……皆さまのご判断ですが。

おっと忘れちゃいけない。迎えに来てもらう側の皆さまへ。クルマを持つということは、想像以上にお金がかかります。購入時はもとより、ガソリン代に高速代、駐車場代(もちろん維持費もろもろ!)。しかもデートでかかる金額はもちろん別途だから、もしパートナーがクルマで迎えに来てくれたなら、大感謝して乗り込みましょう! そして大感謝とともに、クルマのことがまっっっっっったくわからなくても「かっこいいクルマだね」「キレイな色だね」と伝えてあげてくださいね。乗っているときの「運転上手だね」「座り心地がいいね」って言葉はすごく喜んでもらえると思う(筆者、その昔言われてとっても喜んだ)。

蛇足ですがね、記念日のプレゼント選びに困ったら、女性へのプレゼントは金額の幅が広いティファニーがオススメよ。男性へのプレゼントは好みがあるから、素直に聞いちゃうほうがいい(間違っても男友達に一緒に選んでもらう、なんてダメ!)。嗚呼、いいなぁ……。
さ、ひととき妄想も愉しんだし、記念日とかはまったく関係のない(しかも相変わらず仕事は納まらない)バブリー筆者は大好きなケンタッキーのお重を取りに行って、冬休み恒例「私をスキーに連れてって」鑑賞をすることにしますわ(22年こそ! 価格度外視の3台を選んでやるッ……って、そうじゃない)。 最後までおつき合いいただきありがとうございました。

それでは、コロナ禍が終息してくれることを祈りつつ……皆さまの2022年がすばらしい1年になりますように! 2022年もMotor-Fan.jpをよろしくお願いします。良いお年をお迎えください!

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著者プロフィール

生江 凪子 近影

生江 凪子

クルマ酔い防止で車外のクルマを見て育ち、気づいたときには取得した幼稚園免許/保育士資格を使うことな…