純正サイドカバーを残しながら、ワイドホイールとロングスイングアームで大きく印象を変えたサイドビュー。モトラらしさとカスタム感のバランスが絶妙だ。

モトラらしさを残したワイドタイヤ仕様

同じ横型エンジンでも、極端にカスタムパーツが少ないモトラ。しかし、イジれば世界に1台のマシンが出来上がる。そう考えたオーナーは、モンキー用などの社外パーツを流用してスタイルを構築した。

モトラ本来のタフな雰囲気を残しながら、足周りを大胆にワイド化。この前後5.5Jのワイドホイール化にはかなり苦労したという。

前後5.5Jワイドホイール化の迫力がよく分かるフロントビュー。モトラ純正フォークを活かしつつ、スペーサーでワイド化している。

フロントは純正フォークを活かしてワイド化

トップブリッジを上下逆にしてフロントフォークの突き出しを変更。ワンオフのベースにSP武川製メーターとインジケーターをセットする。

フロントフォークはモトラ純正を使用。ただし、トップブリッジを上下ひっくり返すことで、フォークの位置を前方へ突き出すように変更している。

これによりエンジンとの隙間を広げ、スペーサーを使ってワイドホイール化を実現。トップブリッジまわりにはワンオフのベースを製作し、SP武川製メーターとインジケーターをセットする。

フレームの特徴であるエンジンマウント周辺はブラックアウト。純正サイドカバーと純正ハブを明るいシルバーで塗装することで、カスタム感を盛り上げている。

モンキー用パーツ流用でリヤもワイドに対応

リヤまわりは、モンキー用社外スイングアームを流用。120mmロング化することで、ワイドタイヤに対応させている。

モンキー用社外スイングアームを流用し、120mmロング化でワイドタイヤに対応。チェーンラインの調整に苦労しながらも、モンキー用オーヴァーレーシング製ステップなどで対処している。

チェーンラインの調整には手こずったが、モンキー用オーヴァーレーシング製ステップなどを使って対処。走行抵抗の増加に対しては、SP武川製シリンダー&ピストン、5速ミッションで対応している。

カスタムの難易度が高いモトラを、モトラたる個性を忘れずにワイド&ローなスタイルへ変身させたSAYさんの1台。まさに“アーバンタフなSUV”と呼びたくなる仕上がりだ。

ディテールチェック

オイルクーラーはSP武川製。エンジンはモンキーのAB27に換装されており、50ccのままシリンダーやピストン、5速ミッション、強化クラッチなど、SP武川製でチューニングしている。キャブレターはヨシムラ製のTM-MJN24。
マフラーはヨシムラ製を装着し、カスタム感をアップ。スイングアームはKEP SPEEDのモンキー用120mmロングを使用している。

撮影したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.13」
■日時:2022年10月22日(土)
■開催地:鈴鹿ツインサーキット(三重県鈴鹿市)

日本全国からカスタムされた4MINIが大集結する一大イベント。人気パーツメーカーも多数出展しており、最新アイテムがズラリと並ぶのはもちろん、ドラッグや体験走行など、走行イベントも大人気だ。


【モトチャンプ】